↑ 2010/05/09 撮影
2011/07/08 撮影…自然教育園の小さなアサザ池
[ ミツガシワ科アサザ属の水生多年草 ]
日本では、
本州~九州、
日当たりのよい池や沼に自生します。
草丈は3~12cm。
長い根茎は泥の中に伸び、水底を横にも這います。
茎は太い糸状で成長します。
葉は卵形~円形で縁が波状になり、
基部が深く裂けています。
やや肉厚で表面は緑色、
裏面は紫褐色です。
花期は6~8月。
葉腋から花柄を水面に少し出し、
黄色の花を開きます。
花径は3~4cmで深く5裂し、
裂片の縁は細く糸状に裂けます。
早朝に開き、午後には閉じる3日花です。
古くは、日本書紀や古事記・万葉集にも
名が見られます。
若葉を食用としたので
花蓴菜(はなじゅんさい)とも言われ、
莕菜(あさざ)・荇菜(あさざ)とも書かれます。
名は、水の浅いところに咲くので
付いたそうです。
・ 準絶滅危惧 ・
大振りの甕に
メダカと一緒に育てています。
丈夫でよく増えます。
2011/07/08 撮影…自然教育園の小さなアサザ池