↑ 2019/08/29 撮影
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2018/12/06 撮影…実
[ マツブサ科 サネカズラ属のつる性常緑木本 ]
本州東北地方南部~九州沖縄にかけて、
常緑樹林内や林縁に自生します。
樹高は、3~7m。
蔓は低木や小高木にからみます。
葉は、柄を持ち、長さ5~13㎝の長楕円形、
質は軟厚で表面に光沢があり、裏面は紫色を帯び、
縁には低い鋸歯がまばらにあり、互生します。
全縁の葉もしばしば見られます。
雌雄異株です。
花期は、8月。
葉腋から花柄を出し、先に径約1.5㎝の淡黄白色の垂れ下がった花を付けます。
花被片は9~15枚。
雄しべも雌しべも多数あって球状に集まります。
果実は、液果で径約5㎜の球形となります。
集合果は径約3㎝で垂れ下がり、秋になる赤く熟します。
庭木や生垣などに使われ、
茎の粘液は製紙用または鬢付油の材料になります。
名は、サネカズラは一説に古名のサナカズラの音転で、サナカズラは滑り葛(ナメリカズラ)の意味、
美男葛は茎の粘液を整髪料に用いたので付いたそうです。
別名 : ビナンカズラ(美男葛)、
花の少ない季節に、
光沢のある葉に
艶やかな赤い実が集まってぶら下がる姿は、
美しく目を引きます。
2019/08/25 撮影
2019/08/29 撮影
2019/08/31 撮影
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2019/09/03 撮影
2019/0921 撮影
2019/11/11 撮影
< 2018 年 >
2018/12/06 撮影…実
2018/12/22 撮影
〃…花托
2019/01/20 撮影
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