minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

ジャズの街、岡崎

2017年11月27日 | 
昨年に引き続き、岡崎でTReS +2の無料ライブが行われました。



内田修先生の残してくださった「日本のジャズを盛り立てよう」という気質が岡崎、そして矢作には着々と根付いています。

本当に私たちも若い頃から彼らに支えられ、今があります。心から感謝しております。

お昼の1時からということで、元ちゃんと前乗りし、岡崎駅近くの居酒屋でカンパイ。そして、本番当日は眠い目をこすりつつ朝一番の新幹線でやってきた志宏くんと合流。

会場は素敵な響き。生音で十分いけそうでしたが、腕の良いデシベルのPAの方達がいらしたのでお任せ。



たっぷり1時間半のステージ。途中で1曲予定していた曲をやめるという自体に。お客様もドリンクなしでよく最後までつきあってくださいました。ジャズといいつつも、美しい響でクラシカルなコンサートでした(?)。

リオのオリジナルも2曲披露。ピアノもスタンウェイで志宏くんは「めちゃくちゃ弾きやすい!!」といつも以上にテンションMAXの演奏。元ちゃんも「ヨルバ3部作」を披露してくれて会場も盛り上がりました。





終わって出口へ向かうと、CDコーナーに長蛇の列。みんなNimbaを購入したかたがサインを待っていてくださいました。

「3枚も持ってるんですよ。」とか、北海道ツアーで知り合ったお店の方がきてくれたり、25年ぶりに会えた親戚の方、などなど嬉しい出会いもたくさんでした。



もちろん、終わってからは杉浦家恒例の打ち上げが!ひとみさん(杉浦家の奥様)が料理の先生というだけあって、一人で何十人分のパーティー用のご馳走を3日前から仕込んで待っていてくださいました。



本格的なトムヤムクン、おでん、もう全部食べきれないくらいの豊富な種類。野菜はもちろんここの手作り。ここに来るといつも「おもてなし」というのは本来こういうことをいうのだな、とわかります。自分にはとうてい真似できることではないのですが。

さらに新鮮な飛騨牛をいつも買って、調理もしてくださる柳さんが、今回は飛騨牛のお刺身を!!!



「機械を使わず、僕が切ったので少し厚めになっちゃいましたが」と言って出してくださったお肉はにんにく醤油で口にいれるとトロっ・・・。ああ、こんな上等なお肉、何枚でもいけちゃうじゃないの(さっきまでお腹いっぱいだったのに)。あっという間にお皿に乗っていたお肉は完食。そのあとも飛騨牛のステーキが次々に焼かれて・・。







一生に1度か2度しか味わえないような素晴らしいご馳走の数々、堪能させていただきました。ミュージシャンやっててよかった〜!



本当に本当にお世話になりました。また来年もどうぞよろしくお願いいたします。

TReS+2 の次回の演奏は 2018年 1月15日(月)六本木キーストンクラブ東京 です。ご予約お待ちしております。どうぞよろしく!!!

八戸、酒づくしの旅。後編

2017年11月18日 | 
田中くんと別れ、TReSのみのライブを八戸酒造のレンガホールで行うことに。雪こそ降っていませんが、ヒンヤリと冷たい空気の八戸でした。



八戸酒造さんは「男山」「八仙」などの名酒を造っている200年以上の歴史ある老舗の酒蔵。このレンガホールは美しくて素敵なホールだったけれど、レンガ自体はやはり100年以上の歴史をもつそうです。






サウンドチェック。気持ち良い響き!

入り口にある大きなくす玉のようなもの。いったい何?と思っていましたが、「杉玉」と言って酒蔵で新しい酒ができましたよ〜とお知らせの意味で、毎年新しく青々とした杉玉を造って飾るそう。知りませんでした〜。大きな蜂の巣かと思った私(汗)。






最初は少し静か目でクラシックコンサートのような雰囲気になっていたけれど、2ステージ目はほろ酔い気分のお客様たちもいい感じにノリノリになってきて、新曲2曲披露しましたが喜んでいただけたようです。

生音が心地よい空間は本当にありがたいことです。寒い中お越しくださったみなさま、本当にありがとうございました。

演奏後に、酒蔵見学をさせていただきました。 美人コーディネーターのWakakoさん、ありがとうございました。



 


今回はワインに始まり、日本酒、そしてイカスミや山芋という珍しい焼酎、と喘息が治った私にはとても嬉しいツアーとなりましたw。

もちろん、帰りには「八戸の海も見て行って〜」とReikoに言われていたので、海岸に立ち寄ると・・・・美しい東北の海が広がった松林。







日本海とも北海道、礼文島の海とも少し違う、冬支度の寂しい海が静かに広がっていました。まるで映画のロケのようで素敵でした。

八戸、本当に陽気で暖かい人たちがいっぱい。また、来年伺えるのを楽しみにしていま〜す。


そして、戻った本日のお昼はサムタイムです。TReSに田中信正p、渡辺庸介perというスペシャルメンバーですよ〜。お待ちしております。




八戸、酒づくしの旅。前編

2017年11月18日 | 環境
<酒と肴と音楽と。>

高速でひたすら走ること8時間。なので、当然、前日入りです。今年は大鹿村へ行けなかったので、紅葉も温泉も楽しめていませんでした。ですから、道中の紅葉の名残を愛でつつ・・・。

今年になって2回目の八戸。天気予報では初雪が降るらしい・・・とのことで、チェーンもない、ノーマルタイヤの私たちの車で大丈夫か、とおもいつつもえいやっと出発。

夜の8時にインターをおり、せっかくなので友人のオススメの温泉へ立ち寄ることに。





ぬるぬる、すべすべの気持ち良い「熊ノ沢温泉」でぽかぽかになって、「思ったより八戸、寒くないね〜」などと言いつつも湯冷めはしないよう気をつけながら本八戸駅前のホテルにへチェックイン。




今回はオトキタ 酒販(セプドール)の主催するボジョレーヌーボー解禁パーティに呼んでいただきました。



昨年から八戸でライブをさせていただくことになり、これも全て大学時代の友人Reikoのおかげなのですが、一緒に手伝ってくださる地元ベーシストの田中さんとタッグを組んで、昨年は50名、そして今年の6月は100名を越すお客様を集めてくれて・・・・本当に八戸のおかげで東北ツアーができることになりました。ありがたいですね。

そこでまた知り合ったのがオトキタさんで、「ぜひボジョレー解禁のパーティで演奏してほしい。」と昨年から熱望されて、今年ようやく実現できました。

当日の会場を見てびっくり。500人の大宴会場。ここで生音でやるのかw????とおもいつつ、ピアノとベースにだけはうっすらマイクを入れてもらいなんとかバランスをとりながら1時間たっぷり演奏。あとで聞いたところでは、アンコールがかかったのはこのパーティーを始めて以来のことだったようですw。



田中信正pくんとのminga3にワインがたらふく飲める、というだけで1日前乗りしたRIOもゲストに加えて最後は4人で演奏。まあ、500人が全て聞いていたわけではないですがw、あの状況の中でノーマイクで楽しく演奏できたのは奇跡的かもw???!



田中くん、ご苦労様でした〜。



そして、4人にもう一人の田中さんが、八戸のディープな飲屋街を案内してくださることになり、新幹線開通とともにできたこの飲屋街で14年もやっているというお店に入って・・・イカスミ焼酎、山芋焼酎、さらにホヤ、ホタテバター、イカさし、とおいしいものづくしの夜は更けていきました。







田中くんとは今日だけ。お疲れ様でした〜。明日はTReSで、八戸酒造さんで演奏。どんなところかな?

いざ、八戸。

2017年11月14日 | 
今年は2回目となる八戸へ出発します。

6月は志宏くんとのminga3でしたが、今回は

16日(木)八戸 アーバンホール 「ボジョレーヌーボーパーティ」
開場 18:30
出演/早坂紗知sax 永田利樹bass 田中信正p Special Guest RIOb.sax

17日(金)八戸酒造レンガホール 19;00start
出演/TReS


です。詳細はチラシをご覧ください。

ふたたび八戸のみなさまにお会いできるのを楽しみにしております。

どうぞよろしくお願いいたします。
もう鹿には出会いたくないけど、美味しいお酒が楽しみだああああ。


明日は狭山市「身近コンサート」

2017年11月11日 | ライブとミュージシャンたち
明日は狭山市「身近コンサート」です。

14:00スタートということで、早起きの不得意な3人が大丈夫か???という心配がありますが、みなさまもお時間にご注意くださいませ。

狭山市で紅葉はまだ見れるか知らん。

楽しみにしております。どうぞよろしくお願いしま〜す。


SF映画の音(SE)について。

2017年11月01日 | 映画、本、芝居関係
今日は1日ということで、映画の日。

まずは渋谷アップリンクで阪本順治監督の「エルネスト〜もうひとりのゲバラ」を鑑賞。

ゲバラ役の俳優は少し小太りであったこと、オダギリジョーの子供の頃の役が完全に日本人の顔からかけ離れた南米人だったこと、を除けばとても面白い映画だった。

なにしろ、オダギリジョーが日系ボリビア人という設定で、出演中に一度も日本語はでてこない。スペイン語をネイティブのように喋っているのには驚き。素晴らしい俳優さんだな〜。

彼が扮するエルネスト・メディコ(という名前をゲバラが命名する)が私の生まれた頃(1960年代)に実在していたことすら知らなかったけれど、ハバナの飛行場やら毎日通ったハバナ大学や大学の裏手にある病院に世話になり、フィデルの葬儀にも出席した私としてはなんとも懐かしいハバナの風景(きっとそのままロケで浸かっているのでしょうw)も満喫できた楽しい一時でありました。


昨年のフィデル(カストロ)の亡くなった翌日のハバナ大学の朝の風景。このあと、ここで大集会が始まる。


人気のゲバラの3ペソ札




きっと50年前も同じような風景だったと・・・。

「エルネスト」阪本順治監督


そして、次に池袋に戻って「ブレードランナー2049」を鑑賞。

大大だ〜〜〜い好きなブレードランナーの続編ということで、あまり期待せずに(得てしてがっかりすることが多いので)行ったのですが、3時間という長さをまったく感じさせない面白い映画に仕上がっていました。

普段それほどSFとかアクションものを見ないけれど、これは別。やはり映画館で見るべき映画だな。

前回の作品と比べることはできないけれど、これはこれでとても良い映画だと満足。ルトガーハウアーのような不思議で魅力的なレプリカントはいなかったけれど、いろいろと楽しめるストーリー。特撮技術もすごいことになっているんだな〜。と改めて関心。

でも、でも SF映画を見るたびに思うのですが、なんでこんなに音が大きいの?というか、うるさすぎる。アクションシーンの音までそんなに大きい音で驚かさないで!と声を大にして言いたい。

映画関係者のみなさま、どうなっているんでしょうか?毎回、この手の映画を見るたびに、耳栓を持ってくるんだった〜と後悔しながら耳をふさぎつつ鑑賞するのであります。誰もなんにも文句を言わないって、私だけがおかしいのでしょうか????

それ以外は十分楽しめる映画でした。いや〜、映画っていいですねw。