アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

復活か!!

2007-12-01 01:32:04 | 介護
2007年12月1日 土曜日 食事をして5日

待望の土曜になって、午前中は掃除に洗濯と必死で、
家を1時に出るはずが、2時になってしまった。

病院にゆっくり到着し、病室にはいると
目を開けたジェンギンスが居た。
ベッドを起こしてあげて、足も下ろして座らせたら
背中も持たれず姿勢良く座ることができた。

顔色もよく、良い顔つきだった。
びっくりしたのは、お喋りで、とにかく
声がでるのだ。
このふたつき、声帯から声が出ずに
かすかな声しか聞こえなかったのに
喉からちゃんと声になってしゃべることができた。

ぜったいこれは、餓死からの生還だと思う。

間食の許可はまだもらっていないので
食べ物はあげず、紅茶だけ飲ませてみた。

食事で満足しているのか?
甘い紅茶もそう、よろこばず
飴も少し舐めるとテーブルに置いていた。

お腹が空いていなくて安心した。

そのうち、ケースワーカーのお姉さんが病室に
来てくれました。
とにかく、ジェンが餓死しそうだったので
ケースワーカーに泣きついたわけで、
すったもんだしたから
お世話を掛けたのです。

お姉さんは、午前中もジェンを見舞ってくれたそうで
午前はぐったりしていたと話してくれました。
わたしは、ひたすら食事が出た喜びを
述べるのです。

3階の療養病棟に洗濯物を取りに行ったら
介護士のお兄さんが出てきてくれて
「 具合はどうですか 」
「 食事を食べさせてくれるので、元気になりました。」
「 早く、ここに戻れると良いですね 」
「 2階では手を焼いているみたいです 」

そして、ジェンギンスの病室にいたら、
3階療養病棟の親切な介護士さんが来てくれて
預けていたお菓子を持ってきてくれました。

でも、ジェンは 禁差し入れ なので
皆さんにわけてあげてくださいってお返ししました。

2階と3階では、全く違う病棟であるし
働いている介護士さんたちも通じてはいないそうです。
治療病棟はすごく看護婦さんが忙しそうな話しとか
認知病棟はそうとう介護士さんたちがベテランであるとか
たくさん話しをしてお別れしました。

ジェンギンスは写真をみて指をさして話したり、
家に帰りたがったり、
チョコパンはだれだかしらないなぁと言ったり、
本当に回復したかのように元気でした。

安心しました。

面会した私もチョコパンも夜はそれぞれ用事があったので
夕方それぞれの街へクリダシマシタ。runsymbol6



チョコパンにいいこいいこするジェンギンス

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