minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

蒼い空とレコレタ墓地

2012年05月31日 | 
こちらに来て1週間たち、ようやく初めての青空。月曜日。前日のウーゴのライブでくたくたになりつつも青空とあっては外出せねば!と朝からみんなでバスに乗って「エビータのお墓」があるレコレタ墓地に行くことになった。想像をはるかに越えたブエノスならではの風景の数々です。お楽しみください。















エビータのお墓をようやく発見。意外と普通の場所で普通の大きさだった。隣りのフランシスコさんのお墓のほうがおおきい・・・汗。








音楽の力には国境がない!

2012年05月29日 | ライブとミュージシャンたち
「El poder de la música no tiene fronteras!」とMartinがFaceBookで私の写真に書き加えた。「音楽の力には国境がない!」という意味。



スカ「Take5」演奏後、私たちTReSとウーゴ(ドラム)とパーカッショニストの5人だけがステージに残った。


SKAなら俺がドラム叩くぜ!とHugo Lobo

やはり1曲演奏して、と言われたら・・・DennisとやったMAUの曲「Simone's SKA」でしょう。ということで、いつものMAUよりゆったりめのSKAで、Hugoのドラムフィルから始まった。






私はこの曲をDennisと初めてスタジオ録音したとき、2本吹きで遊んだ。もともとシンプルなベースラインだけを与えられ、好き勝手に演奏していい、というレコーディングだったのだ。それをDennisがえらく気に入ってくれて、そのままテーマらしきテーマもないまま完成した曲。(前回の動画の曲です)

Naked MAUでも毎回演奏してきた。もちろんRioが入ってからはメロディをトシキが新たに作ってそれをRioに任せ、私は2本でずっとスカのバッキングをやっている。






イントロが始まって、いきなりベースがハウリングを起こしたが一瞬で消え、動揺が少し治まった。もう、やるっきゃない!

私が2本加えて吹いた途端、会場中がどよめき・・・・狂喜乱舞。裏から写真をとって下さっていた高野氏によると、楽屋にもどって休憩中のDancing Moodのメンバーたちもナンダ,ナンダ?って感じでゾロゾロとステージ脇にやってきて興味深々で見ていたそうだ。








最後はウーゴドラムとパーカッションのソロまで入って大成功。いや~、楽しかったな~~~。これで私たちの出番終了。もっと演奏したかった~~~。


ライブ終了後、ウーゴと。

ライブ終了後、楽屋に戻って来たミュージシャンたちがみんな私たちに敬意を払ってくれ、ハグの嵐。ありがと~~!!みんなあったかい良い奴ら。

エンジニアが再び挨拶に来てくれ「いやあ、本当に素晴らしかった!」と握手。トシキが「さっき、ハウリングさせちゃってすみません。自分のミスでした・・」と謝ると「ぜんぜん、大丈夫さ~。」と笑っていた。

ウーゴやウーゴの奥さんたちともお別れの挨拶をして、私たち一行は会場の出口を出ると、そこには帰らずに残っていた観客たちがちらほら。「デマチ」ってやつかw。

彼らが私たちを見た途端・・・・大きな拍手がわき上がった。「Maraviosa!!」と言いに来てくれるお兄ちゃんやお姉ちゃん。「今度はいつやるの?また聴きたい。」涙ちょちょぎれそうになったけど、ぐっとこらえて「GRACIAS!!」としか言えない。とほほ。

感激しながらみんなの顔を見回してみると・・・そこにはダニエルの姿が。

「あれ~~、ダニエル、聴きに来てくれたの~?」

1000人の観衆の中に混じって聴いていてくれたダニちゃん。「終わってからも会えないだろうな、って思っていたよ。でも会えてよかった。これからどこかで一杯やらない?」

クタクタ、ヘロヘロだったけど、とりあえず一緒に家まで帰ろう。高野さんたちと別れ、ダニエルと一緒にタクシーをひろおうとしていると

「もしよければ、一緒に写真撮ってもらえないかしら?」と可愛らしい女の子たちが・・・あ、さっき会場の一番前で孫に手をひかれて一緒になって踊っていた素敵なおばあちゃんもいる!!ということでみんなで記念撮影大会。



じゃあ、またね~~!と言いながらタクシーにダニエルと乗り込んだ。本当は一刻も早く戻って寝たかったけど、ダニエルが一緒にタクシーに乗って我が家まで来てくれることになったので、こうなったら朝までコースだw。

ダニエルも「素晴らしいライヴだったよ」と目がウルウル。そうか、私たちの演奏を聴くのは初めてなんだもんね。Rioの晴れ舞台を見に来てくれるなんて・・・。家で乾杯しながら、ダニちゃんが「Rioが1年RIO GALLEGOSで暮らした時のこと、走馬灯のように思い出しているよ。」

なんだかウルウルしっぱなしだ。本当にRioにとって留学は辛かったようだけど、こんな素敵なお兄ちゃんと出会えた事は最高に幸せな事だよ。こうやって1年後に再会できるなんて思ってもみなかったよね、と朝までマテを飲みながらカードゲーム(トゥルコ)。私だけ先に退散させてもらったけどw。

このあと6月末にはRioの第2の故郷、リオ・ガジェゴスで凱旋コンサートも待ち受けている。ダニエルは帰らないらしいけど、あちらの新聞にも掲載される事になり、パパから電話がかかってきてインタビューに応えていたRio。あ~あ、私もスペイン語、もう少し話せるようになりた~い。


総立ち1000人の観客の前で。

2012年05月29日 | ライブとミュージシャンたち
そう言えば、デニスが「俺がプロデュースしたアルゼンチンのバンドがヒットチャート1位になったんだぜ。」って自慢していた事があったけど、それがこのグループだったのか・・・・。「Dancing Mood」の人気の高さはこの観客の喜びようを見たら一目瞭然だった。



「Dancing Mood」はフロントがトロンボーン2人、トランペットはHugo、サックスがアルト&バリトンのRuben Mederson、テナーのSantiago de Francisco、フルート1、ハーモニカ1の7名。

そしてリズム隊はドラム1、パーカッション1、ギター1、ビヴラフォン1、シンセサイザー2、エレクトリックベース1。これに歌のお姉さんが2曲ほどゲストで登場。盛りだくさんだ!全部で15人!私ら入れて18人。ひゃ~~~w。

このシンセサイザーの2人は並んでンチャッンチャッとほとんどスカのリズムを刻んでいるのだが、なんで2人なんだろうw?スカでは当たり前のスタイル?



大変面白い編成のリズム隊はどこかで・・・ああ、渋さ知らズとスカパラを合わせたようなバンドなのか。人気もまさしく。


リハーサルが終了すると楽屋でいろいろな人たちが笑顔で話しかけて来てくれた。わからないけどw。その度にRioが上手く話してくれるのでわたしゃ横でニコニコ笑っているだけ。Graciasしか言えない。ドイツでもそうだったな~とこんなところでデジャブが。それでもここブエノスアイレスでは土産物屋とミュージシャンはたいてい英語ができるからきりかえてくれるので有り難い(ってそれほど英語が得意な訳じゃないけど)。

一人の男性が「日本から?」と話しかけて来て、ミュージシャンかと思って話していたのだが、なんとPAのエンジニア。あとで分かるのだけど、もの凄くエンジニアも腕がよくて、仕事のできる男だった。10年くらい前に日本人の女の子3人のロックグループがブエノスアイレスでツアーをしたときにPAを担当したこともあって日本人が懐かしかったのかとても親切だった。名前聞いておけばよかったな~。

リハーサルが終わってほっとしたら、お腹がめちゃくちゃすいているのに気がついた。Defensaの祭りで入ったレストランでは男たちが豪快ハンバーガーを食べるのを見ながら、プリンを食べただけだった・・・・。そう思っていたら、高野ご夫妻が「じゃ、このあたりで食べられるものを買って来てあげますよ。」と近くのレストランでチョリパンをさっと購入してきてくれた。チョリパン、食べてみたかったからチョ~ウレシイ。Masa、高野さん,本当にありがとうございま~す(涙)。

9時半にウーゴのお父さん率いるフォルクローレバンドが始まった。こちらでは演奏時間は1時間くらい遅れるのは当たり前のようだが、今日は1000人のスタンディングの観客たちが暴動をおこしては大変からか(?)、比較的時間通りに始まったのでびっくり(とはいえ、30分押し)。


フォルクローレバンドも大所帯

Ruben Lobo (Hugoのお父さん)

4,5曲ほど演奏して、あっという間に終了。フォルクローレって、ああ、この曲もアルゼンチンの曲だったのか、と聞いた事のあるメロディが沢山。ほとんどが私の大好きな3拍子(6/8)のリズムで構成されているので、楽しかった。Rubenのドラムセットはパーカッショニストがよく使うようなフロアタムがフォルクローレ用の変則ドラム(ボンボっていうのかな?)。

会場も暖まってきたところで、さあ「Dancing Mood」の出番だ!1曲目のスカから黄色い歓声が飛び、みんな飛んだり跳ねたり揺れたりと大騒ぎだ。今日本やアメリカで問題となっている「ダンス禁止条例」のようなものがブエノスアイレスでも前からあるようなのだが、今日は解禁なのか???



曲はなじみのあるジャズなどをスカでやっていたが、チャック・マンジョーネの「Feel so good」まで!!80年代クロスオーバージャズを通ってきた私たちにとって「きゃあ、この曲、懐かし~~~~!」と楽屋でMASAと盛り上がってしまった(年齢バレバレ)。


5曲ほど演奏があってから、私たちがステージに喚ばれた。大きな歓声とともにステージに降りて行く。ああ、この瞬間がたまりませんw。




Rioも堂々たるもの。あたしの19歳の時からは考えられない大きなステージデビューだ。もの凄く良い経験をしているなあ。こういう宝物のような経験を積んでプロとしてミュージシャンは自信ができていくのだから。



どうせ譜面見てもリズムが違っていたし、いいや、だいたい覚えちゃったから、と私は譜面なしでみんなの音を聴きながら[Take Five]のテーマを吹き出す。そのほうが観客の反応が見えて面白いしねw。



テーマが終わると一番にソロがやってきた。たった1コーラスのソロなのであっという間に終わってしまったが、興奮しすぎてリードがはずれていく、というアクシデント(汗)。次にRioのソロが無事終了。しっかりと後ろの音を聴きながら演奏していたから凄い(親ばか)。私の方が緊張してたのかしらん?そして最後はトシキのアップライトベースもソロがまわる。ウーゴはエンターテイナーとしてきちんと私たちをリスペクトしてくれているのが伝わってくる。



はっと目の前の観客たちを見るとみんながこちらにカメラを向けているw。いやはや、あっちもこっちも大興奮のおおはしゃぎ。


ジャズのコンサートで1000人以上のところで演奏したのはドイツのニュールンベルグ大聖堂のステージとピットインの何周年かの厚生年金以来か。小さなライブハウスで生音も楽しいが、こういう場面になると観客のエネルギーが半端でなく伝わってくるからこちらもアゲアゲ。

しかしオールスタンディングの1000人がウエーブになって、途中でなだれがおきそうになりながらもなんとか踊り続けているお客さんたち。客層も若者ばかりかと思いきや、私にウインクを送ってくれた年配のおじさん、孫と一緒に一番前で踊っている杖を持ったおばあさんまで幅広い年齢層!!!恐るべし、ブエノスアイレス。



スカ版Take Fiveが無事に終了すると、ミュージシャンたちはバックステージへ戻って行った。私たち[TReS]とパーカッショニスト、そしてウーゴがドラムで参加することに・・・。あんなに大勢だったステージに私たち、たった5人。このまま盛り上がってくれるかしらん???ワクワク、ドキドキのアドレナリンでまくり状態だ・・・やるっきゃない(さらに続く)。


Foto: Edgardo Andrés Kevorkian ,高野博昭氏


Viva Dancing Mood!! @Niceto Club

2012年05月28日 | ライブとミュージシャンたち
レゲエ界の重鎮Dennis Bovellの力を本当に感じる事のできたブエノスアイレスの旅。MAUとDennisが出会ったのは、新宿レゲエバー「OPEN」で毎月のように演奏していた頃、店主の工藤晴康氏が「Dennisが新しいミュージシャンを探しているから」という事で「MAU」を推薦してくださった。

Dennisはその時は東京スカパラダイスオーケストラのNewCDのプロデュースを頼まれて来日。成田到着と同時にいきなりレコーディングスタジオで会い、そのまま2日間に渡るご機嫌なセッションとなった。録音を終えてイギリスに戻ったDennisは自分の家のスタジオで、その音源に様々な音を加えて完成したCD、それが「Jazz Dub Dub Jazz」だ。PowerShovelより世界同時発売になった。これがその時のレコーディングセッションのプロモーションDVD。



この時私たちの演奏を絶賛してくれたDennisは

君たちの音楽は間違いなく世界中に受け入れられる。NY、イギリス、スペインそしてアルゼンチンにも行くべきさ。もし行く時はいくらでも友達を紹介するよ。

その言葉がまさか、3年後にこういう形で実現することになるなんて・・・。Dennis、そしてOPENの晴康さん、本当にありがとう!



ブエノスアイレス行きの1ヶ月ほど前にFaceBookでトシキがDennisに「アルゼンチンへ行くよ。」とメールしたところ「あのCDがとても好評だから君たちの事を紹介したい。」と先日のDJ、音楽プロデューサーのMartinとDancing Moon>というスカバンドを10年以上続けているトランぺッターのHugo Lobo(ウーゴ・ロボ)にコンタクトをとってくれた。

メールをやりとりすると、Martinは私たちを快く受け入れてくれて、ブエノス到着の翌日にはラジオ局出演が決定。なんだ?なんだ?と思っているうちに「5月は毎週日曜にNiceto というブエノスアイレスで一番大きなクラブに出演しているから、吹きに来て。」とHugoにも誘われた。どんな事になるのかさっぱりだけど、演奏する機会がもらえるだけで有り難い、とホイホイと約束する。


Dancing Moonはスカバンドで一番有名なグループ。たいていのレゲエ好きな奴らは知っている。日本のスカパラのようなもの。


日曜の9時からのショーで、7時半くらいにサウンドチェックがあるから来て下さい、と言われ、場所もわからないまま・・・・。ブエノスアイレス在住で、到着からずっとで私たちの世話をしてくださっている高野さんご夫妻がかろうじて場所はご存知だったので、一緒に着いて来てもらう事になった。若者がほとんどのオールスタンディングのクラブ、タンゴとジャズが大好きな彼らは「クラブミュージック」は初体験。

「さっちゃんたちのお蔭でクラブデビューしちゃったわ。」

とにかく大荷物のTReSと高野ご夫妻の一行はバスを乗り継いで、約束の「Niceto Club」に到着。入り口で警備員に挨拶すると楽屋まで連れて行ってくれた。


楽屋の冷蔵庫にはビール,水、コーラが常に補充されていた。


初めて会うミュージシャンたちばかりで誰がだれだかさっぱり。もちろん、リーダーのウーゴだってFBで挨拶をかわした程度(それも前日に)。何の曲を一緒に演奏するのか、アレンジはどんなのか、と不安は募るばかり。私たちが入る事を他のメンバーは知っているのか知らん,etc....

Martinにラジオ局で尋ねたときは「ジャズの曲をウーゴがスカでアレンジしているんだよ、だから譜面もちゃんとあるから大丈夫さ。」
え~?ジャズの曲???スタンダード?Rioはまだスタンダードは3,4曲しか演奏したことないし~~(汗)。

「ソロがまわってきても、知らない曲は吹けないよ。俺やだな~~~。」
「これも良い経験だから、とりあえず楽器持って乗り込もう!譜面もあるらしいから、行けばなんとかなるさ。」



広い楽屋に通されたが、まだウーゴが来ていない。そこへ一人、また一人とミュージシャンたちが。今日のライブは9時ごろにオープンして、9時半からウーゴのお父さんのバンド(お父さんは有名なフォルクローレのバティスタ(ドラマー)で歌う)が出演することになっていた。だから、どちらのバンドのミュージシャンなのかもよくわからないまま、みんなと握手してご挨拶。しかし一体何人のバンドなんだろ?

そのままステージでサウンドチェックが開始。ステージ上にある譜面をのぞくと・・・キャバレーとかダンスバンドでよくあるような、リフとコードだけが書いてある譜面。それほど綿密なアレンジは一切書いてないじゃん(涙)?


ウーゴも到着し、挨拶をかわす。

「今日はテイクファイブを一緒に演奏してもらうよ。でも4拍子でリズムはスカだから。」

えっ?Rioは「曲は知っているけど・・・」と不安そう。私もあの曲はあまり演奏した事がない。しかも4拍子?テイクファイブじゃないじゃんw。

どんなアレンジなんだろ~、と思っていたがいざリハーサルで喚ばれ、音を出すと譜面とは全く違うリズムだ。ウーゴのなまりあるビートにみんながきちんと合わせているのだ。長年やっているだけあるな~~~。と関心しているうちにテーマが終わり、いきなり私にソロがまわってきた。どこでソロをとるのかもわからないので少し焦ったが、次にRioに回ったときはすでに要領を得ていてRioのほうがきちんとソロをとっていたのにはびっくりw。そしてこのバンドの要のようなアルト(バリトンも吹く)奏者のめちゃめちゃ上手いおじさん(といっても、私より2つ下だったけど・・・汗)Ruben Mederson がRioの横について優しくアドバイスしてくれているのが有り難かった。


まるでお父さんのようにRioを優しく見守ってくれるRuben。


「俺のバリトンはヤナギサワなんだ。お前のバリトンは古いセルマーでめずらしいやつだね。」

などと、リハーサルでかなりRioと親しくなった様子。「今日は腰が痛いからあまりバリトンが吹けないんだ。」ああ、だから赤いビールケースのようなものにバリトンをのっけて吹いていたのか。腰を痛めてサックスを吹くのは本当に辛いことを私も知っているが、彼は本番ではバリバリ吹きまくっていた。アルゼンチン人の体力は半端じゃないぞw。

リハーサルが終了し、Hugoが「このあと、君たち3人で1曲演奏してくれない?」

ちゃんと私たちのコーナーを作ってくれていた。うれし~。やっぱりこの曲・・・

急遽「Simone's Ska」を演奏する事に(上記のCDの一曲目)。もともとDennisの娘が作ったベースラインに私が勝手にテーマもどきをのっけて(ダブルホーン)遊んだものだったが、今回のために「TReS」用に永田利樹がアレンジし直していた。

ともかくブエノスアイレスのレゲエ界でもこの曲は人気だったので、ラジオ局でもMartinが1曲目にこの音源をかけてくれた。

「ではドラムを一緒に入れてくれないかな?」と頼むと
「じゃあ、スカなら俺が叩くよ。」とHugoがドラムを叩く事に。Hugoもデニスのようにマルチプレーヤーなのか?


ドラマーになったHugo Lobo。

そのまま、私たちのコーナーは一度もリハーサルをせずにいきなり本番で演奏する事になってしまった。大丈夫なのか~~~~汗???と冷汗をかいているうちにお父さんのフォルクローレバンドが始まった。

楽屋口から会場をのぞくと、人,人,人・・・一体何人くらいの人なの?とMartinに聞くと「1000人以上は来てるね。」ひえ~~~!!


歌いながら叩きまくるお父さんのフォルクローレバンドもやはり大所帯だった・・・w。

さあ、次はいよいよDaning Moodの出番だ!!!どうなる?(つづく)




楽しいドミンゴ

2012年05月28日 | 
こちらに来てから時差ぼけのまま、まさしく怒濤の日々が続いている。アドレナリンが出まくっているので疲れはないからご安心を(こういうのはあとが怖いけどw)。

さて、初めての日曜日。夜のギグまで時間があるので、私たちの住むアパートの通り、Defensaでは毎週日曜には通りを通行止めにして軒並み屋台が並ぶお祭り状態。朝食後に私たちもぶらっと散歩へ出かける事に・・・。


いたるところに銅像になりきっているパントマイマーがいたけど、これはさすがに人形だったw。

いつも買い出しに行くDefensaのスーパーマーケット近くにあるDorrego広場は処狭しと骨董品店やアーティストたちでごった返していた。




スパニッシュギターDuoが始まった!このあと、アランフェスも。CDは3枚で100ペソ、思わず購入。



チョリソーがはさんだパン(チョリパン)。食べてみたいけど今はお腹へってない~(苦笑)。


自分で作ったアートを売るお兄ちゃん。


写真をとったら「モネ、モネ」と言われたからわからないふりして笑って過ごすw。

トップ写真のようにDefensa通りのお祭りはえんえんと続いていた。相当私たちも歩いて疲れ果てたので途中でひきかえすことに。


Martinが教えてくれたDefensa近くにある有名なカフェで昼食をとることに。クラシカルな、これぞブエノスアイレス!という雰囲気たっぷりのレストランだった。


<El Federal>


サンドイッチ、ホットドック、ハンバーガーが中心で、ハンバーガーをとりあえず2つとフランをオーダー。フランは昔なつかしのプディングでブエノスアイレスに来て一番のお気に入りのデザート。唯一食べきることができるw。




ハンバーガーの中の肉がパンの3倍は厚みがある。食べきれないよぉ。




汗をだーだーと流しながらかぶりつくトシキ。


はっと気がつくともう5時すぎだ。7時入りというので、これから帰って用意したら寝る暇もないじゃん。大急ぎで家にもどっていく事に。さあ、いよいよブエノスアイレスで一番大きなクラブでの演奏だ。何が起こるんだろう?行ってみるまでさっぱりわからないけど???(つづく)




「TReS」ブエノスアイレスデビューの巻

2012年05月27日 | ライブとミュージシャンたち
いよいよ本日は「TReS」がブエノスアイレスで初めての演奏だ!

興奮してあまり眠れなかった。みんなも同様で普段なら昼過ぎまで寝ているトシキも8時頃には起きだしてくる。これが普通と言えば普通なのだけど(苦笑)。

連日のこってりチーズ系食事に胃がおかしくなったRioに頼まれて朝から残りごはんでおじやを作る。持って行ったカツオ、昆布が役にたつ。お米ってこういう時に有り難いな~(涙)。

そして、近くにあるクリーニング店に立ち寄り、買い出しにトシキと2人で出かける。ここのクリーニング店はNYのコインランドリーより安くて、しかもきちんとたたんで袋に詰めて渡してくれるのでありがたい。「2時間でしあがるから3時には取りに来てね。」うわ~、なんと便利なんでしょう。


散歩がてらいつもと違う通りを散策していたら、違うスーパーマーケットを見つけた。小さい店なのに品揃えが今までの中で一番良くて肉屋,八百屋が別に入っている東洋人系のスーパー。主婦はこういうお店を見つけると小躍りしたくなるのダ。その前に入った薄暗いスーパーでは卵が割れて散乱していたというのに。なんでこうも違うのかしらん。



マヨネーズだけでもこんなにある!!


公園にはインディオ系の屋台が沢山でていて、思わずローストピーナッツのようなものを買ってしまうトシキ。


夕方からアパートでリハーサルを行う。昨日は窓を開けていたのをすっかり忘れて、5分ほど吹いていたら注意が入ったので、今日はしっかりと窓を閉め、苦情がでないように、ごくごくピアニッシモで。2時間ほど音を出したが何も言われずに済んだ。よかった~。

夜の10時、昨日のお洒落なBar 「Tres Quarts」でTご夫妻と待ち合わせ。車がないので、2台のタクシーで移動。ベースは助手席を倒して載せるために一人しか乗れない。という事で、私とRioは別のタクシー。本当にここに来てからずっと息子が話せる事で何から何まで助けてもらう事ばっかりだ。いや~、一年間留学させておいて本当によかったなァ。もう少し自立してくれ、とRioに言われているけど・・・汗。

それでも初めて乗ったタクシーが思わぬ方向へ行ったりするもんだから、懐疑的になって「ここでいいです」と降りた先は待ち合わせの場所の1ブロック手前だった(汗)。てくてくとサックスを担いでようやくお店にたどり着くと、入り口の看板の前でTご夫妻とトシキが待っていた。

「この看板見て~!」とTさんたちも喜んで下さっている。昨日の今日なのに、ちゃんと看板に書いてくれたのだ。オーナーのアリエル(ジョージクルーニーに似ているイケメン)は本当に楽しみにしてくれている様子。

11時過ぎて、そろそろ始める事に。私たちが好きな時に好きなだけ演奏していい、と言われていたので5曲づつ、2セット演奏させてもらった。1セット目の途中で遊びに来ていたイヴァンというトランぺッターも飛び入り参加してくれて、盛り上がった。イヴァンは36歳のトランぺッターでアリエルが喚んでくれていたのだ。




1セット目が終わって、お客様はもちろんのこと、一番喜んでいたのがオーナーのアリエルとイヴァン。

「もう最高だよ!」
「君たちと演奏していると本当に楽しい!!」


なんとイヴァンは私たちのCDを買ってくれた。プレゼントするよ、と言ってもきかずに。


さらにKPTMちゃんの友人でアーティストのMさんがご主人と聴きに来てくれて再会を果たした。KPTMが昔目黒で女たちばかりの芸術家を集めた個展をやったときに出会って以来だ。地球の裏側でまたお会いできるとは!!しかも私の好きなスーパーマーケットの近くに住んでいるそうな。ご近所じゃ~ん!!




2セットが終わって、アリエルは「食事もどんどんして、どんどん飲んでね。もう一回演奏したかったら何曲でも演奏していいんだよ。」と言って下さった。彼は心底音楽好きなのだ。

CDもTさんが演奏後にスペイン語で売り子を引き受けて下さったお蔭で、子連れの家族や老夫婦、若いカップルなど様々な層のお客様が買ってくれた!!初めてのギャラだ~~~w。

イヴァンの話によるとブエノスアイレスのミュージシャンたちも殆どライヴのギャラで生きて行けないそうだ。みんな副業があるのかもしれない。どこもかしこも同じ事だが。

次から次にいろいろな食事を出してくれて、ご機嫌のアリエスは

「じゃあ、次はいつにする?」
「わ~、またやらせてくれるの?」
「もちろんさ。いつでもいいよ。毎週土曜にやる?」

という事でこちらに滞在中の土曜の深夜は殆どここで演奏する事になりそうだw。帰りにCDを買ってくれた老夫婦にも「来週もやりますのでまた来て下さいね。」とRioがしっかりご挨拶。素晴らしい!!

イヴァンも「明日の『Dancing Mood』には絶対行くよ。」と約束して帰って行った。素敵な出会い、Tご夫妻に心から感謝。みんなで3時過ぎまで乾杯が続いた・・・。さあ、明日はいよいよクラブギグだ。どんなところなんだろ~。毎日がジェットコースターのようにめまぐるしい展開。興奮覚めやらず、前進あるのみ。



またまた急展開「TReSライブ」

2012年05月26日 | 
本日も曇天なり。晴れ女なのにな~。本当にこちらに来てから青空を見ていない。雨の多いヴッパタールを思い出すなあ。そう言えば犬の●ンチも多い所がそっくりかw。

5/25はアルゼンチンの独立宣言記念日だったようで祭日。本当の独立記念日は7月にあるようですが、Tさんによれば「独立宣言をしてから本当の独立までには2,3年かかっている」のだそう。

とはいえ、あまり街じゅうが騒いでいる感じもなく、大学がお休みになったダニエルがお昼に尋ねて来てくれて、私たちに食事を作ってくれた。ここのガスオーブンが使えない事が分かったので、Rioたちと買い出しに行き、ミラネサ(カツの薄いものがパン粉までついた形で売られている)を買って来てフライパンで軽く揚げ焼き。ポテトも丁寧に皮を剥いてからゆでてくれて、カツサンドを作ってみんなで昼食。


リオガジェゴスに住んでいたときは茶碗も洗わなかったらしいけど、こちらで一人暮らししているとみんな成長するんだな~。しかもトシキにいろいろとスペイン語を伝授。私にはいろいろな音楽を聞かせてくれたり・・・「今日だけで2000円以上の授業料払わないといけないなあ。」やはり習うより慣れろだ、でも私は全くしゃべれません(涙)。とにかく素敵な男の子、ダニエル。『また来週パレルモを案内してあげるね』と言って帰って行った。


こうしていると本当に兄弟のようだ。


仮眠をとる間もなく、夕方からTご夫妻の案内で海沿いに埋め立てられた高級住宅街地区に向かう。ちょうどお台場とか横浜みなとみらい、といった場所。ここのレストランの店長がTご夫妻の古い友人であったので、急遽私たちを紹介してくださる事になった。8時頃でまだお客様はいなかった。こういうお店はみんな10時過ぎにオープンするらしい。



「たまにここでDuoの演奏が入っている事があるから、TReSでやれるかも知れないの。」
「それではCDもってご挨拶に行かなくっちゃ!」

とっても素敵なレストランバーでTRES QUARTSと書いてあったのにはびっくり(トップ写真)。とってもハンサムなオーナーに紹介していただく。彼はこころよく「土曜とかが人が集まるから、好きに演奏していいよ。」とあっけなく承諾して下さった。もちろんTご夫妻を信用しての決断です。

「土曜?ってことは明日ですね?」
「明日でもいいですよ。では明日の10時くらいに。」

トントン拍子というのは本当にこの事で、とりあえず明日演奏できる事になった。もちろんお客様からチャージは一切とらずにCDの販売や演奏時間などはこちらの自由。食べ放題,飲み放題でいいですから、ということに。とりあえずやってみないと始まらない。

あまり静かな演奏を期待されていたら困るので(苦笑)、一応CDを渡すと・・・すぐにその場でかけてくれた。
「いいじゃない。僕はパーカッションが大好きで、少しカホーンやボンゴを叩くんだよ。」と言ってくれたので一安心。ま、今回は「TReS」ですけれど。

明日はちょっと静かめの曲から初めなくてはならないかしらん。しかもトシキは生ベースだし「母ちゃん、すぐ興奮してでかい音出すからなあ。ベースの音をかき消さないように気をつけてね。」とRioにまで言われる始末・・・ふん、わかっとるわい。



そして、10時くらいからピピの出演するThelonious Clubという有名なジャズクラブへ。

ピピはピアソラの孫で超売れっ子のドラマー。本田珠也君を彷彿とさせるしなやかで正確なタイム感。本日のバンドリーダーはシンセサイザーの人で、ラップトップの人とエレクトリックベースと4人。「本日はジャズの演奏ではありませんがよろしいですか?」とTさんが予約の電話を入れたら確認されたそうだが(苦笑)、ラップトップのお兄ちゃんの人気なのか、PiPiのいつものジャズバンドのときよりお客様が多く入っている、とTさんたちも驚いていた。


ロシアツアーから戻ったばかり、というピピは奥さんや娘も連れて来ていて(子供がこういう時間にライブハウスにいることはめずらしくないそうだ!)ずっとステージでお父さんの演奏を見たり踊ったりしていた。可愛いなあ。


手前の女の子がピアソラのひ孫。


心地よいビートで2セット目はステージのすぐ横の席だったけれど、私はトランス状態にw。Pipiにご挨拶してまたバスで帰宅。また今日も一日濃い濃いミッションをクリアしたのであります。やっぱり動くと何かが起きてくる。毎日が興奮する出来事が多過ぎて疲れているのに眠れない、困ったなあw。





初めてのラジオ出演

2012年05月25日 | 
夜の10時にMartinが私たちをピックアップしにやってきた。

Martin Cuetoはレゲエなどの音楽評論家、プロデューサー。昔、MAUが日本でDennis BovellとCDを作った事があったのだが、そのCDはブエノスアイレスでも評判がよく(UKダブの創始者、Dennisはブエノスでも神様に近い存在なのだ)もちろん私たちがブエノスアイレスに行くという知らせをDennisから聞いて快くGigを紹介してくれた。

到着の知らせを聞いたmartinがさっそく「自分のラジオショーがあるから、今晩そこに来ないか」と誘ってくれ、見学しに行くのかと思いきや・・・・

自家用車で私たち3人をピックアップ。初めて会うのにとっても優しく英語で話してくれて私にも理解できるのが有り難い(苦笑)。でも一体これから何が起こるんだろう?帰りはどうやって帰れば・・・と多少の不安も。それくらい車で遠くまで来てしまった。むむむ。

何が起こるのかさっぱり理解できないまま、マーティンとお店に到着。1階のバーでご挨拶をすませ、飲み物をオーダー。そのままこっち、こっちと2階へ上がると、ソファーに沢山の人たちがくつろいでいる。ちょっとしたサロン。さらに奥に通されたところが小さなスタジオになっていた。へー、こんなところがラジオ局になっているのか。ときょろきょろしつつも椅子を出されて3人が座る。

「いいの?放送中にここにいて???」と思っていたら、「今日は日本から来たジャズミュージシャンとDennisの話をここでしてね。」と言われ、そうか、私たちのCDなどをかけながらインタビューされるのか、とようやく理解した。




2時間の番組。Martinは次々にお気に入りのレゲエナンバーをかけまくり、Dennisとの「Simone's ska」はもちろんのこと、私たちのMinga[La Maravilla]からも3曲かけてもらった。その間、店の2階の壁に私たちの様子が大きく映し出されていた。ひえ~~~。


お店の壁

こちらはスタジオの中から。

放送が終わって、クエルボは朝までそのままDJをやっていたが、私たちは2階サロンで話しかけて来た若者たちと少しだけ交流。お酒も飲み放題。

彼の紹介で、今度の日曜はブエノスアイレスで人気が高い有名なスカバンド「Dancing Mood」に参加する事になっているのだが、一体どうなる????「リハーサルもないけど、大丈夫,大丈夫。」って言われてもw。

全く先の読めない展開にドキドキしつつ、トシキが酔っぱらいすぎて倒れる前に帰らなくちゃ、とRioが心配して、早々に帰る事にした(苦笑)がすでに2時を過ぎていた。それでもタクシーに乗らずに24番の深夜バスに乗って家の近くまでたどりついた(勘だけが頼り)。こうしていろいろなミッションをクリアしていく私たちでありました。


夜中は危険だからあまり出歩くなと言われていたけれど・・・汗。



ベースがやってきた!

2012年05月25日 | 環境
カミニートからもどって、結局外食はせずに昨日のスーパーマーケットに直行。昨日の市場は午前中だったからか肉屋と八百屋だけが開いていたのに、今日は肉屋はしまっていて、骨董品店が沢山オープンしていた。


人形店は怖すぎる(リアルな赤ちゃん人形!)。

初日に豪華なレストランに行ったきり、あとは毎日自炊。お米もパンも野菜もあるのでやっぱり家で食べるのが一番。そして食後はくたくたになって全員シエスタ。

夕方6時になってTご夫妻がベーシスト(名前を聞くのをすっかり忘れてしまった!)と来宅。Tさんたちの古い友人で、タンゴのベーシストである彼は今回利樹のために、自分のもう一台のウッドベースを快く貸してくださったのだ。Maravioso!!

しかも素晴らしい音色。さっそく御礼に一曲3人で演奏しミニコンサート。

持って来て下さったベーシストもジャズを少し演奏することもある、との事でさっそく一緒にFのブルースを共演。楽しい一時だった。やはりミュージシャンは演奏して活かされる。本当に有り難うございます!!



Feliz Cumple!!

2012年05月24日 | 
なんだかとっても面白い展開が・・・あまりに濃い一日だったので3つに分けて書くことに。インターネットも無事開通。

とりあえず、本日はRioの19回目のバースデイ。Feliz Cumple!!! そこで昼食を食べてから、サッカーで有名なBOCA地区にある「Caminito」へバスで行く事になった。お天気はずっと曇り・・・。

<ブエノスアイレスでのColectivo (乗り合いバス)の乗り方>

実はこのバス、初めてライブに行った日にTさんに案内してもらいながら乗ったのだが、乗り方がもの凄く難しい。しかし、タクシーを使う1/10の値段だからこれをマスターすればかなり経済的。Tご夫妻は一枚のカードにチャージまでして下さって「これを使ってください。」と貴重な日本米の差し入れと一緒に持って来て下さった。本当に感謝。



乗車の際に、チケットの距離を自己申告し(3段階に分かれている)、パスモのようなカードで支払う。路線によってナンバーで見分けて乗るのだが、手をあげないとストップしてくれない。バス停に名前もなく、もちろんバスの中でもアナウンスなどない。自分で2ブロックごとにあるバス停がどこの通りのものなのかを瞬時に判断し、降りたいところでブザーを押してバス停で降ろしてもらう仕組み。ひええ~~(涙)。

日本の親切さがどこまでいいのかわからないけど、バスの中でおばあちゃんたちに席を譲れとかまでのたまう日本と、な~~~んにも言わずに車間距離は全く空けず、笑いながら隣りのバスの運ちゃんと話しをしたかと思うと、びゅんびゅん飛ばす恐ろしいジェットコースターのようなバス(苦笑)。

初めて昨日乗ったときは、こんなの自分たちだけで乗るのは無理~~~。と思っていたのだが、Caminitoはちょうど家の前の路線バスで行けるという事なので、3人でバスに挑戦。ドキドキしながらも川が見えるあたりで運転手がめずらしく「カミニート!」と教えてくれたので難無く行けてしまった(拍子抜け)。


ラプラタ川

観光客を相手の客引きのドレッド兄ちゃんがいきなり「コンニチワ~」などといろいろな日本語で話しかけて来た。私たちが東京から来たとわかると「オー!トーキョースカパラ!」と熱烈なファンらしく興奮気味。「よく知ってるよ。私たちもミュージシャンだから」と言った途端、いきなり記念撮影を頼まれた。日曜に有名なスカバンドで演奏するよ、と教えてあげて、いざカミニート散策。カラフルな町並みを堪能。でもお天気のせいか、心なしか寂しく哀愁漂う風景だった。








ガウチョのお土産店





やたらに犬がいる。道路も気をつけて歩かないといけないw。


2時間ほど堪能して、バスで無事に戻る事ができた。29番のバスはもう制覇したなw。それにしても帰りのバスの中に「マラドーナそっくりおじさん」が乗っていたのには笑ってしまった。さすがBOCA地区だ。

昨日初めて乗ったときも真ん前に座っていた若いカップルが2台のiphoneの音楽をがんがんかけて、いきなりDJを始め出したのにはびっくりした。ヘッドホーンもなしに。音楽好きが多いのか誰も怒ったりしない。日本では考えられないけど。Viva Colectivo!!