↑ 2010/05/22 撮影
2010/05/22 撮影
[ サクラソウ科サクラソウ属の多年草 ]
北海道南部~四国にかけ、
山麓の湿地などに自生します。
草丈は、40~80cm。
葉は根生し、
倒卵状長楕円形15~40cmで皺があり、
円頭または鈍頭、低い三角形の鋸歯を持ち、
表裏ともやわらかく無毛です。
表面は鮮緑色で裏面は淡緑色、中央脈は太い白色、
基部は赤みを帯びてしだいに細く
翼のある柄となります。
花期は、5~6月。
花茎の上部に径2~2.5cm、筒部の長い5中裂漏斗形の花を
輪生して2~5層に付けます。
花の色は、紅紫色を基本としますが、
白色や淡紅色など変異が多く、
自然にも白花種が時々あり
シロバナクリンソウと呼ばれます。
果実は、さく果でほぼ球形です。
九輪草は、日本の桜草の仲間で最大です。
名は、実際に九層になるわけではありませんが、
花が何層にも輪生することから
付いたそうです。
多年草ですが、
暑さに弱く保湿がむずかしいので、
今年もポット苗を買って
補充しました。
2010/05/16 撮影
2010/05/21 撮影
2010/05/22 撮影