minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

化粧下手

2006年09月28日 | 家族の日常
 ひさびさの海外なのでテンパっております。たった3泊4日なのに、なんでこんなに荷物が多いんじゃあ?!しかも日本から2、3時間で行けるところなのに、何故か焦って詰め込んでしまう。普段は車の移動だから余計な荷物も多少無理したって平気、でもでも、今回は飛行機で重量制限もあるから、なるべく軽めにしないと楽器入れて追加料金なんて事になったら目も当てらんない。虫除けの機械とか、水着&ゴーグルセット、安眠枕とかは持って行くのをやめよう。ふ~、旅の達人になれそうもないなあ。

 昨日の鍼のせいか、今日起きてみたら目が真っ赤に充血。「せんせ~、右目がドラキュラみたいになっちゃってるんですけど、大丈夫でしょうかぁ~。」と電話したら「全く心配する事はありませんよ、でもすぐにいらっしゃい。」ありがたや、診療の合間に特別に鍼を打ってもらえた。しかも、お灸まで!これが痛いのなんの。お線香をじかにじりじりと肌に当てている感触。ひえ~、こんなお灸を子供にすえられちゃ、子供はたまったもんじゃないだろうな。「うふふ、こなきゃ良かったと思ってるでしょ~。」なんでわかるの?「さあ、元気に行ってらっしゃ~い。」大量のホッカイロとピップエレキバンのようなものを頂いた上に、アフターケアまで・・・感謝しながらピットインにできたての3daysチラシを置いてから、帰宅。

 やはり疲れとか悪いものが鍼をうつとてきめんに出てくるのだ。やっと竹村治療院の正式な患者になれた感じ。「これからもっともっと悪いところが出て来ますよ~。山下さんも喜ぶだろうなあ(笑)。ひひひひ。」と先生は楽しそうにおっしゃった。

 昨日も「最近、お肌がつるつるになって、みんなに調子良さそうだね、って言われます(嬉)。」「でしょ、でしょ。本当は早坂さんってお化粧するんでしょ?ステージとかでは。きっとすごく変りますよ~。でもあんまり綺麗になっちゃうと悔しいなあ。」ってなんで先生が悔しいのか訳わかんないけど、おかしな先生。先生には悪いけど、昨日もうっすらお化粧してたの。お化粧の下手な私は、ステージでもいつもこんなもんなんです(涙)。

 あ、むか~しデビュー当時に「J」というお店で演奏していたらタモリさんがやってきて「あの子、お化粧すればきっと売れるのにね。」って言われた事を思い出した。そのときだって、自分ではこれでもか!って最上級のメイクをしていたのに・・・とほほ。

 写真は昨日の奄美が好評だったので?ひきつづき奄美の写真をもう1枚(3年前のちょうど今頃)。笠利の空。

 

懐かしい奄美

2006年09月27日 | 
 昨日「ビッグダディ」というTV朝日の特番を観た。男女8人の子供を抱えてお父さん一人が山形から奄美大島へ移住するドキュメント。貧乏生活の中で兄弟みんな力を合わせてお父さんを助けながら学校生活を送っていた。こういうお話にめっぽう弱い私。すぐに感動して一人で涙ぼろぼろ...。

 奄美大島も懐かしかった。3年前だったかな、「8月踊り」を見学に行って息子と3人で村をはしごしたっけ。よそから来た人にも暖かくお酒やご馳走をふるまってくれ、断る術を知らない利樹はべろべろに酔っぱらって踊っていた(苦笑)。本当に昔の日本がそのまま置いてきぼりになったような島。沖縄と少ししか離れていないのに、まったく違う情緒なんだ、と驚いた。おばあちゃんが「あんたたち、どっから来なさった?」「東京です。」「へ~、そりゃ、遠くからだね。また来年も来なさいよ。」「はい・・・」8月踊りや唄、太鼓をまとめてしきるのはみんなじいちゃん、ばあちゃんたち。若者たちは彼らに素直に教えを受けながら踊っていた。ここのお年寄りはみんな元気で格好良かったな。

 奄美の島唄のみずきちゃんや中(あたり)君のサポートをしていた事があって、あの頃は自分の中で奄美ブームだったけど、すっかりご無沙汰しています。またいつか8月踊りの季節に行きたいなあ...。

これなに?

2006年09月25日 | ライブとミュージシャンたち
 行って来ました、北千住。駅からちょっと離れた迷路のような路地がいっぱいの素敵にdeepな街でした。沢山のおいしいお店やjazz、soulバーなどが手を取り合って年に2回、今日のようなイベントをやっているようです。

 チケットを買って好きなバンドが出演している場所に行く、というあの横浜ジャズプロムナード形式のちっちゃい版。横浜は移動するのがとても大変だけど、こちらは店同士も近くで時間帯もずらしてあるので1セット目が終わると次へ移動しやすい。そしてまた2セット目に違うお客さん達が入って来て・・・と何やら楽しい雰囲気でしたね。お天気にも恵まれて本当によかったです。

 向かい側のお店ではフォークのバンドで、がっちゃん(ベース)と元ちゃんがサポートしていたので、懐かしい再会!元ちゃんはまたまた今度は背中に入れ墨を作成中。雷神が太鼓を持っているという広大な図柄。完成する最後のときはライブでお客さんの前で仕上げを見せるそうです。凄い!!でも痛そう(苦笑)!

 「コズミックソウル」というお店のオーナーK君は大河画伯の友人で先日のピットインにも来てくれたんですが、若いのになかなかしっかりしている好青年。彼自身もタールという楽器を叩きながらホーミーを歌います。そして店内には沢山の打楽器が・・・・。極めつけがこの写真のもの。これはスイスで職人が限定で制作した「ハング」。宇宙船のような玉虫色の、なんとも美しい楽器。

 音色も裏側に大きな穴が空いていて、ちょうど壷の楽器と同じような音が出せ、表側にはへこみが7個くらいあって音階になっていて、スチールパンのような音。とっても繊細な楽器なので、そうっと叩かないと良い音がでないけど、いつまでも聴いていたい癒される音。ああ、私も欲しい~!でももう制作してないんだって(涙)。

 ぜひ一度コズミックソウルに行って「ハング」の音色を聴かせてもらってくださ~い。北千住恐るべし!また遊びに行こうっと。

 

祭りだらけ!

2006年09月24日 | 家族の日常
 今週は池袋「ふくろ祭り」で朝からうちの商店街もピーヒャラドンドン、とスピーカーから流れるお囃子でゆっくり寝ていられない。毎年、この時期は仕事をとらないようにして、商店街のお手伝いをしていたのだが、酒屋ももうなくなって、息子も中学生になってしまった今年は大手を振って仕事に出かけている(本当は大顰蹙なのだが・・・)。

 結婚した当時は池袋のお祭りがとてもめずらしく、毎年みんながはりきって神輿担ぐのを面白がっていたけど今はもうただ、かったるい(苦笑)。子供の数も減ってどんどん御神輿の担ぎ手が減っている。可哀想だとは思いますけど、なんかもっと人が集まる商店街でないと活気が空回りって感じが否めない。一昨日の高円寺の商店街が羨ましい。

 昨日のドルフィー「●ーモ還暦お祝いライブ」は超満員。ドルフィーで立ち見が出たのは私は初めて!頑張って集めた●ーモに乾杯。リハーサルを沢山やっただけあって、キメキメフュージョンバンドのような曲もなんとか無事にできてよかったね(苦笑)。さて、今日は北千住のお祭りに出かけます。この歳になっても行った事のない東京の場所って沢山あるんだなあ。北千住、どんな街か今からワクワク・・・!

 

懐かしの街

2006年09月23日 | ライブとミュージシャンたち
 A(per)のグループで高円寺の稲生座に行って来ました。久々の高円寺純情商店街。懐かしいなあ。私が高校生のときに野方に住んでいた事もあって、高円寺やら、阿佐ヶ谷(高校が阿佐ヶ谷にあった)にセーラー服姿で自転車で通っていました。大人になってからはめったに行く機会がなかったのですが、商店街に未だに活気があるのがとても嬉しかった~。

 私が今住んでいる池袋の商店街とは正反対。活気漲る、まるで縁日のようなお店がずらり。駅が近いし、狭いから商店街も生きているって感じ。池袋はデパート周りだけが盛上がってしまって小さな商店街は死滅寸前のシャッター通りになってしまっている。これはなんとかせねば!って私が思ってもどうにもならないけど・・・。

 縁日を歩くようにキョロキョロしながら早稲田通りから高円寺駅に向かって歩くと心も弾んできます。洋服を衝動買いしたり、たこ焼き食べたり...。でもこのたこ焼きは超まずだったけど(涙)。

 稲生座に私は初出演。このお店には15年以上前に「時々自動」という友人のお芝居を観に行った以来ですが、変ってませんでした。船の中の小さい部屋のような作りで、小さなステージにドラムやピアノがちゃんとあるところが凄いです(笑)。生音も気持ち良く響くので、お客様さえ入ればご機嫌のお店。(ママがとても気に入ってくれて、また12月に出演する事になりました。)

 青春時代の思い出と共に、高円寺の商店街も満喫できて楽しい一日でした。

職場訪問

2006年09月22日 | 家族の日常
 最近、息子の友人たちが毎晩8時半頃、塾の帰りに誘いにくる。何処へこんな時間に?と思うが、うちのすぐ前がマクドナルド。最近24時間営業になったので、9時半くらいまで帰ってこない。夜の間食をやめた息子は何も飲まず、食べる訳でもなく友人とカードゲームしたり、おしゃべりしているそうな。マックにはありがたくないお客だ。

 最近の中学校って、中学2年で職場体験というものが授業の一環として行われている(2日間働きに行くらしい)。そのリハーサルという形で1年生では、1日職場訪問というものがある。池袋ならではなのかも知れないが、近所にある、好きな職場に見学に行っていろいろと社会勉強してこい、というもの。でも来られた方はいい迷惑だと思うけど。で、どこに行くかは自分で決めて、まずは電話でお願いする。「いいですよ。」と言ってくれた企業には先生が詳細などを確認し、お礼の電話をする。そして秋の一日、授業として受け入れて下さった会社に訪問する、というシステム。

 息子はさっそくうちの前の「マクドナルド」にお願いして一発で決定。先輩たちの情報をもとにしたので、スムーズに決まったらしい。場所によっては断られる事の方が多いのだから。

 「でも、何でまたマックなの~?」と尋ねると「いろいろと食べさせてもらえるらしいよ。」動機がそんなんでいいのか?とつっこむと「どうせ、俺は就職しないし、どこに行ったって関係ないよ。ミュージシャンになるんだし。」へ~?そうなの。ま、お好きなように・・・とミョーに納得する私。でも一年前に「super size me」という恐ろしい映画を観てからはそんなにmacを食べなくなった息子があそこを選ぶとは・・・。ま、内部をじっくり見学して来てください。

 一日ミュージシャンとか一日野球選手は無理だもんなあ。しかしおかしな授業。世の中の職業を逆差別しているような・・・ちょっと複雑な気持ちであります。

だんだんエスカレート

2006年09月21日 | 家族の日常
 ようやくpit inn 3daysのデザインができてきた。大河、ありがとう!これは使わないけどカッコイイのでアップしておきま~す。minga senegalの写真は大森ひろすけ氏。来週の完成が待ち遠しいな。今日のお天気のように実に清々しい気分。

 鍼治療も3回目。昨日は遅刻しないように15分前に到着。一階の待合室で静かに本を読んでいると「うえ~!ひ~!」という奇声が。あの声はもしかして・・・?やっぱり●●さんだった。「涙目になってるね。」「痛かった~~~。」挨拶を交わしていると、「あはは、ベットの上でパフォーマンスした人は初めてだな~」と先生が笑っていた。

 「最初にきたときはあきらかにアトピー肌でしたけど、今はすっかり変ってきてますよ。ホルモンバランスが整ってきたんでしょうね。一週間どうでしたか?」「はい、特に疲れは出ませんでした。嬉しいです!」本当につるつるしてきているのだ。ホルモンテープ治療のときよりも遥かに早く効果がでているな、と良い気分なっているところにいきなブスッと鍼を刺してきた。油断もすきもない。

 鍼をぐいぐいっと腰の奥にねじり込んでくる。この強力な痛さは何?初回は「うっ!痛い!」くらいだったが今は「ううう~っ!」くらいの長さで鈍痛が走る。「腰が岩盤のようですね。でも届いているんだなあ。」と言いながら鍼をねじこむ必殺仕置き人。

 ベットにうつぶせになりながら、フィナーレはもぐさのお灸。「先生、だいぶ小指の痛みが消えてきたんですが、先日のライブのあと、痛みが消えたのが嬉しくてピアノをがんがん弾いてたら翌朝また痛みが・・・」ふんふん、と聞きながらその痛い小指にぐさり。ぎょえ~~~!前回は同じところに打ってたけど、そんなに痛くなかったじゃ~~~ん、と思いつつ、もぐさをチラッと見てしまった。先生は「あ、見ない方がいいですよ。」って言ってももう遅い。ピンポン球くらいのもぐさがスズメバチの巣みたい。そこからもうもうと煙が出ているのだ。ひえ、怖い~~~。これが全身何カ所にも刺さって背中がカチカチ山状態なのだと想像するだけで・・・、もう止めて、お家に帰りたい!と何度も心の中で叫んだ。お陰で、今日はテーピングなしでサックスが吹けるようになってましたけど・・・。

 「私、先生の事をブログに書いてますが、大丈夫でしょうか?」と事後承諾ながら、帰り際に尋ねてみた。「住所と電話さえ載せなければいくら書いて下さっても構いませんよ。じゃんじゃん本の宣伝もしてください。」おお、よかった~。みんな対談や本の中で「痛い、痛い」と言っているから私だって思いっきり書いてやる~!

 「あ、今日は山下洋輔さんもお見えになるんですよ。彼の紹介した2人のミュージシャンがベッドの上でのたうちまわっている、って伝えておきます。でもめげずに頑張って続けて来てくださいよ~。体がゆるんで風邪をひきやすい状態になってますから気をつけてね。」

 悔しいけど、この先生ただものではない。ああ、早くイタ気持ちいいという上級レベルに達したいなあ。

いい加減な・・・

2006年09月19日 | 家族の日常
 先日、村上春樹さんに私のいい加減なバイト時代を暴露された事を書いた。実はそれ以降も数々のバイトを無責任にこなしてきた私。下北沢いーはとーぼ(これもジャズ喫茶)、六本木ロアビルの中にある高級会員制サロンのウェイトレス(っていかがわしくないので誤解なきよう)、街頭でのシャンプー配り、市場調査・・・etc.

 今日、バリトンの吉田君がmixiに面白い話を載せていたのでちょっと引用させて頂きます。

 『音楽の好みと生活スタイルの関係』
内容を抜粋すると「音楽の好みによりその人物像をある程度推測できると話している。 ノース氏によると、ヒップホップ・ファンは複数のセックス・パートナーを持ち、犯罪に走るケースが多いという。クラシック・ミュージック・ファンの25%は大麻を試したことがあり、オペラ・ファンの12%はマジック・マッシュルームを好むとの結果も出ている。」
音楽の好みと生活スタイルの関係

 ジャズファンは何を好むか、大いに気になったけど話題にものぼっていなかった。でも、凄いですね(苦笑)。どういう調査方法なんでしょう。とそこで、自分が市場調査会社でバイトしていた事を思い出してしまった訳です。

 いろいろな分野によって調査方法が違うけど、私がよくやらされたのは電話でのアンケート(昔はインターネットなんてなかった)。これが嫌で嫌でストレスの溜まるお仕事。だって、電話帳とかでアトランダムに電話しまくって、いろいろと質問したり、アンケート用紙を送らせて下さいとかお願いするんだから「今、忙しい(怒)!」とガチャンと電話を切られても仕方ない。その度にふ~っとため息。本当に辛いお仕事でした(涙)。

 優しい人にあたればいいが、10人中7,8人は冷たい対応が当たり前。知らないところに電話かけるのが未だに好きではないのはその頃のトラウマだろうな。一度だけ自分の母親にかけてみた。うちの家族はみんな騙されやすく、電話の勧誘にも何度もひっかかっているのに学習しないタイプ。典型的B型家族。特にお人好しの母は、娘とは全く気づかずに30分くらいアンケートに答えてくれ、なんで自分の娘の声がわからんのじゃ~?!と家に帰ってから爆笑した事もあったけど。

 アンケート用紙を近所に配ってこい、と上司から渡されて家に戻る事もしばしば。当然、10枚中7枚くらいは自分で捏造する訳ですね(汗)。「今、入浴剤は何を使っていますか?」というアンケートにめずらしい答え(あまり市場で買えないような入浴剤とかライバル会社のもの)を書くとあとでその一枚に対しては1000円もらえたりするんだけど、当たり前の答えなど書くとそれはお金にならないのです。とにかくバイトまかせの無責任アンケート。

 ま、アンケートなんてその程度のものよね、だなんてもし当時の上司が聞いたら怒るかな・・・?あ、しまった、上司のKさんってジャズ好きだったわ・・・・・・時効なので許してね~。ごろにゃん。

食欲の秋、芸術の秋

2006年09月18日 | 音楽&CD
 大河画伯、個展のチラシがようやくできたようです。私のは・・・・これがなかなか完成しない。ま、本人のチラシだって、あと3週間というところでやっとできたくらいだからな。

 それにしても豪華メンバーが勢揃い。大河の人気が手に取るようですね。おめでとう。頑張ってこれからも素敵な絵を描き続けてくださいませ。秋の夜長に大河の個展。おいしいお料理もあるようです。それにしても、ヤヒロ君の顔・・・怖すぎ(苦笑)。ライブの予約も受付中だそうです。
ビストロサンジャック(久原大河個展)

rock mingaともんじゃ焼き

2006年09月16日 | ライブとミュージシャンたち
 ロックバー11周年という事で、そんちゃんご指名の和泉聡志g君が凄かった。この店はギター天国だな。サンタナ、ディープパープル、ツェッペリン、クラプトン、と様々なフレーズが飛び交い、一体この曲って何の曲だったっけ?状態。いやあ、面白かったです。コスマスもいろんなフレーズが飛び出す度ににんまり笑ってプログレのドラマーみたいに叩き出したり・・・みんなハチャメチャになっていくのがおかしい。「普通のバンドだと、ここでクビになっちゃうんだよね・・・。」とコスマスがぼつりと一言(笑)。 
 ただ、あの音量に生音はついていけませんわ(汗)。サックスを150%の音量で吹き続けていたら、最後の曲までにヘロヘロになってしまった。体力ないなあ。そんちゃん、早くマイクとモニター買ってね~。

 演奏終了後もこのお店で朝まで飲んで、店を出たらもう明るかった・・・。そして家にもどると机の上に「東京もんじゃ」が。あ、昨日は息子の遠足だったんだ~(汗)。

 遠足と言ってもお弁当はいらないし、殆ど自由行動。好きな仲間と学校から出発して2、3カ所のポイント地点で先生のハンコをもらって好き勝手に行動。地下鉄を利用し、雷門に1時集合というきまりだけ。しかもお昼はどこかのお店を選んで食事。一人3000円を持って行動。いいなあ、楽しそうで。

 もちろん、息子たちは月島のもんじゃ焼きへ行きました。このコースは大人気らしいけど、池袋でもしょっちゅう食べている息子としては本場、月島でどのくらいおいしさが違うのか食べ較べたかったに違いない。

 「で、おいしかった?」「うん、別に普通。」「誰が焼いたの?」「俺。永田はもんじゃ焼きのプロだな、ってみんなに言われた。」

 普段、家族3人で食べに行ってももんじゃ焼きだけは自分でしきらないと気が済まない息子。「だめ、まだ食べちゃ!」と私たちがはじから食べようとするとすぐに怒る。「よし!」という号令でいっせいに小ちゃなヘラでまわりからつつく。私はこんなもの、食べたかないんだが・・・。だいいち、食べた気がしない。ま、デザートだと思ってつきあってるけど。

 彼らの遠足の目的は「もんじゃ焼き」だったようだが、上野動物園、近代博物館にも行ったようだ(当たり前か)。

「全部、ただなんだよ。」そうか、中学生までは入場料がいらなんだ。それでもんじゃのお土産買って来てくれたんだね。ありがとう!と朝帰りの母は息子に心から感謝したのであります。
 
写真提供:ケイザブさん