↑ 2010/05/18 撮影
2010/11/27 撮影
[ ミカン科ミカン属の常緑低木 ]
東北地方以南を栽植の北限とし、
各地の日当たりのよい場所で広く栽培されます。
樹高は、1.5~3m。
葉は、やや短い柄に狭く目立たない翼があり、卵形で互生します。
花期は、5~6月。
葉脇に小さめの白い5弁花を付けます。
結実期(緑色の実果)は、9~10月
熟期(黄色の果実)は、11~12月。
柚子(本柚子)とは別種の近縁種で、
花にすぐれた香りのあるワイ性のカンキツです。
柚子に似ているので、
柚子の代わりに使われたり
柚子の名で販売されたりすることがあります。
小ぶりの実を多く付けますが、
果皮の香りは柚子に劣ります。
青いうちから、
果皮を吸い物の吸い口にしたり
果汁を焼き魚にかけたりします。
白い花は香りが高く
吸い口として使われます。
一才柚子( いっさいゆず )の名でも流通しています。
本柚子の枝には棘がありますが、
花柚にはありません。
中国渡来と言われますが
古くから日本にもあり、
原産地はよく解かりません。
ちょっと手を伸ばせば
いつでもお料理に使えて、
重宝しています。
香りのよい純白の花や豊かに熟した黄色い果実、
食べに来る目白など、
庭木としても楽しんでいます。
2015/12/06 撮影
< 2011 年 >
2011/09/03 撮影
2011/11/07 撮影
2011/11/21 撮影
2011/12/12 撮影
2012/04/07 撮影…最後の1つ
< 2010 年 >
2010/06/01 撮影
2010/07/02 撮影
2010/09/12 撮影
2010/11/27 撮影