アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

大施餓鬼会 おせがきえ

2009-08-02 00:00:00 | 日常生活
2009年8月2日(日) 雨

今日は、父ジェンギンスが住んでいる八王子のお寺で
『大施餓鬼会』の盛大な行事がありました。

八王子のお墓の土地を買ってからもう、30年もたちますが
30年経って、やっと父が入居しました。

だれも入っていないお墓でしたが
両親は、お寺の行事にはいつも参加して
寄付もしていました。

この大施餓鬼会も、両親が毎年参加していたのです。

父が昨年亡くなって
私が全て墓の管理することになりました。

昨年の大施餓鬼会は、母と姉が参加してくれました。
わたしはハワイでしたから・・

ことしは、私が一人で行ってきました。
母には、八王子は遠すぎます。


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朝10時半、家を出発。

何度も母から どこかに行くの? と聞かれ、、、
大施餓鬼会 だと言えば、しつこく
内容を話され、ああしろ、こうしろ、と先輩ぶりを
おおいに発揮され、もう聞き飽きた内容を
何回も聞かされます。

11時半、駅に到着。

スーパーで、造花を選んで買う。
夏だから、朝顔を2束。
帰りに義母の施設に寄るつもりだったので
義母にも2束。
そして、観葉植物も二鉢買った。 お墓に植えるのだ。
草餅とどら焼きも買って、お寺に急いだ。

12時お寺に到着

入り口で、ご供物とうちわを頂く。
客殿でおしのぎ(うどん)を頂く。




このうどんには期待していなかったのだけど
立派な一人前なので驚いた。
おまんじゅうとお新香と薬味も充実していた。
一人で頑張って食べた。
この何百人もの接待の中、お代わりをする人にはびっくりした。

12時15分、本堂へ。
母から、しつこくしつこく、本堂へ行かずに地下の部屋に行けば
クーラーが効いていて暑くない! と言われていたけど、
どんなに暑かろうが、私は目の前でお坊様達の読経を聞きたいし
目の前で法話を聞くのだ。

お隣に座った一人でいらしていた女性とお話できた。
この会に参加して3年目で、3年前までは母親が供養に来ていたけれど
その母が亡くなってしまったのだそうだ。

和尚様の話にもあったけれど
檀家のかたも世代交代の時期であり、
和尚様もあと2年たった70歳で
息子達に引き渡そうと考えていると言うことだった。

12時15分  外の萬霊供養塔にて諷経(水子・無縁 供養)

12時半    御詠歌奉詠 12人位で合唱 わたしも歌ってみたい

1時      法話 幻 一 師 『筆と墨で描く喜怒哀楽』
         
        この方が書いた本を頂いた。
        感動した。
        たくさん書きたいことがありすぎて書けません。

2時      山門大施餓鬼会 読経 回向
        24名のお坊様達の読経。


 
        規模の大きさにびっくりして目を見張って
        私は圧倒されていた。
        凄いと思った。
        
        あれもこれもすごかった。

この3時間の豪雨もひどかった。
夕立が数回やってきたのだ。

3時       お塔婆を受け取って墓参り。
         雨が降っているので、みんなパニック。

         少し待っていたら雨がやんだ。
ジェンギンスに
ハワイアンを聞かせて
甘い物をあげて
レモンティをあげて
ゴミをとって
墓石を研いて
朝顔を飾って
観葉植物を砂利に植えてみて


 
義母の施設に行く時間が無くなったので
義母にあげるはずだった朝顔をたくさん飾った。



私が墓参りに来たことをじいちゃんは
わかるのかなぁと、疑問に思いながら
じいちゃんが死んだことをつくづく感じた。


そして、今生きている母を思った。

二人が死んだら、それは悲しい事だ。
母には死んで欲しくないと思った。

一緒に暮らしていると
別れはつらいものです。

離れていると、それほどでもないんだよね。

夕方帰宅し

母に

「 ご苦労様 」 と言ってもらいました

母は、もうすぐ父の所へいくそうです。
来年は母も墓の中らしいです。

今のまま
どうか、100まで生きて下さい。
お願いです
でも、私より長生きしてはいけません。



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