アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

ショート2週間決定

2006-07-20 23:34:59 | 介護


7月27日から2週間私は出かけます。

それなのにジェンは、手足を骨折するし、熱は出るしでどうしたらいいか分かりませんでした。



二つの施設から入所可能の返事が来ていましたが、どちらも長所と短所があって

わたしは、ひどく悩みました。

結論の出ない悩みでした。



それが、今日解決しました。



第3の老健から入所可能と、今日になって電話を頂いたのです。

ベッドを開けてくださったそうです。



ここは三鷹の今まで長期旅行の時お願いしていた老健で、父が元気だった頃をよく知っている老健です。



☆ 痴呆専門フロアと痴呆専門スタッフ。

☆ 精神病と内科診療も対応できる。

☆ リハビリ施設もある

☆ スタッフがしんせつ

☆ 看護婦さんも一生懸命

☆ 廊下ベッドの見守り体制もある

☆ 重症認知も慣れている。

☆ 医者の診察が老健内で出来る。

☆ 点滴もしてくれます

☆ 迎えに来いといいません

☆ 母が一人で面会に行けます。

★ 差額ベッド代金は高いです。

  高くてもいいからとお願いしていたのです。



以前はここが遠いと思ったけど、近いもんです。

介護タクシーで車椅子のまま移動します。



今日は内科の薬を頂く日です。

母が行きました。

私は、先生にメモを書きました。



泌尿器の薬を中止したいといったら

中止して下さいました。

だって、もうパンツに自由に排尿しているので

おしっこ調節なんか、しなくていいのです。

おしっこをする事に苦しんでいないので、中止します。 バップフォでおしっこを止めなくていいです。



内科で出た薬



 ○  抗生剤   クラリッシド 1日2回

 ○  肝臓     ウルソ    2回

 ○  気管支拡張 スピロヘント 2回

 ○  痰きり    683      2回



整形外科で出た薬







 ○ オステラック200  2回

 ○ クラケー15    3回

 ○ バザロイン5   3回

 ○ セルベックッス50 3回

 ○ カルフィーナ1.01 3回

 ◎ ベゲタミンA 1回



大学病院から出てる薬



 ○ ムコダイン25 3回

 ○ ホクナリンテープ



。。。。

泌尿器の薬は3種類やめた。

スピロヘントとムコダインとバザロインと683と

同じような薬を全部飲むのか?

いちおう、ちゃんとムコダインを飲んでいることを

どの医者にも告げてあるんだけど、

全部のんで効果があるなら飲むよ。



すっかり良くなってきたジェンですが、今日は

痰が復活していたな~

点滴の効果が消えたんだろうか。

点滴をやめて数日たった。



弱い肺だな~~





今日、おおぼけのジェンに聞きました



「 おじさん、何処に住んでるの?」

「 幡ヶ谷本村2丁目・・・ 」・・50年くらい前の呼び名を言って、ちゃんと正確に言えます。



「 おじさんの電話番号おしえてよ」

「 37・・・」 ちゃんといえました。

ただ、何年かまえから、市外番号の前に ③をつけるようになったので、その③が抜けています。



ゆうべ夜中に叫んだそうです



「 まくどううぇーる まくどううぇーる!

 おしっこ!! マクド~」

マクドウウェルを呼んでにおしっこが出ることを

訴えていたそうです。

母が、パンツにするように説得したそうです。



だんだん、精神薬の効き目が薄くなってきた。

でも、ベゲタミンは精神異常症状が出なくていいな。 こんやは、素直にパンツを替えさせてくれた。 薬のおかげかな~



薬が効いているのかいないのか

分かりません。



それに、訪問診察もそろそろ

終わってもいいと思うのですが

先生が毎日いらっしゃってくださいまして、

両親に注射をしてお帰りです。

医療費もかさみまして、

それはそれはビックリしましたよ。

それはそれはびっくりですが

動けないジェンがお世話になったときは

たいそうにたいそうに助かりまして、

毎日毎日先生がきてくださいまして、

今日も明日もあさっても来てくださいまして、

お支払いがたいへんでございまして


テレビに話しかけているジェン。


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いつ死ぬんだろうって思う

2006-07-19 23:31:54 | 介護
昨夜は、おむつ替えをしないで寝たのでジェンは早く就寝。 12時か1時かには寝た。



薬のお陰なのか、排尿意識が無くなったので寝ているせいなのか、とにかく夜中に起きなくなって、たいそう楽な夜になっています。



熱もなく、セキもたんも少なくなり、あとは、前みたいにチャンと歩ければ元に戻ります。

ギブスの手の中も、はたして痛みが取れているのか心配です。



けさは、私が忙しかったので、朝9時におむつを取り替えてしまいました。

顔は死んだように寝ているのに、手は抵抗します。

だから、紐で短く手を縛って、おむつを替えました。

夜よりは抵抗が少なくて、寝ている間に取り替えるのも、一つの工夫だと分かってきました。



手に自由がないので

( あれ? )と寝ているのに、声を出していました。

本当に、口を開けて、寝息をたてて寝ているんです。



寝ている間に、女医さんが往診。



1時頃起床。



うどんを食べているところへ、

リハビリの先生到着。

先生は食事を待っていてくれました。



母のマッサージが終わって

ジェンを外へ連れ出す時間です。

母のマッサージ中に、靴下履かせて、

畳のへやで靴も履かせてしまいました。 準備万端です。



いざ、立たせようとしたら、介護拒否です。

『 オヤジはそんなことはゆすさない。

  立たないよ。

  オヤジが言ってたんだ 』 

とにかく、拒否怒りが発生で、

そしたら、先生がジェンの方を揉んでくれました。

わたしは、そのかんに、

『 親切だね~おじいちゃん!

  ジェンサンもいい人だよね~

  みんなが、ジェンサンのことをいい人だって言ってるよ。

ジェンサンだけを信用してるって、みんながいってるよ ・・』

と言っていると、立ってくれました。



ふ~~ぅ でした。



15分くらい、歩いて帰宅です。

帰宅した時も、



『 おかえりなさ~い

  待ってたよ。

  こっちだよ~ 』 と

わたしの、でかくはっきりした声がお出迎えです。

私の見かけとは違った、でかい声でじいさんに話しかけるので、先生達もびっくりのご様子です。



『 じぇんさんは、家族に囲まれて、世話をしてもらって、こんなに幸せなひとは、いないですよ 』と、先生に言われました。



本当だよ!!まったく!って思いました。 本当よ。



夜、私の仕事中に、仕事室に来たお姉さんが

『 お父さんの様子が変です、

 座ってるんですが、言うことがへんです、大丈夫でしょうか?

 わたし、誰だ?っていわれて、説明したんですけど、わかってもらえなくて、

大丈夫でしょうか 』



ジェンギンスは、

誰かが玄関から入ってきたので

むかしみたいに、戸をあけて、

『 誰? 何? なんか用? 』って

聞いたんです。



私がいそいで下に行ったら、

丁度、スーザンが帰宅。

あんなに、夕飯の支度はしてるあるのに、 刺身や佃煮を買ってきた。

ジェンを置いて出ていったのだ。



こまるよ~

ほんと、こまるよ~



おまけに、

私が仕事が終わって階段を下りてきたら、トイレ全開!!電気点き!



こまるよ~

ほんとに、

わたしはジェンギンスが病気であることを人に知らせずに仕事をしているので

変な人が、うろついていてはならないのです。

この病気を知らない人は、たいてい

気持ち悪がります。

嫌がります。

恐いと言う人もいるんです。



確実に母はジェンを介護出来なくなった。



夕飯のおかゆとおかずは、もりもりと

いっぱいジェンは食べていた。

ついでに、ベゲタミンAも飲ませた。

まあ、噛んで食べていた。

どんなに、にがくても飲み物拒否です。



夜9時半頃、母がトイレに連れて行きました。

ズボン拒否でしたが、多少無理におろして、パンツを破り取りました。

今日は、出ています。

パンツが重いです。



とうぶんして、トイレから出てきました。

何が出て、どう始末したのか、まいど不明です。



トイレドアの前で、厚手のパンツをはかせ、ズボンもはかせ、

ベッド誘導です。



うまく寝てくれましたが、

話しをずっとしています。

いつまで、つづいたことか・・・

わたしは、雨の中、メリーと散歩です。



早めに電気をけして、

両親は横になっています。



おむつ替えさえうまく行けば

楽だ。



脳みそ退化

言語退化

歩き退化

顔は死に顔



あと、1~2年は生きるかもしれないとおもって顔を見ているんだけれど、

もしかしたら、すぐに死ぬ運命かもしれない。



後、10日で死ぬ運命なら、大事にしてあげたい。

毎日が命日だと思うことが大事だな!!



毎日が命日  みるき~   



良い言葉だ!


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家で大事にされているんだ

2006-07-17 23:30:18 | 介護


今は17日祭日が終わった深夜3時半。



今日もこんな時間で、やることが山ほど残っている。

JCBのクレジットカードを3枚作るだけで一日がかりだったんだ。



夕べは結局私はうとうとしか寝ていない。

寝ていないのに眠れなかった。

そして今日もうとうとしたら、起きる時間だ。 わたしは2時間以上続けて眠ったことがないんだ。

だから、一人になりたい。

誰とも一緒に暮らしたくない。



ジェンは、夕べ4時ころに寝て、

今朝は起きれず、ケアマネージャが1時に訪問してくれた時は、顔色も良く、すやすやお休み中だった。



午後3時くらいに調子よく起床。

トイレのついでにシャワーを浴びてさっぱりし、いちにち座って過ごす。



そして、ベゲタミンを夜早めの8時に飲ませた。



夜11時、ベッドに入れた。

昨日の事があるので、おむつに手を入れて濡れ具合をみたら、していない!

渇いている。

ということは、3時のシャワーから一回も排尿排便無しです。



寝ている時 〈 何も見えない 〉とジェンは言うことがあります。



母が悲しい話しをしてくれました。



母の弟が30代で亡くなる時に、 『 真っ暗で何も見えないから姉ちゃん、そこの窓を開けてよ』 と言ったそうです。



もう、瞳孔が死に至っていたのでしょうか。 母の弟は死ぬまで正気で可愛そうだったそうです。 亡くなる直前は、おしっこが出なくて、目が見えなくなるんでしょうか。

それは、今の父です。

でも、ジェンは元気そうです。

元気じゃないのは母です。

母の姿が見えないと、私はトイレと風呂場をまず開けて倒れた母を捜します。

そんなときは、ドキドキします。

いつか、そんな光景が本当になるのです。 恐いです。



~~~~~~~~

ジェンは、ベゲタミンを飲んでも

眠くなりません。

ちょっと、行動が異常で、頻繁にものを触ります。 落ち着きがありません。

いじくりじいさんになります。

じいさんの前で御飯を食べることが出来ません。

手が伸びてきて、おかずに触るのです。

食べようとはしませんが、触るのです。



それで、おむつも濡れていないし、パットも入れてあるから、今夜は上下を縫いつけて、12時前に電気を消すことが出来ました。

目は開いていて、話しをしていましたが、

寝てくれたんじゃないかな~



朝のおむつと

夜のおむつは私の仕事となりました。



けっこう、一仕事です。



夜、湯飲みのお湯を畳に捨てたので

母がジェンを怒っていました。

夜、おしっこがしたいといって、靴を履いて玄関に出ていったので、

『 甘えさせないで!』と母にきつく言いました。 門の外で排尿する事も庭でする事も、絶対してはなりません。

門の外はガラス張りの素敵なアジア料理のお店で外国人のお客さんがたくさん来ているんです。

庭だって、私の仕事の人がたくさん訪問してくるんですから、陽があたったら臭いです。

力がなくて、思考判断が鈍くなった母は一人で介護ができなくなったのです。



でも、みたいのです。

でも、みれないのです。



薬を飲んだせいでしょうか、手当たり次第物をいじくって触ります。

寝かせると、布団をいじったり、襖をいじったり、戸を開けようとしたり、あしで

襖を触って、音をたてたり・・・




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ショート2週間の迷い

2006-07-16 23:24:31 | 介護
今日一日中迷っています。



28日から私が2週間出かけるので、その間の施設をどこにしたらいいんだろうかって。



★ 重度認知症専門の老健



重症の認知用の施設なので

きわめて安心です。



でも、遠いのです。

もしも、熱が出た時など、母は一人じゃ行けないのです。行けたとしても父を一人で連れてこれるかな~



介護タクシを調べています。

だいたい片道7000円くらいです。



精神病に関しては充分なケアが出来るというので、薬も試行錯誤して合う薬を使用してもくれるそうです。

薬の合わない父にとっては

もってこいの施設です。



半面、内科の診療が出来ないそうです。

熱が出たらこまるな~



今日、

お試しステイは来る必要がないので

27日から予約は出来ていますから

おいで下さい。。と丁寧な電話がありました。

希望によってと、体調によって判断し、そのまま老健入所ということでもかまわないと言ってくださいました。



ここは身につける物全てが、施設の衣料品と備品で、持参荷物は一つもありません。徹底しています。



重症フロアと軽症フロアに別れていて、重症の方は50円くらい高いのですが、スタッフがつきっきりになるみたいです。





★ 地元の新しくできたユニット式の特養



ここは随分前に私が予約を取りました。

私が見てきたうちでは、最高の設備です。 7人ずつのユニットなので目も行き届きます。



でも、痴呆フロアはありません。

トイレテレビ付きの広くて綺麗な個室です。



ジェンギンスは、徘徊をするでしょう。

廊下のキッチンのものをいじくるでしょう。

広いフロアなので、迷子になって、よそのお部屋に入るでしょう。

スタッフが阻止しても、暴力的になるでしょう。



ここなら、送り迎えの車を出してくれるので、送迎はとても楽です。

家から20分で到着するので、母が面会にもすぐに行けます。



一番良いのは、

今訪問でまいにち診察してくださる整形と内科の先生が、もしも具合が悪くなった時は往診してくださるというのです。

点滴や注射治療も万全です。

骨が折れようが、具合が悪くなろうが、OKなのです。



しかしだ、



肝心の痴呆はどうなんだろう。



ジェンの、徘徊、激怒、介護拒否、放尿、

これらに慣れているだろうか。

どのスタッフも経験半年くらいだから、

慣れていないよな~



~~~~~~~~~



まよって、まよって、結論が出ません。



ジェンは痴呆も悪いし、熱も出るし、骨も悪いので、どれを重要視するかは、判断出来ません。



~~~~~~~~~~

今日の夜。



ジェンはもうおむつに排尿していますが

夕方、立ち上がってトイレに行きたいと言っていました。



トイレ誘導しても、意味が分かりません。

トイレへ入れようとしても、拒否します。

そして、もう出そうだからといって、

強引に廊下にある戸をあけて、そこで

排尿したい様子です。



みんなで必死で止めて、

そのうち、おとなしくなりました。

出ちゃったんだと思いますが、本人は普通の顔です。



トイレに誘導するとき、私が素早くジェンが履いているパンツを脱げるように破いたもんだから、おしっこは、ズボンを濡らしました。



これを脱ぐ時が、拒否の拒否!

マクドに両手を持ってもらい、

ジェンが立ったまま私がズボンを下ろすのですが

必死の抵抗!

脱がせようとしても、大地から足を上げてくれないのです。

恥ずかしいことは、わかるが、

もう、恥ずかしく無いんだよな~

開き直って欲しいです。

こっちは、もう必死の大汗よ。



新しいパンツを履いてしまえば、もうすっかりご機嫌が治ります。



しかしだ、



この一日何回かある着替えにこんなに抵抗拒否暴力があるんじゃ、

普通の施設じゃ務まらんよ!!



やっぱり、



遠いけど、重度痴呆の施設がいちばんだろうか・・・・

病気になったら・・・・困るんだ。

手が痛いと言い出したら、困るんだ。。



~~~~~~~~~



特養の申込期日が迫っている。



特養は3つしかない。



① 骨折してしまった特養

② 今回ショートを予約している近代特養

③ 一番安い4人部屋の特養。。未見学



骨折の特養にお願いするはずだったけど辞めようと思う。



4人部屋の特養に見学にいかないと・・

近代的なユニット特養は痴呆の父にとってどうなんだろう。



未来はわかんない。

誰にも分からないと思う。



家で見てあげれるのが一番だ。

母さえ、丈夫ならそうするけど、

母の方が弱い。

むせて咳ばかりしているから、

母の方が肺炎になるよ。



ベゲタミンのお陰で

夜中に起きなくなって、これは最高の贈り物だった。

先生も、母の方が心配なので

この処方は母のためだと、今日言っていた。



良い先生だ。

情報提供書も、すぐに書いて持参してくださるそうだ。

任せて!といって下さるんだ。



先生にとって、うちの母は大事なのです、開業した時、大勢の患者さんをこの病院に紹介したのです。

丁度父がボケ始めた時で

母が先生にぐちってました。

あのころは、よかったな~






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ぼけている

2006-07-15 23:23:11 | 介護


今始まったことではないけれど、丁度この1年で

かなりの進行です。



昨年7月26日から16日間、老健に預けたとき

あるけず、喋れず、ぼけーとして

なんたる事かと思いました。

その状態は家に戻して回復できましたが、



そのあと、9月に預けたら高熱で救急車。



それ以来、

あさ起きれず、生活が狂いっぱなし。

トイレへ一人で通う事が出来なくなり

放尿開始。



そして、このひと月でこんなになりました。



★ すっかりトイレに行かなくなって

  パンツにしています

  昼間も夜もパンツに自然に出ています



★ ご飯もトイレも飲み物も薬も

  意味がわかりません



★ トイレと言う言葉も、トイレをみても

   何をするところかわかりません



★ 言葉が通じません

  言葉を聞き取れないみたいです



★ ひとりで、わから無い事を喋っています



★ オムツ替えだけは抵抗します。



★ 歌は歌います



★ 笑わそうとして冗談をいったり

  面白い動作をしますが、言葉をわすれて

  ジェスチャがおおくなりました



★ 家族は分かりませんが、チョコパンとマクドの名前 

 とメリーは時々出てきます。



★ 田舎の話はします



★ お辞儀をよくします



★ 攻撃、暴言はほとんど無くなりました



★ 負傷してからは、歩かなくなりました。

  立っても、つかれてすぐに座ります。



★ 夜間頻尿で熟睡できなかったのに

  熟睡しています。

 でも、寝つくのは午前0時をとっくに過ぎています



★ 口の中のゴミカスを畳に吐き出します。



★ 急須や茶碗の残り水を畳に空けます



★ 音には敏感で、眠っていても音がすると起きます。 私たちには聞こえない遠くの救急車の音が

聞こえます。(むかしから)



★ あんなに2階に上がってきたのに

  まったく上がろうとはしません

  戸締りもしなくなりました。

 

★ 散らかっているものの片付けはします。

  手が痛くて届かなくても、手を伸ばして片付けます。



★ 椅子のキャスターや床の金属の部分が気になって気になっていじります。



★ テレビに返事をしたり、話しかけています。

  テレビの人にむかって真剣に怒っています。



★ テレビ画面の字を読みます

★ 時計を読みます

★ 英語で話しかけると、ハローとかサンキューとか

  英語で答えます。





しかしだな、



認知症が見るからに進行しているのです。



食生活は6ヶ月児並みです。

オムツは2歳半っていう頃です。

もう、離乳食にするべきです。

あす、すりバチを100円ショップで買います。







介護型の入院病院に問い合わせたら

ベッドに空きがあるけれど

徘徊する場合は、お部屋的に無理があるそうです。

個室2万円、2人室1万円です。



重症認知を預かってくれる施設は

お試しステイをするように言われて

わたしが、これ以上仕事を休めず

断念。 いま、メールしました。

でも、入所で申し込みます。



まえから預かっていただいている三鷹の老健は

ベッドが空いていなくて待っています。



============



前置きが長くなりました



今夜ジェンギンスは

夜9時に精神薬のベゲタミンAを飲ませました。



でも、2時間たっても寝てくれません。



もう、夜中まで待つのは疲れたので

両手をヒモで片方ずつしばり、拘束して

オムツを取り替えました。



激しい抵抗でした。



知恵もあります。

手が縛られていると分かると、足で抵抗しますが

つぎには、手の紐がゆるむ方向に体全部を動かして移動し、オムツ部分にてを届かせたのです。

顔は寝ているのに、モウレツな力です。

指先も、膝も寝ているくせにすごくて、両膝に挟まれた私の手は血管が破ける勢いです。

隠して隠して隠します。

すごい力で隠します。

3分で終わるオムツ替えに1時間もかかります。

やっとのことで替えた後は、2本木綿糸で上下服を縫い合わせます。

ときに、放尿しますから。



~~~~~~~~~~



自分の不眠症の話を書いたけど

消すわ。

だんだん大げさになってきたから



孫のTシャツを着ています

背中は虎の絵です。


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アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

16年間アルツハイマーと戦った父ジェンギンスは2008年2月14日に亡くなりました。壮絶介護→施設入所→胆管癌による死。大切な父の最期の介護記録をここ残しました。 そして、夫を亡くした母は初期認知が進行中です。 年寄りと暮らす苦労を記録中。