minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

原田芳雄 東京ラフファイト@下北沢Garden

2019年06月17日 | ライブとミュージシャンたち
[原田芳雄 東京ラフファイト] の告知が解禁になりました。

メンバーがものすごい!楽しみですね〜。個人的にはポン太さんとは◯10年ぶりの共演となります。

すでに予約販売は始まっておりますので、お早めにどうぞ。

出演者
原田喧太(Gt,Vo)/内海利勝(Gt)/村上ポンタ秀一(Ds)/鮫島秀樹(Ba)/小島良喜(Pf)/早坂紗知(Sax)
ゲストボーカル
佐藤浩市(Vo)

2019年8月2日(金)

【会場】
下北沢GARDEN
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-4-5 mosia B1F
OPEN18:30/START19:00

【料金】
椅子席 全自由 adv. 6,000yen / door. 6,500yen
立見 全自由 adv. 4,000yen / door. 4,500yen
※入場時整理番号有り
※入場時、別途ドリンク代600円(1ドリンク分)必要

学割チケット\2,500 
(立見のみ 小学生以上、大学生、専門学校生まで、販売は当日のみとなります)
※当日の18:45より販売開始
※当日学生証の提示を必ずお願い致します。
※入場時、別途ドリンク代600円(1ドリンク分)必要
※一般チケット購入後のキャッシュバックは受け付けませんので予めご了承ください

※未就学児童入場不可
※おひとり様4枚まで


【チケット発売日】 6月15日(土)13:00~
【チケット発売プレイガイド】
*GARDEN店頭 13:00~21:00
*イープラス https://eplus.jp/sf/detail/2994440001-P0030001

【公演に関するお問い合わせ】
下北沢GARDEN
03-3410-3431


北海道ツアー報告vol.3

2019年06月16日 | 
ツアーもあと残り2本。ようやく昼間がなにもない時間ができたので、箭原さんから紹介していただいた漢方の先生のところに予約をとっていただいて行ってみることに。

ステロイドが全く効かないので、もうこうなったら漢方とか自然のもので試すほかはなく、藁をもすがる思いです。保険が効かないので1日3回3種類の漢方を処方され、一週間分で7500円もしましたが、どうか改善できますように。と祈るばかり。




夜は札幌ジェリコです。ここはいつも北大のジャズ研の若者たちが来てくれたり(今回は室蘭工業大学のジャズ研の男の子も!)、昔のサックス仲間や、札幌の友人も仕事があるなか、駆けつけてくれたりと本当にありがとうございました!!学生たちはみんなCDやリオの四菅獣のレコードを購入してくれる、熱心な人が多くて嬉しくなります。



音量を気にせず思う存分吹けたので楽しかった〜(苦笑)。札幌最後の夜、ジェリコの渋谷さんの美味しい打ち上げダイナミック料理を堪能することができ、大満足でした。






翌朝、お世話になったMizuhoさんに別れを告げ、いざ、函館へ!




なんだか、通りの先には海が見えるなんて、ハバナのようです・・・。


hanabiという古い蔵をおしゃれに改造したバーで昨年に引き続き2回目のライブ。美容室Simplyの池田くんがたくさんのお客様を集めてくれてここでも演奏できることになりました。本当に感謝。その池田くんを紹介してくれた「スケッチ・オブ・ミャーク」「縋りのカマリ」を撮った大西監督も来てくれ、会場は一曲目から「わ〜、すごい!」という悲鳴に近い歓声が。ノリノリで北海道ツアー最後の楽しい夜は更けていきました。
















リオのカタツムリパレードを「梅雨時になると落ち込む友人を励ますために書いた曲です。」と説明して演奏したときのこと。

男の人が話しかけてきました。

「CDください。実は今回、自分の友人とバイクで北海道を旅行する計画を立てていたんですが、出発当日に彼の息子が自殺をはかって、病院に運ばれたんです。とりあえず命はとりとめたようですが。そんなときに、さきほどのカタツムリパレードの話を聞いたので、その友人にこの曲を聴かせたいんです。CDは彼にプレゼントします。」

なんと美しい話でしょう。その息子さんもお父様もこのCDで元気がでればこんなに嬉しいことはありません。1日も早く元気になれますように。


いろいろとハプニングだらけでしたが、なんとか無事に東京へ戻ってこれました。北海道で出会ったみなさま、本当にありがとうございました。来年は9月に行きますのでよろしくお願いしま〜す。














北海道ツアー報告vol.2

2019年06月15日 | 
苫小牧から真夜中にもどりお風呂に入って寝たのが4時。翌朝は11時にはハッサムイオン。

日曜の昼間だけあっていつもここはいっぱいだ。「お、毎年来てるよ!」と声かけてくださる常連のジャズファンのおじさまなど、リハーサル(サウンドチェック)のときから並んで待っていてくれるのがありがたいです。小樽からスカイビュー(コーラスグループ)のおばさまたち、岩見沢からは吉田乃ノ子(sax奏者)ちゃんのお父様、そして、大学時代の音楽サークルの先輩ご夫妻が・・・。ありがとうございました〜〜!



ボーカルのMizuhoさんの透き通った、それでいて太くて芯のある声がイオンに響き渡りました。インストで初対面の板谷大さんと自分のオリジナル(Medusa)をやったら思わずいつも通りの音量に・・・・。板谷さんのダイナミックなピアノが炸裂!!イエ〜イ!

1セット目が終わってから「お店からクレームがきてしまったので、もう少し音量控えめにお願いします。」と言われてしまいました(しょぼん)。お客様は大喜びダッタンダケドナ・・・・w。

左から板谷大p Mizuho vocal


3時くらいにイオンをあとに、夜の会場「El Cid」へ向かう。ここはMizuhoさんと箭原顕さんが打ち上げで連れて行ってくださり、料理の美味しさ(特にパエリヤ)とスペイン語と日本語のごちゃまぜのシャンティが楽しくて大好きになったお店です。このお店の15周年パーティで演奏させていただくことに。

「タンゴのダンサーたちがくるのでタンゴも演奏してくださいね。」とシャンティに頼まれたので、久しぶりにピアソラいっぱい演奏してきました!最後の曲ではダンサーたちも踊ってくださって・・・。イギリス人、スペイン人、アメリカ人etc...たくさんの札幌を愛する、エルシッドのお料理やシャンティたちの暖かい人柄を愛する友人たちが集う楽しい会でした。参加させていただき、幸せです!!




そして翌日もお昼から当別町へ出発。



ちょっとハードな(朝までほとんど眠れないのでいつも寝るのが6時、7時頃になってしまうのです)状態が続いていたのか、結構体が悲鳴をあげ、手だけでなく顔にまでアトピーがでて・・・ひどい状態になりましたが、なんとか化粧でカバーして。

当別町スウェーデンヒルズの中にある素敵な杳杳荘という場所でのコンサート。2年前にも一度ここで演奏させていただきました。友人の操ちゃん、そしてお手伝いしてくださった女性たちに感謝しております。場所があまりに素晴らしいので、あっという間のライブでした。ヒルズのおじさま、おばさまたち、超元気!!!




ここにも駆けつけてくださった大学時代の音楽サークルの先輩、佐竹さん。ありがとうございました。嬉しかったな〜〜。

4時からコンサートだったので、7時には終わって・・・当別の温泉にゆっくり浸かってジンギスカンを食べて帰宅。ふ〜。





北海道ツアー報告vol.1

2019年06月15日 | 
東京を離れた翌日から梅雨入り。北海道は梅雨知らずの晴天にめぐまれた素晴らしいツアーでした。そして、帰りは大荒れになる寸前のフェリーで2時間以上も早く大洗に到着するという超幸運。この時期も欠航することってあるんだな〜。とにかく、お天気にはいつも恵まれています。ありがたや〜。

今回も本当にいろいろな場所で素敵な人たちと出会いました。なぜ、私たち(ミュージシャン)はこんなにツアーをするのでしょう?

ただの旅行とちがって、音楽というフィルターを通すと、世界中のいろいろな土地でいろいろな人たちの生活や人生を垣間見せていただくことが普通以上にできるのです。これが一番の宝物。ひとりひとり、それぞれに物語のある人生があります。それをまるで1冊づつ読んでいくように出会った人たちから知ることができたり、感じたり・・・お互いにそれで勇気をもらったり感動したり。こういうのが音楽旅の素晴らしいところなんだなあ、とつくづく思います。

ツアー初日、苫小牧でフェリーを降りてそのままいつも大好きな洞爺湖へ。

苫小牧から洞爺へ向かう道中に、いつも立ち寄る久保田農園があります。毎年9月の時期はこのお店の前に山盛りに積まれたトウモロコシの皮。今年はまだ6月なのでアスパラとトマトしかありませんでしたが、とりあえず、ここのおじさんとメリーちゃん(ヤギ)にご挨拶。

メリーちゃんも元気でした!

おじさんも元気!「来年はトウモロコシの時期に来ま〜〜す!」

さあ、いよいよ洞爺湖が!!!この風景を見るのが大好き。本当に美しい湖です。



あみだのつるさんが亡くなって、その知人でもあった「金沢屋」といううどん屋さんをやっているユミコさんが、いつもたくさんの人たちを巻き込んで主催してくださいます。今年でトレスがここで演奏させていただくのは3回目。もちろん、つるさんが架け橋。





いつもノリノリで聴いてくださる洞爺湖のみんな、本当にありがとう!洞爺湖をバックに刻々と変化する景色の前で演奏。聴いているひとたちもとっても気持ち良さそう。

イギリスからの高校生たちも昨年の演奏を覚えていてくれてまた来てくれました。フランス観光客まで連れてきてくれて。こういうのが嬉しいですね。今や洞爺湖は外国人観光客の人気スポットになっているようです。美しい場所は世界からも訪れるのです。というか、洞爺湖に住んでいる外人多し。いつまでもこの美しい村がそのままでありますように。

翌々日は苫小牧、ふたたび。

やはり苫小牧の広い道路を走ると、つるさんを思い出します。この町のいたるところにつるさんの思い出が・・・。

つるちゃんの跡を継いで、「私の青空」のももちゃんが毎年ここでも開催してくださっています。なんと、今回はソロツアー中の小山彰太drさんと共演!

ジェリコでなんどもご一緒させていただいていますが、苫小牧で実現できるなんて。生前、つるさんが「彰太さんとも札幌でやっているんでしょ?うちでもやってよ〜。」と懇願していたのですがなかなか実現できなくて・・・。つるちゃんも天国で喜んでいるんだろうな〜。

毎回思うことですが、小山さんは私たちのオリジナルに果敢に挑戦してくださいます。「おもしろいね〜。勉強になるね〜。」と前もって「早く音源と譜面を送ってね」とメールがきます。いくつになられてもあの音楽に対する真摯で謙虚な態度は見習わねば、と頭が下がる思いです。

今回のコンサートは彰太さんのおかげで、80人ほどの町民のみなさまがお越しくださって、大盛り上がりでした。

ステージにはあみだのステージに早変わり。なんと、おひねりまでいただくという嬉しいハプニングまで。当然、演奏にも熱がこもりますw。彰太さんのドラム、生音で共演してもぜんぜん煩くなくて、それでいて迫力があって・・・本当に素晴らしいドラマー。






終わってからはつるちゃん関係者が「私の青空」で待っていてくれ、当然のように打ち上げです。ももちゃんはせっせとジンギスカンを作ったりお酒の用意もばっちり。本当にありがとうございました!!!またここで彰太さんとやってほしい、との声がたくさんあがっていたので・・・。来年も実現しますように。



本当に洞爺湖、苫小牧のみなさま、つるさん、ありがとうございました。まだまだツアーは続きます。




















昨日は灰太郎バンド、そして明日から。

2019年06月04日 | ライブとミュージシャンたち
ドラムの角田健から誘っていただいて、昨日は華村灰太郎vocalバンドに参加してきました!めちゃくちゃ面白かったです。

バレルハウスで灰太郎さんが出演するのは初めてだったそうですが(!)、店主のソンちゃんともすっかり意気投合。

私もリハーサルから暖かい灰太郎さんへの愛情いっぱいのバンドと灰太郎さんの歌にすっかり楽しんで好き勝手に入らせていただきました。



灰太郎さんがギター(作詞作曲)、つの健dr、ファンキーでリーダー的存在感のベーシスト今福知己さん、チューバの高岡大輔というユニークな編成。高岡くんもつのけんもすっごく久しぶり〜〜〜。

曲も知らなければ、譜面すら無い。こういう潔いライブもいいですね。歌伴というよりも、フリーのインプロに歌が乗っかっている、と思いながら演奏することにしました。

だって、いきなり

「僕らのバンドでは最初にテキーラで乾杯してから演奏するんです。」って、お客さんの目の前でテキーラを「かんぱ〜〜い!」って・・・・すごすぎるw。

普段は私は演奏前には絶対に飲みませんが(昔、ビール一口飲んで演奏して倒れたことがあったので)、調子に乗って飲んでしまいました〜。ソンちゃんが作ったテキーラ(本当は違うものだったようですが)があまりに美味しかったから。倒れずに演奏できてよかった(汗)。

灰太郎さんの人柄もとっても魅力的で、そのせいなのか、女性ファンが結構来てくださってました。特に、渋さ知らズの頂きフェスから戻ったばかりのダンサーのさやかさん、タップダンサーのレオナちゃん、と濃いメンバーが客席にいて・・・。私は初対面でしたが、彼女たちともすっかり意気投合。結局彼女たちと朝まで飲んでしまった・・・・。バレルハウス、ありがとう。








本当に誘ってくれたつのけんには感謝。愉しい夜でした。またぜひ〜〜〜!!


そして、明日からはいよいよ北海道ツアーです。
まずは洞爺湖の「Cafe Lake Toya」です。どうぞよろしくお願いいたします。






好きな映画の傾向って。(日々雑感)

2019年06月01日 | 環境
「グリーンブック」を今更ですが、観てきました。

これを観て確信したことが・・・。

自分の好きな映画って、「ドキュメンタリー&ロードムービー&音楽」で満たされる映画なんだな。ってこと。

もちろん、ドキュメンタリーじゃなくてもトニー・ガトリフのジプシー映画「VENGO」「EXILS」は大好きだし、ロードムービーじゃなくても「ワイルド・アット・ハート」みたいなのが大好き。日本映画では「スケッチ・オブ・ミャーク」とかね。(あ、ハリウッド映画があまり好きではない、とバレバレだ〜(汗)。)

[ANVIL]もよかったな〜。これは3つの条件を兼ねてる。昨年観た映画では「ブエナビスタ・アディオス」がダントツで素晴らしかった。


ドキュメントがどれもこれも素晴らしいってことではないのです。構成の方法一つでものすごくつまらない映画になったりもします。ゲバラのドキュメンタリーとかは退屈なものがあったなあ。

前置きが長くなりましたが、「Green Book」はやはり最近観た中ではダントツでした。

ピアニスト役のMr.Aliは本当にピアノ弾きかな?と思って調べたら3ヶ月でショパンをマスターしたとか。凄すぎます。それにしても、パネくんとダブって仕方なかった(苦笑)。あの上品で凛とした佇まいと音楽に対する頑固さ。むむむ。

話題になったクイーンもまあそこそこよかったけれど、ピンとこなかった。なんでかな〜?あまりに完璧に作られすぎていたからかしらん。日本国中(世界中)が褒め称えていた映画だから・・ちょっとひねくれた性格なのかもしれません。

相方は私とは違ってアクションもの、バイオレンスものも大好き。刺激いっぱいのジェットコースタームービー(特にハリウッド)はこの年齢になると私はついていけないのです(汗)。そうだ、40すぎた頃からか、突然本物のジェットコースターに乗れなくなったっけ。若い頃大好きだったさかあがりも、さかだちもクイックターンも突然できなくなった・・・。

三半規管って年をとるとだめになるのでしょうか。それとも自分の運動能力があまりに無いのか・・・。悲しい。


しか〜〜〜し、年齢を重ねるごとに良くなることもあるのだから、そんなにクヨクヨしませんヨ!!


素敵な映画に出会えて幸せ。「ビル・エヴァンス」もまだ観れていないのですが・・・・。


こんな映画がありますよ、と良い映画があれば教えて欲しいです。