お別れを感じた夫婦が
手を取り合うシーン。
最後を感じた母は、やっと過去を反省してる。
過去に、妻を目の前にしながら、妻を探していたジェンに向かって
「 もうあなたの妻は死にましたよ」って
いつもいじめていたんだ。
ジェンはいつも絶句して黙っちゃったんだ。
10月28日 日曜日
土曜に母のデイサービスの予定が入ってからは、土曜面会に行けなくなった母ですが、今日の日曜は
2週間ぶりに私と面会しました。
2週間前も発熱で拘束されて寝ていたのですが、
やっぱり今日もロビーには居ませんでした。
ロビーで座っているジェンギンスを
もう、見ることはできないのでしょうか。
母を連れての行動は時間がかかるので、間に合う時間に出てきたのに、
ジェンは、預けてあるおやつを食べている所でした。
面会した時は新鮮なおやつをあげたいと思ってるので、ちょっと残念。
ジェンの個室に
入ると、ジェンはチョコマドレーヌみたいなのを食べていて、服も床も
黒いぼろぼろでいっぱいでした。
どうやら、マドレーヌみたいなぼろぼろしたおやつは禁止しないといけないらしい。 こんなに食べ散らかしちゃって、
病院に申し訳ないです。
いっそいで、掃除しました。
ジェンはベッドに座っていましたが
拘束ベルトは装着したままでした。
このベルトを外すには、強力磁石で取るのですが、病室の上の方に置いてあったので、わたしが介護士さんの真似をして外してみたら、できました。
ベルトは、なんか、湿っぽい。
でもジェンの服は乾いている。
渇いちゃったらしい。
きっと、朝は濡れていたんじゃないかと思われる。
ベルトは、広範囲に湿っぽい。
ジェンは、病院から出されたお茶をごくごく飲んだ。
持参したアップルレモンティもごくごく飲んだ。
飲み過ぎるほど飲んだ。
美味しそうなプリンを
自分でスプーンで食べた。
大盛にして勢いよく食べている。
そして、喉が渇いている。
口の中がざらざらしていると訴えた。
荒れているらしい。
起きあがっているので、とても元気そうだった。
だから、母がとても喜んだ。
「 おとうさん、なおったね。
良かったね。 いい顔してるね」
あっちなでたり、こっちなでたりと
生きてる喜びを実感して、
過去に怒ったことを、やや反省したりもしてるのか、
「 お父さんの奥さんはここにいるから
安心してね 」
って、声をかけてるし。。。
体に薬を塗ったり
マッサージしているうちに
体がだるくなって
横にしてあげた。
その時、
激しく胸を痛がった。
うめくほど痛がった。
数秒苦しんで、体制整えて
落ち着いた。
私は、最近の具合悪さを
見てたから慣れてるけど
母は、初めて臨終かと思われるところを見たので、もうびっくりです。
とにかく、寝ると苦しいのです。
寝ると、臨終がやってきてしまうのです。
肺の音を聞く限り
肺は生きている。
痰がたくさんたまっている。
水分を沢山飲んだせいもあって
横にするのは苦しすぎる。
たしか、ジェンギンスは
食道から、逆流するとかいう病名が付いていたことを思い出す。
ねかせると、吐きそうな勢いで苦しむので、
とにかく、瀕死のジェンギンスを
もう一度、起こした。
背中をさすっていたら、
大きなげっぷをしたのだ。
ああ、赤ちゃんがミルクを飲んだ時
げっぷをさせないで横にすると
吐くのと同じだ。
これで落ち着いて、
ジェンは横になった。
胸は痛がったけれど
横になれた。
拘束ベルトに丁度、顔が近づいた時、ジェンが言った
「 プンプンする」
そうなのだ、拘束ベルトが湿っぽいのはやっぱりプンプンなのだ。
かわいそうなジェンギンス。
床に敷いてある雑巾のなかの一枚を濡らし、わたしは床を足で掃除した。
ジェンの痰がいっぱいです。
壁にもいっぱいですが
掃除しきれませんでした。
しかし、ジェンの色の付いた痰はが
こんなに長期にでるというのは
確実に病気でしょう!!
そして、発熱に衰弱に胸の痛み。
こうなったら、入院を希望したい。
いまも入院だけど
意味がちがいます。
いまは療養入院ですが
治療入院病棟に移って、専門医師の元で確実に治療を受けたいです。
さっきまで、元気だったジェンギンスが
昏睡状態もどきになって
母はびっくり。
ジェンが長くないことを悟った。
家に帰ってから
「 お父さんはもう長くない
来年の春ころダナ 」
っていうから、
「それは、随分先の長いことです」
と、笑いました。
あれだけ、苦しんで
もう長くないっていったら
普通、お迎えは近いもんでしょう・・・
今日は日曜のせいか、血圧とか
酸素を計りにこなかったなぁ
なんか、熱があるみたいに
ジェンの体は熱かった。
苦しみながら、指の爪が一箇所
引っかかっていたいというので、
爪を切ってあげたら
「 ありがとう、ありがとう」って
自然にお礼をいってくれるので
気持ちの良い人だった。
そろそろ
痰を吐く時間かとおもって
待っていたけど
今日はそんな時間に遭遇しなかった。
あまりにジェンが苦しむので
「 生きているのも楽じゃないね 」
と話しかけたら
「 楽じゃない、 楽じゃない 」って
言うし・・
本当につらそうで
こんなにまでして
生きなきゃいけないのかって
思った。
痛みがあったり、苦しかったりして
生きているのはつらいだろうなぁ
夕方5時半近くに
帰ることにした。
口の中に紅茶を入れてあげたら
美味しそうに飲んだ。
帰りがけ、
男の介護士さんに
ベルトが湿っぽいことと
胸の痛みが有ることを告げたら
「 看護婦の方に伝えておきます」って
言っていた。
母が悲観するから
落ち込んで
帰宅した。
治してあげたいなぁ。
手を取り合うシーン。
最後を感じた母は、やっと過去を反省してる。
過去に、妻を目の前にしながら、妻を探していたジェンに向かって
「 もうあなたの妻は死にましたよ」って
いつもいじめていたんだ。
ジェンはいつも絶句して黙っちゃったんだ。
10月28日 日曜日
土曜に母のデイサービスの予定が入ってからは、土曜面会に行けなくなった母ですが、今日の日曜は
2週間ぶりに私と面会しました。
2週間前も発熱で拘束されて寝ていたのですが、
やっぱり今日もロビーには居ませんでした。
ロビーで座っているジェンギンスを
もう、見ることはできないのでしょうか。
母を連れての行動は時間がかかるので、間に合う時間に出てきたのに、
ジェンは、預けてあるおやつを食べている所でした。
面会した時は新鮮なおやつをあげたいと思ってるので、ちょっと残念。
ジェンの個室に
入ると、ジェンはチョコマドレーヌみたいなのを食べていて、服も床も
黒いぼろぼろでいっぱいでした。
どうやら、マドレーヌみたいなぼろぼろしたおやつは禁止しないといけないらしい。 こんなに食べ散らかしちゃって、
病院に申し訳ないです。
いっそいで、掃除しました。
ジェンはベッドに座っていましたが
拘束ベルトは装着したままでした。
このベルトを外すには、強力磁石で取るのですが、病室の上の方に置いてあったので、わたしが介護士さんの真似をして外してみたら、できました。
ベルトは、なんか、湿っぽい。
でもジェンの服は乾いている。
渇いちゃったらしい。
きっと、朝は濡れていたんじゃないかと思われる。
ベルトは、広範囲に湿っぽい。
ジェンは、病院から出されたお茶をごくごく飲んだ。
持参したアップルレモンティもごくごく飲んだ。
飲み過ぎるほど飲んだ。
美味しそうなプリンを
自分でスプーンで食べた。
大盛にして勢いよく食べている。
そして、喉が渇いている。
口の中がざらざらしていると訴えた。
荒れているらしい。
起きあがっているので、とても元気そうだった。
だから、母がとても喜んだ。
「 おとうさん、なおったね。
良かったね。 いい顔してるね」
あっちなでたり、こっちなでたりと
生きてる喜びを実感して、
過去に怒ったことを、やや反省したりもしてるのか、
「 お父さんの奥さんはここにいるから
安心してね 」
って、声をかけてるし。。。
体に薬を塗ったり
マッサージしているうちに
体がだるくなって
横にしてあげた。
その時、
激しく胸を痛がった。
うめくほど痛がった。
数秒苦しんで、体制整えて
落ち着いた。
私は、最近の具合悪さを
見てたから慣れてるけど
母は、初めて臨終かと思われるところを見たので、もうびっくりです。
とにかく、寝ると苦しいのです。
寝ると、臨終がやってきてしまうのです。
肺の音を聞く限り
肺は生きている。
痰がたくさんたまっている。
水分を沢山飲んだせいもあって
横にするのは苦しすぎる。
たしか、ジェンギンスは
食道から、逆流するとかいう病名が付いていたことを思い出す。
ねかせると、吐きそうな勢いで苦しむので、
とにかく、瀕死のジェンギンスを
もう一度、起こした。
背中をさすっていたら、
大きなげっぷをしたのだ。
ああ、赤ちゃんがミルクを飲んだ時
げっぷをさせないで横にすると
吐くのと同じだ。
これで落ち着いて、
ジェンは横になった。
胸は痛がったけれど
横になれた。
拘束ベルトに丁度、顔が近づいた時、ジェンが言った
「 プンプンする」
そうなのだ、拘束ベルトが湿っぽいのはやっぱりプンプンなのだ。
かわいそうなジェンギンス。
床に敷いてある雑巾のなかの一枚を濡らし、わたしは床を足で掃除した。
ジェンの痰がいっぱいです。
壁にもいっぱいですが
掃除しきれませんでした。
しかし、ジェンの色の付いた痰はが
こんなに長期にでるというのは
確実に病気でしょう!!
そして、発熱に衰弱に胸の痛み。
こうなったら、入院を希望したい。
いまも入院だけど
意味がちがいます。
いまは療養入院ですが
治療入院病棟に移って、専門医師の元で確実に治療を受けたいです。
さっきまで、元気だったジェンギンスが
昏睡状態もどきになって
母はびっくり。
ジェンが長くないことを悟った。
家に帰ってから
「 お父さんはもう長くない
来年の春ころダナ 」
っていうから、
「それは、随分先の長いことです」
と、笑いました。
あれだけ、苦しんで
もう長くないっていったら
普通、お迎えは近いもんでしょう・・・
今日は日曜のせいか、血圧とか
酸素を計りにこなかったなぁ
なんか、熱があるみたいに
ジェンの体は熱かった。
苦しみながら、指の爪が一箇所
引っかかっていたいというので、
爪を切ってあげたら
「 ありがとう、ありがとう」って
自然にお礼をいってくれるので
気持ちの良い人だった。
そろそろ
痰を吐く時間かとおもって
待っていたけど
今日はそんな時間に遭遇しなかった。
あまりにジェンが苦しむので
「 生きているのも楽じゃないね 」
と話しかけたら
「 楽じゃない、 楽じゃない 」って
言うし・・
本当につらそうで
こんなにまでして
生きなきゃいけないのかって
思った。
痛みがあったり、苦しかったりして
生きているのはつらいだろうなぁ
夕方5時半近くに
帰ることにした。
口の中に紅茶を入れてあげたら
美味しそうに飲んだ。
帰りがけ、
男の介護士さんに
ベルトが湿っぽいことと
胸の痛みが有ることを告げたら
「 看護婦の方に伝えておきます」って
言っていた。
母が悲観するから
落ち込んで
帰宅した。
治してあげたいなぁ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます