しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

シモバシラ ( 霜柱 )‥‥‥「花と氷の結晶」

2011-10-19 |  10月 の花たち

                         ↑ 2011/10/10 撮影

2011/10/10 撮影

2011/01/07 撮影…氷の結晶(氷柱)

[ シソ科シモバシラ属 の多年草 ]

本州関東地方以西~九州にかけて、
山地の木陰に自生します。
草丈は40~70cm。
茎は四角形でややかたく、上部は枝分かれします。
葉は短い柄を持ち、長さ8~20㎝、幅3~3.5㎝の広披針形で先は尖り、
うすい洋紙質、縁には鋸歯があって、対生します。
表面の脈上に細毛があり、裏面には腺点があります。
花期は9~10月。
枝の上部の葉腋から総状花序を出し、
花穂の片側に白色の唇形花を多数つけます。
花冠は長さ約7㎜で、上唇は浅く2裂、下唇は3裂して中央の裂片はやや大きいです。
雄しべは4本です。先が2つに分かれた雌しべと共に花冠からとび出します。
萼は長さ約3㎜で等しく5裂します。
果実は、分果です。
冬になると茎は枯れますが、根は活動を続け地中の水分を吸い上げます。
枯れた茎の中に留まった水分が冷気で氷結し、茎が裂けて霜柱のような氷の結晶が現れます。
名は、冬枯れの茎に霜柱のような氷の結晶(氷柱)が出来ることから付いたそうです。
別名 : ユキヨセソウ(雪寄せ草)

日当たりに植えていますが、丈夫でよく増えす。
切らずにおいた枯れ茎に、
今年は1月7日と8日の2回、
朝日に輝く氷の花(氷の結晶)を見ました。
風のないきびしい冷え込みの朝でした。


2011/01/08 撮影…氷の結晶


2011/04/02 撮影

2011/04/19 撮影
2011/08/12 撮影

2011/08/14 撮影

2011/09/07 撮影

A株の花
2011/09/18 撮影
2011/09/19 撮影
2011/09/22 撮影
2011/09/23 撮影
2011/09/25 撮影
2011/09/26 撮影
2011/09/27 撮影

B株の花
2011/09/19 撮影
2011/09/23 撮影
2011/09/24 撮影
2011/09/25 撮影
2011/09/26 撮影
2011/09/27 撮影

2011/09/27 撮影
2011/10/17 撮影
2011/11/01 撮影




< 2010 年 >
2010/10/12 撮影
2010/10/13 撮影


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | ツリバナ ( 吊花 )  »
最新の画像もっと見る

 10月 の花たち」カテゴリの最新記事