↑ 2014/03/28 撮影
2014/03/28 撮影…花
[ キク科フキ属の多年草 ]
日本では、
北海道~沖縄にかけて、
山地や平野の道端などに自生します。
草丈は、60cm。
地下茎を伸ばして増えます。
葉は花後に根生し、多肉質の径1㎝、長さ60㎝ほどになる長い柄を持ち、
幅15~30㎝の腎円形で基部は深い心形、
質はうすく、灰白色の線毛が生えています。
雌雄異株です。
花期は、3~5月。
葉の出る前に根茎から花茎を出し、大形の鱗状苞を多数付け(蕗の薹)、
次第に花茎が伸びて、散房状に頭花を付けます。
雌株では花後長さ約30㎝になります。
雌株の頭花は径7~10㎜で糸状の白い小花からなり、
雄株の頭花は白黄色ですべて両性の筒状花、
ともに冠毛があります。
果実は、そう果で長さ約3.5㎜の円柱形です。
特有の芳香と苦味がある蕗の薹は、
お浸し・和え物・天ぷら・蕗味噌などにし、
細かく刻んで汁に散らします。
また民間薬として咳止め・去痰などにも利用します。
北海道・本州北部には、
フキの変種で全体が大形でフキノトウも大きいアキタブキ(秋田蕗)があり、
ふつう栽培されているのは、アキタブキの栽培品種です。
毎年10個ほど出る蕗の薹は、
何個かをお味噌汁に散らし、
あとは花を楽しんでいます。
天ぷらや煮物などには
買ってきた物を使って
春の苦みを賞味しています。
< 2011 年 >
2011/02/06 撮影…フキノトウ
2011/03/05 撮影
2011/03/15 撮影
2011/03/23 撮影
2011/03/27 撮影
2011/03/28 撮影
2011/04/02 撮影
2011/04/07 撮影
2011/04/10 撮影
2011/04/16 撮影
2011/04/22 撮影