minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

台風を乗り越えて、プチツアー無事終了。

2024年09月02日 | 環境
私たち家族は「晴れTReS」と言われるくらい晴れることが多い。(1箇所を除いて。)

だから台風が来ていると聞いても前日までほとんど心配していなかった。
ただ、テレビをつけると、九州に上陸した台風がずっと長く居座ってしまって各地で被害が出ているとワイドショーやニュースが流れ、
ネットでも関西に台風が向かうかも。。。蒲郡で土砂崩れ。。。新幹線などがのきなみストップ。。。。。とネガティブな情報ばかり溢れていた。


「やはり明日、あさっては直撃するみたいだから中止にしようか。」

利樹と2人で悩み、初日の吉良町インテルサットの尾崎(たか)さんに電話をしてみることに。


「う〜ん、こっちは雨降っとらんのだわ〜。今も太陽見えとるし。。。ま、明日の朝9時に熱帯低気圧に変わっていたらやれると思うんだけどね。」

 「じゃ、ぎりぎり当日の朝まで待ちましょう。」

ツアーの準備をして、心配で眠れない夜を過ごしていたら、早朝に一通のメールが。
インテルサットでいつも素敵な写真をとってくれてるケンジくんからだ。

「おはようございます。現在のこちらの状況ですが、雨はそれほど強く降っていません。
時々強く降るくらいです。風もほとんどありません。。。。。。電車は止まっているところもあるようです。」

悩んでいることを知って、わざわざメールをくださったのだ。ありがたし。。。

そのまま起きて、昨日とあまり変化がない天気図をテレビと携帯の天気予報と照らし合わせながら、もう心の中では決定していた。

「プチツアー、決行します!」

ピアニストの田中信正くんと合流し、いざしゅっぱ〜〜〜つ!東京も朝は曇り空。九州の台風とは関係ないみたいだ。

御殿場のあたりで通行止めがあって、箱根の山を越えさせられましたが、それ以外は問題なし。
トラックも普通車もあまり通っていなくて快適。
静岡のへんでは富士山まで見えて、こりゃ、朝から縁起が良いわい。



途中の岡崎周辺で豪雨にあったりしたけれど、インテルサットに到着し、リハーサルを開始している頃には雨もすっかり止んで虹まで見えていたそう。。。すごいな。


インテルサット駐車場から、親戚のもっちが撮った写真。

一番心配だったのは、交通機関の閉鎖。

たかさんは
「きっと夕方6時くらいになったら通勤ラッシュの時間だから解除されると思うよ。」と言っていたとおりになって電車組も来れた!

ほとんどの方達が元気な姿で来てくださり、親戚も大集合しちゃったりで、感激で涙がでそうでした。




(姪っ子のMちゃんは妊娠中にも関わらず来てくれました。胎教にいいからねw。)


本当にお越しくださった皆様、ありがとうございました!


田中信正pくんとはもう長くお付き合いしていただいていましたが、関西に一緒に行くのは初めて。
のぶちゃんファンも駆けつけてくれて大盛り上がり。

アフターアワーもたかさんオリジナル手料理の数々で、12時過ぎまで盛り上がってしまった。。

インテルサット50周年、おめでとうございます!
いつまでも若々しいタカさん、元気でいてくださいね。また51周年にお会いしましょう。






翌日は奈良へ。台風が奈良に向かっている、との情報もあり、この日も心配をしながら「廣栄・こうえい堂」へ到着。ちょっと小雨がぱらつく程度。

響きがすばらしいこの空間でのぶちゃんと演奏できて、本当に幸せでした。



開演が4時だったので、到着してすぐに本番、という感じでしたが、たくさんのお客様たちがやはり雨にも負けず、お越しくださいました。

いや〜、本当に本当に感謝です。


「さちさん、よく決断しましたね。大正解!!」とピアノの調律師優子さんに褒めてもらっちゃった。

もちろん、アフターアワーズも、池田さんの奥様のおもてなし料理と柿の葉寿司は今回もちゃんと用意してくださっていました。嬉しいな〜。




この素晴らしい場所を導いてくれた今は亡き、大阪ワイルドバンチの庄内さんが聴きに来てくれてるな、と感じながらの演奏。
芳雄さんや崔洋一監督のことまで話が及び。。。

ただただ、演奏したかった、というだけなのですが、「ハレトレス」の力を信じて決行したこのツアー、なんとか皆様のおかげで無事に終了できました。

帰りに朝ご飯で立寄った奈良の道の駅の名前が「針TRS・ハリテラス」という名前でしたが、なにか。



田中くん、本当にいつも素晴らしい演奏をありがとう。



そして、たかさん、池田さん、台風なのに受け入れてくださってありがとうございました。

雨にも負けずお越しくださったお客様たち、みんなにハグしたかったな〜。ありがと〜〜〜〜!!

なによりも、音楽の神様とお天気の神様に感謝いたします。

写真提供:Kenji Watanabe
















白石かずこさんとの思い出 (後編)

2024年06月25日 | 環境
<Free Fightと白石かずこ>

私たちにとって、初めてのヨーロッパツアー。

ブッパタールに滞在し、ペーター・コヴァルトbassの家に遊びに行ったある日、ちょこんと座る東洋の魔女という感じで白石かずこ女史と初対面。

ペーターの紹介でご挨拶をし、しばらく滞在している間に、ブッパタールの大学で行った私たち(ハンスgとつの犬dr)の演奏を聴きに来てくださった。

日本に戻ると、最初のアルバム「Free Fight」を作成した私は、ライナーノーツを無謀にも白石さんにお願いしてみることに。。。

すると、白石さんは快く引き受けてくださったのだ。

以下は白石かずこさんによる、ファーストレコードのライナーノーツ。

こんな美しい文書を書いていただき、本当に感謝しかありません。

かずこさんのご冥福を心からお祈りいたします。





「早坂紗知の演奏をはじめてきいたのは、西ドイツのブッパタルという街である。
そこの日本人祭に現れた細い竹のような少女が超ミニのスカートで、いきなり、金属からでてくる音を驚くほど闘争的に、しかも知的ブリリアントな抒情をこめてふきだした。
そのとき、彼女の、しなやかな竹のような体も実は、この金属の西洋の楽器につぎ木されている、もう一つのインステュルメントなのだと思った。

この一体感は、ここちよい船のようにゆれ、会場には、いつのまにか鮮やかな大揺れの波がたち、その波にもぐって消えてはならないとばかり、
しっちゃきにドラムがたたかれるのがきこえ、ベースが彼女の恋人のようによりそった。

ハンス・ライヒェルのギターというか、ハンスの創造的インステュルメントがアンデルセンにでてくる靴職人のように、あるいは魔法の眼鏡をつくる時計職人のように、センサイ且つ乾いたゴキゴキのサウンドを秋波のように送った。が、これらの祝福に彼女はビクともしないばかりか、更に勢い込んでふきつづけた。
彼女の細い腕に意外な力があり、その肺活量の海で、いくつもの太平洋が往き来するのをみた。
彼女の音のノドの岬に、白い波が壁になって、ブワーっと押し寄せる快感がみえた。
実に気持ちよく、透明に、パワフルに且つ、ギンギンに彼女はふいていたのだ。

わたしは満足して、少女にみえる、このサウンドの女闘士、あるいはサウンド族の猛獣使い、座長に敬意の拍手をおくった。

こうして早坂紗知と知り合った。気がついたら、わたしは藤川芳明、翠川敬基たち、そろって二十才の頃を知っていて、
ナウ・アンサンブルをつくっていた彼らがすでに三十?才。
そのあとの世代に大きくブランクあり、そこに現れた次の世代を荷う才能とサウンズの波が早坂紗知で、しかも彼女は日本でも稀な女のジャズ・ミュジシャン。
しかも女のリーダーで、サックスという一番ダイナミックな肺を必要とする男性的楽器を使っている。
彼女は急激に、シンシアに、おとなしい次なる世代の男たち、ミュジシャンに活をいれ、今ここに発表するのだ、初のアルバムを。

そして、わたしはなるほどを沢山もった。

なにゆえの「FREE FIGHT」かを。

のりがいい。明るく、メロディカル、且つ乾いた抒情をもって、テンポのはやい「FREE FIGHT」また「The Thrilling Cornaer」に彼女の本領、知的、クリエイティブ・ロマンがでている。
セロニアス・モンクに捧げる「Yellow Monk」など、なかなかウィッティな作品だ。
彼女のクリヤーな才能が軽快に現れている。
才能とは本来、軽快なものである。
且つ、明度、透明感があり、クリヤーにかたちずけることができるかどーか、でみえる。

そういうものを軽く、こなし、充分もった上で、彼女は渾沌、カオスのダイナミズムを求めている。
フリーの勢いありあまって暴走しかねないワイルド・アンド・センシティブなメンバーの編成もなかなか、うまくいっている。

ベテランの本格派、大いなる才能の持ち主翠川敬基の登場もいいところに加わって、曲の奥行と不思議に加担している。
こうした「FREE FIGHT」のギンギンのしぶき、ファイティング・ジャズの中に、「La Pasionaria」スペイン民謡の名曲がはいるのも、このアルバムが、全部、同じラインでヒズメをならし、サウンズの雄たけびあげてる風でなく、ひとつ窓をあけ、ちがうサウンズの風景を運ぶことで、このアルバムに一種ノスタルジックな古典とつながる静謐な陰影を支えている。
この演奏は実に、うまく、美しくいっている、質の高い、深いロマンただよい。

A面の最後の「Monster's Teardrops」は奇妙な曲である。
作曲の永田利樹にこんな奇妙な才能があったのかと、あらためて思った。
非常に日本の僧侶的サウンズと雨かモンスターか知らないがTeardrops,その連続的水滴の打音がフシギを誘ってきいている。
そのあとのメロディ部分がロマンティックでいい。
早坂紗知のブリリアントな、カラフルなサウンズ、吉田哲治のトランペットのなく音、管楽器への愛、エモーションが生きていて、コラージュっぽいキライがなくもないが文句なく美しく魅力的だ。

B面の「Free Fight」は、このレコードの表題にもなっているだけに今更いうこともなく、文字通り、早坂紗知ナウの姿であり、意志なのだから。

チャーリー・ヘイデンの「Ellen David」、ピアノとのデュオで、この抒情を、創造できるかぎりのリリカルな幸福な美しさで、演奏しているのは、きいている方も幸福な瞑想にはいることができる。
早坂紗知の中に、潜むこのような内奥の、品位あるリリシズム、その透明な繊細な寡黙さが意外と彼女のしられざる顔なのかも知れない。
久保嶋直樹のピアノは、くせのない質のいい、素直な繊細さで、サイドからどの場面でも効果をあげている。

通しでA面B面ときいていくと、彼女の「Free Fight」は闘争的でアグレッシブであるよりロマンティックだ。
そこのところが、わたしが早坂紗知とこのアルバムを気に入り、その未来への可能性に大いに希望と期待をよせるところだ。
アグレッシブで暴力的サウンズのもつ無神経さを音楽と混同するおろかな足ぶみを、ここではしていない。

あくまでも明瞭な知性と、のびやかな才能によって彼女が指揮し、えらんだこれらの曲は、それぞれに異なる魅力の質を、エコーさせ、反射させ、きき終ったときに、ひとつの充実の円、球体の宇宙をつくっていることに気づく。

わたし個人としては、彼女自身が好きな作家だという先日、亡くなったアメリカの黒人作家ジェームズ・ボールドウィンの小説「もう一つの国」からとった題「Another Country」の作品にひっかかる。

この曲を最後にしたのはよい。この曲はきいたものを、ちょっと恋愛させてしまう、あるパッショネイトな複合した、美しいが、にがさもまじる余韻があり、味わいのある曲だ。
日本のフリーの、最も創造的前衛的なジャズ界に、女の金属の闘士として、早坂紗知のようなミュジシャンが現れ、前途ようようの船出の第一歩に、このような、輝かしいサウンズのオーケストラを連れての出発は、なんとも嬉しく、たのもしい予感にみちることか。

みちみちる、みちみちてほしい。

その未知の可能性と、このアルバムの快挙に乾杯を!

白石かずこ











226、奇跡の夜。

2024年03月01日 | 環境
怒涛の5日間がようやく終了。。。。心地よい疲れが残っております。

226。

38回目を迎えたバースデイライブ。
寒い中、お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。



可愛い看板に迎えられ、いつもの江古田Buddyに到着。リハーサルから打ち上げまでいつも快く会場を提供してくれて感謝しています。



そして、遠方から駆けつけてくださった、ゲストのお二人(小山彰太dr、内橋和久g)の素晴らしい演奏で盛り上げてくださいました。




「Baby Monster」で披露してくれたダクソフォン。まるで赤ちゃんの鳴き声みたい!とお客様もびっくり。


彰太さんのドラムは空間がいっぱいあって、しかも本当に音が美しいのです。


リハーサルでは色々心配事も多かったのですがw、いざ、蓋をあけたら、さすが、プロのジャズマン!
予想外の嬉しいハプニングだらけ。こういう場面がジャズの醍醐味なんだな〜。と演奏中に楽しくて楽しくてニヤニヤ。




82歳を迎えた洋輔さんも名曲、「クルディッシュダンス」で登場。
予定外のソロまでがんがん弾いてくださり、いや〜〜、すごいすごい。
私も洋輔さんにエネルギーをいただいて燃え上がりましたw。





いつもどっしり支えてくれる利樹のベース、日々成長するRIOのバリトンサックスにも脱帽。









本当に良きメンバー、良き家族に恵まれて幸せいっぱい、奇跡の一夜でした。

ありがとう、ありがとう。。。。






まだまだ来年も元気で頑張ります!!!!応援よろしくお願いします。

写真提供:高下徹氏、大隈孝之氏 (素敵な写真をいつもありがとうございます。)










226と229、めちゃくちゃ楽しみ〜。

2024年02月20日 | 環境
すっかりご無沙汰しております。
お正月もとっくに過ぎてしまいましたが、いよいよ226バースデイライブです。

おかげさまで前売りチケットは完売いたしました。気持ちよくお客様に聴いていただけるよう、客席を確保するために限定席で行っております。

若干当日券はでるそうなので、もしお時間があるかたは江古田Buddyにぜひお立ち寄りください。

山下洋輔さんも今年82歳。とてもお元気にご活躍されていますので、今年は洋輔さんのオリジナルをたくさん演奏させていただくつもりです。

ベルリンからは内橋和久gさん。日本はもちろん、世界でも活躍する素晴らしいギタープレイヤー。
そして、彼は私を初めてヨーロッパツアーに招聘してくださった今は亡きハンスライヒエルgの発明したダクソフォンを継承する唯一のアーティストでもあります。
226でもその音色、聴かせてくれることでしょう。

さらに、山下トリオの2代目ドラマー、小山彰太さんの参戦。
北海道へ移住されてから、ちょくちょく札幌のジェリコなどで共演していただいておりましたが、コロナでしばらく共演の機会もなく。。。
そんな中、昨年、新潟柏崎市で行われたイベントで高瀬アキトリオのゲストとして北海道からわざわざ駆けつけてくださり、素晴らしいドラミングを披露してくれた彰太さん。
あの時に「ぜひ、226にお呼びしたい!」と熱望し、夢が叶いました。

これで山下トリオのドラマー、全て呼んだことになりますw。(森山威男、フェローンアクラフ)

本当に楽しみで仕方ない。そして2度とない顔合わせです。ミュージシャン一同、お待ちしております。

さらに、4年に一度の原田芳雄メモリアルライブ。
前回はコロナのために前日に公演中止となる、悲しい出来事になりましたが、ようやく、今年はリベンジできます。
素晴らしいゲストたち、そして芳雄さんの歌声もたっぷりお楽しみいただけます。

こちらもほぼ完売だそうですが、楽しみ〜〜〜。恵比寿ガーデンプレイスでお会いしましょう!!








12/3 久原大河個展&ライブのお知らせ

2023年11月29日 | 環境
ユニークで懐かしいイラストでおなじみ、久原大河くんの個展、最終日にTReSで演奏させていただきます。

12/3(日) 人形町サンロゴカフェ  18:00start

私たちに関する彼の作品をここに紹介しておきます。(個展会場にはないものも多いかとw)

<CDジャケット編>


Black Out N004
「ぼくにジャケット全部やらせてください!」大河くんのこだわりの初作品です。
装丁から中身まで全てこだわって作ってくれた渾身の一作目で中袋までしかけがいっぱい。


Beat Beat Jazz Beat N004



minga N005


minga Palpitante! N008


226 30周年記念


226 feat.森山威男 N018


悠久の青 N019



<フライヤー編>

2/26のフライヤーもたくさん手掛けてくれました。



































<番外編>


TReSを描いてくれた初めての作品。
























12/3 久原大河個展&ライブのお知らせ

2023年11月29日 | 環境
ユニークで懐かしいイラストでおなじみ、久原大河くんの個展、最終日にTReSで演奏させていただきます。

12/3(日) 人形町サンロゴカフェ  18:00start  

みなさん、遊びにいらしてくださいね〜!!



ついでに
私たちに関する大河作品をここにいくつか紹介しておきます。(個展会場にはないものも多いかとw)

<CDジャケット編>


Black Out N004
「ぼくにジャケット全部やらせてください!」大河くんのこだわりの初作品です。
装丁から中身まで全てこだわって作ってくれた渾身の一作目で中袋までしかけがいっぱい。


Beat Beat Jazz Beat N004



minga N005


minga Palpitante! N008


226 30周年記念


226 feat.森山威男 N018


悠久の青 N019



<フライヤー編>

2/26のフライヤーもたくさん手掛けてくれました。



































<番外編>


TReSを描いてくれた初めての作品。
























旅の記憶 後編 ~淡路、そしてBaila TReS~

2023年08月09日 | 環境
四国から今度は淡路島へ。

ここで2日間滞在。
蒼開学園のビックバンドのクリニックをやって、翌日は彼らと共演。

コロナと少子化で昔初めて訪れた時よりも人数が半分くらい減っていて驚きました。
中学1年生から高校3年まで合わせて20名もいないなんて今までになかったことです。

昔からラテン音楽が得意なこのビックバンド、今回もラテンの曲、ジャズの曲と盛りだくさんの内容を披露してくれました。
もっともっと時間があれば教えたかったことはいっぱいあったけど、みんな一生懸命、そして楽しそうに演奏していたので
あまり口出ししないほうが正解かも。元気で楽しんで音楽やってくれればそれが一番ですね。

初めて行った時に出会ったベーシストのYuくん。顧問の先生のご子息で、今は東京の学校へ行き、さらにラテンバンドのジュニアで活躍中。
わざわざこの日も東京から忙しい中駆けつけてくれて、みんなの面倒も見て、一緒に演奏もしてくれました。ありがとう、Yuくん。これからが楽しみ。
また東京で会いましょう、と約束。



TReSの演奏を暑い中、生徒さんたちが熱心に聴き入ってくれてたのが印象に残っています。コンクール、がんばってね。




さあ、TReSのツアーはひと段落。
明日、明後日とBaila TReS/Dos Familias + だ!!!!久しぶりにみんなに会える、うれし〜。


名古屋 Jazz inn Lovely

Lovelyの店長森さんがご病気で突然スタッフ交代があった、との話を聞いていて心配しておりましたが、
やはりLovelyのスタッフはみなさん優秀。気持ち良いテキパキとした対応が本当にありがたいです。

ほとんどのお客様が常連の方達でしたが、久しぶりに集まったBaila TReS、海くんのドラムが入ったことで一段とパワーアップしました。

親子バトルも堪能できてお客様が大喜び。大興奮の中、終了。来年はまた2Daysでやりたいな〜。
森さん、一日も早い復活をお祈りしております。

(ばたばたで写真を撮る暇がありませんでした。。。汗)


大阪 ロイヤルホース

ここも常連の方達が海くん入りBaila TReSを聴きたい!とたくさん駆けつけてくださり、大感謝。
ノリもいいので、最終日ということもあって、私も最初から飛ばし気味。。。。
「かあちゃん、だいじょうぶ?」という視線を感じつつも調子にのって演奏。

最後まで今回は吹き切ることができました。メンバーが素晴らしかったのも頑張れた要因です。

本当にみなさま、ありがとうございました。ツアー先々でいろいろな方に支えられてなんとか無事終了いたしました。






photo by Junko Ono



まだ余韻冷めやらぬところですが、東京にもどって8/20(日)にこのメンバーで「大井町どんたく」でのステージがあります。
18時ごろの出演となります。

お時間があれば無料なので覗きにいらしてください。








参人組珍道中の巻。始まり始まり〜。

2023年04月20日 | 環境
ベルリンから高瀬アキが来日!
井野信義bassと高瀬さんのあ・うんの呼吸のDUOにお邪魔させていただきめちゃくちゃ緊張感と楽しさが増幅しております。

昨日の初日は新宿pit Innでした。満員御礼申し上げます。

特にミュージシャンたちが聴きに来てくれたのはとてもありがたいですね。林頼我drくん、売り出し中の可愛いサックス奏者ビリージーンちゃんとは初対面。彼らの刺激に少しでもなれたらこんな嬉しいことはないんですが。。。どうだったかなw? 
そして、ベテランの大野えりさんまで!あきさんとは●10年以来の再会だそうで。


photo by 横井一江


photo by 横井一江


それにしてもイントロのピアノソロが終わった途端、「ビ〜〜〜〜〜〜ン」とグランドピアノの太い線が井野さんの顔に飛んでくるというハプニング。

何事もなかったかのようにお二人は演奏を続けていました。さらに切れたピアノ線を使って演奏するという荒技も!!井野さん流石です。百戦錬磨の大先輩方と共演すると色々な勉強ができるな〜。


photo by 横井一江


さて、翌日からツアーということで、朝早起きし、越生の「山猫軒」へ。。。

思ったより道が混んでいたのもあり、到着したのが、演奏開始予定時刻。。。すでにお客様たちは待っていらっしゃいました。。。(汗)。





でも文句ひとつ言わず、暖かく迎えてくださり、お客さまの目の前で楽器を取り出し、衣装に着替え、一息つく間もないまま演奏に突入。



ウオーミングアップやサウンドチェックなしでステージにたったのはこのところなかったです(苦笑)。

それでも満員のお客様が熱心に聴いてくださり。さらにウグイスや鶏の鳴き声が演奏中に聞こえてきて良い感じの共演が!
パスコアールの音楽世界みたいでしたw。

生音の響きも素晴らしくて、ベースも生音。大変そうでしたが、お客様は音にも大満足だったようでなによりです。

素敵な空間、噂通りの場所でした。南さんとアキさんはほぼ同じ誕生日。まだまだ日本のジャズを盛り立てていただきたいです。




オーナーの南さんが撮った若き日の高柳さん!










山猫軒には一度は行くべし。


さて、明日はいよいよ新潟jazz Flashです。近距離で生音の迫力を楽しみに来てください。ジャズの真骨頂ですからね。

参人組の音楽もどんどん良くなっているので明日もすごいことになりそうです。明日はどんなハプニングが飛び出すやらw。

ぜひお聴き逃しなく!!!お待ちしております。






野球の話で恐縮ですが。〜ヤクルトを楽しく応援するために

2023年04月14日 | 環境
永田利樹bassが大のヤクルトスワローズファン。20代で彼と出会って阪神ファンだった私もすっかりヤクルトファンに代わって30年以上経つ。。。。
気がつけばRIOまでヤクルトファンになって夏のツアーには全国どこにでもヤクルトのユニフォームを着て行く恐れ知らず。
さらに野球に全く興味のなかったRIOの嫁まで「マクガフはやばい!」などと言い出す始末。。。。


今回のBaila TReS (3枚目)の「悠久の青」の中にもヤクルトスワローズに捧げた「ツバメ~Viva! Swallows!!」という曲を入れたことでも有名(?)ですが、一向にヤクルト球団からは「テーマ曲に使いたい」というオファーが来ません。これは一体どういうことでしょう。。。。良い曲なのに。


さて、私たちは年に1、2回くらいしか神宮球場へ応援に行くことができないのですが、DAZNのヤクルト観戦を毎晩録画し、夜中の12時くらいからその日の野球を観戦しています。
たとえ、デイゲームであっても、昼や夜は練習などに時間を費し、寝る前にリモコンでCMなど飛ばしながら観戦するのがほとんど。

ですから、「今日はヤクルト勝ちましたね」とか「今、●対●でヤクルトが負けてますよ。」などとライブ中に親切にも教えてくださるファンの方がいらっしゃいますが、本当は全く情報を知らずに夜中にビデオを鑑賞するのが楽しみなので、「お願いだから、教えるのはやめて!」と実は切に望んでおります。

WBCの時ですら、早朝見られるわけはなく、夜中になるまで情報を断つために、SNSやテレビなどを遮断し、近所のスーパーにも恐る恐る出かける始末。


そんな私がいつも球場に行って一緒に歌いたいな〜、と思いつつきちんと歌えなかった野球選手の応援歌をビデオ録画の試合を見ながら必死で採譜しました。だって、どこ探しても譜面はないんだも〜ん。
暇だな〜、わたし。

もし、わたしのような「選手たちの譜面がほしい」という人たちのために役に立てば。とここにアップいたします。

多少のミスはお許しください。それにしても青木選手の応援曲が一番好き。全員ではないのでそれもご了承ください。また時間があるときにでも残りを採譜します。

本当は球場でラッパ隊に混じってソプラノで吹きたいくらいです。だめかな〜。 

今年も突っ走ってくれ〜〜!!VIva! Swallows!!!






















「参人組」(高瀬アキp、井野信義b、早坂紗知sax)

2023年03月03日 | 環境
226と228のバースデイライブ余韻と心地よい疲れがまだ抜け切れておらず、腑抜け状態の私ですが4月のお知らせをちょっとだけさせていただきます。

ベルリン在住の高瀬アキpさんと共演させていただくようになったのは、コロナのちょっと前だったので、もう5、6年になるのかな。
途中、コロナで日本に来られない期間があり、昨年の8月にようやく再会。

しかも大好きな井野信義bさんが参加してくださり、3人で渋谷クラシックスで演奏し、たくさんの方達にお越しいただきました。

大学1年のときに初めてジャズを聴きに行ったのが新宿のタローという汚くて狭い階段を上がっていったライブハウス。
そこで演奏していたのが土岐英史グループで土岐、高瀬、井野、スティーブジャクソンdrというメンバー。エネルギッシュなJazzに初めて触れて大感動。

この時から私の運命は大きく変わりました。。。

それからPit Innにも土岐グループをちょくちょく聴きに行ったり、ドイツのフェスティバルでお会いしたりとずっと憧れの存在のアキさん。
当時は雲の上の人。怖くて気軽に話しかけることもできませんでした(苦笑)。

そんなアキさんからお声をかけていただき、DUOで始まり。。。。さらに井野さんの参加によって音楽の幅もどんどん広がって行った気がします。天国の土岐師匠が繋いでくださったのだろうと思うと感無量。

「3人でツアーしたいんだけど。」

とドイツと日本でリモート打ち合わせして決まったのがこのツアーです。

スケジュールは以下の通り。

4/19(水) 新宿Pit Inn

4/20(木) 埼玉 ギャラリィ&カフェ山猫軒

4/21(金)新潟 Jazz FLASH

4/22(土)柏崎 文化会館アルフォーレ





柏崎はあきさんがとてもお世話になった方が亡くなられて追悼コンサートになるそうで、詳細が新聞の記事に掲載されたので添付しておきます
このコンサートのみ小山彰太drさんも札幌から駆けつけて4人。さらに山下洋輔「八向山」、鈴木良雄&増尾好秋DUOと豪華な顔ぶれでチケットが発売開始されました。

各地でみなさまにお会いできるのを楽しみにしております。



山猫軒も初めてですが、とても楽しみな場所です。