minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

韓国よりBest盤がでる予定・・・?

2007年07月31日 | 音楽&CD
 韓国から「Best of Hayasaka Sachi」がリリースされる事になりました。本当にBestなのか?と問われれば「・・・・・?」ナノですが(苦笑)。ただ、今や幻となってしまった「Milagros」の中から使用している曲が多いので、日本でも欲しい、という方も多いと思うので、ぜひ楽しみにしていてください。バラッドデュオも3人のピアニスト(フェビアン・レザ・パネ、黒田京子、山下洋輔と蒼々たるピアニストだな)とやっているのが入っていて、ピアニスト聴き較べができて楽しいと思います。

 いつできるのか、それは謎ですw。ジャケットデザインがあんまり(涙)なので現在交渉中。これがすんなりまとまれば今年秋にもリリースされるとは思いますが...。ドイツのエンヤからリリースされたときも、自分の前の人のCDが富士山の手前に裸で太鼓をたたく男(林英哲さんではありません)の写真、という恐ろしげなもので「それだけは勘弁してくださ~い(泣)。」とお願いして、自分の写真(これも不本意でしたが)になった。なんで、こうなるの???

 そして、デニスとMAUのダブmixCDも年内には出る事でしょう。ロンドン、韓国とワールドワイドに動き出していて嬉しいな。Mingaの第2弾も12月に録音しますのでいやはや、CDが目白押し。うっしゃあ、がんばるぞ~。

写真は関係ないけど、MAUのレコーディング風景。森俊也と永田利樹bが同じイタリア製のアップライトベースを持っていて盛上がっている。
 

息子の将来?

2007年07月30日 | ライブとミュージシャンたち
 夏休みになったので息子をピットインに連れて行った。小さい頃に何度か連れて行ったが、記憶に殆どないらしいので「ここはジャズの殿堂、ピットインだぞ~。」を叩き込む為に。息子は「ふ~~ん。」とリハーサルを聴きながら、携帯ゲームをピコピコやっていたが...。

 African Mingaも半年振り。しかもこのメンバーは何年振り?お茶目ないたずら坊主のようなテテと貴公子ワガンの対照的なとりあわせ、意外と相性がいいようでヨカッタ。アフリカといっても広いので、セネガルとガーナ、韓国と日本よりも難しい事が沢山あるが、あとは人間性の問題。お互いに理解しあおうという気持ちがあれば上手く行くんですね(昨年の韓国ツアーの教訓)。

 そしてブラジル界の重鎮、小畑師匠もしっかり中心で支えて下さって感謝。mingaに新澤、コスマスが不在でも、師匠がいて下さって本当に安心。急遽参加してくれた神村君の曲も2曲演奏して、当日リハのみでよくやれたもんだ(いつも綱渡り)。神村のお父様は有名なトランぺッター(神村英男)だけど、お父様のCDに小畑師匠が参加していた事もあって、音楽の世界は狭いね~とひたすら感心。神村君のさらなる成長を期待してます。なんだか自分の息子のようで・・・あ、本当の息子がいたんだったw。今日は大人しく、熱心に聴いていたみたいですw。

 ライブ終了後、お客様が帰ったあとで遼介が私のソプラノを吹き出した。みんなが口を揃えて「将来が楽しみだね。」「早くデビューしなさい。」などと持ち上げるもんだから本人もすっかりその気。師匠も「Cai Dentroを課題曲にしよう、今年中に吹けるようにしなさいね。一緒にやろうよ。」などと夢のようなお言葉をいただき、息子、おおいに舞い上がる。

 帰りに親子3人で餃子屋で遅い夕食をとりつつ「俺、高校はジャズ研があるところにしたいなあ。」「それなら・・・」と<プロのサックス奏者になるために・・・>熱く語り合った中身の濃~~い一日だった。

明日はピットインです。

2007年07月28日 | 家族の日常
 ひえ~~~暑いですが、梅雨はどうなったのでしょうか?脳みそが溶けそうですが皆様お元気でしょうか?こんな暑さを吹き飛ばすのはAfrican Minga@Pit innでございます。ぜひ皆様お越し下さいませ。

  さあ、オシムサッカー頑張れ~~!これから汗だくで試合を応援しま~す。オシムの本を沢山読んで、オシムという人が大好きになってしまった私。ああ、オシムの笑顔を見たい!日本よ、勝ってくれ、と祈るばかり・・・。

デニス全開!

2007年07月27日 | 家族の日常
 昨日に引き続きデニス・ボーベルwith MAUの2日目。夜中3時までかかりました~~、眠い...。

 この2日間、夜中に家に戻ると部屋がきちんと片付いている。「どうしたの?誰かお友達が来たの?」と息子に尋ねると「夏休みに家の手伝いをする、って書いちゃったから。」へ~~~、素晴らしい!ありがとう、息子よ。

 2日目はデニスと利樹と私の3人から始まった。デニスはマルチプレーヤー、今日はドラムを選択。自分で作ったベースラインをまたまた口ずさみ、その場で覚えていく。ま、私は殆ど自由参加だから、大変なのは利樹だけなんですがw。レゲエ、スカ、ソカ、など沢山録音しました。録音したものに、さらにピアノを弾いてバッキングを入れたり、声を使って入れるなど、デニスの世界が全開。世界3大ダブアーティストと言われているだけあって耳もむちゃくちゃ良いのにびっくり。

 最後の曲は私も2本吹きでバックのホーンセクションをやったあとに、ソロをブリブリに入れたのだが、終わった瞬間、コンソールルームからヤンヤの拍手が溢れ出し、部屋にはいったらみんな大喜び。「クレイジー!クレイジー!」とデニスが大興奮。本当に楽しいレコーディングだった。さあ、ロンドンに戻ってからこの音源にダブをかけていくのだ。一体どんな仕上がりになるんだ?ワクワク・・・って12曲も録音しちゃって、長くな~い(笑)?

 それにしても、オープンのはるやすさんのお陰で大変貴重な体験ができました。心からこの出会いに感謝します。次回はロンドンで録音しようね、デニス!

CDはここからリリースされま~す。パワーシャベル

デニス来日!

2007年07月26日 | ライブとミュージシャンたち
 楽しかった~~レコーディング。デニス・ボーベル(イギリス黒人)がロンドンから成田に着いてその足で私たちの待つスタジオにやって来た。優しい大きなオーラを持ったごっきげんなおじさん。昔からの知り合いのようなチャーミングな人柄でさっそくサウンドチェックを終えてコンソールルームに入って行くと「Oh! Nice Sound!!」とにっこにこで抱きしめてくれた。

 MAUで4、5曲演奏。デニスは終止「最高!」と興奮気味。つの犬drが途中で帰り、代わりに森俊也がやってきた。森君はMAUではダブをかけているだけだが、ベース、キーボード、ドラム、サックスと、本来はマルチプレーヤーだ。のりのりのデニスがベースラインを指定し始める。「じゃあ、俺はオルガンをやろうかな。」森君がオルガンを弾き出すと・・・おおお、なんとレゲエだあ!コスマスも利樹も『レゲエのレコーディングになったね~』と大喜び。

 こんなに楽しくって何にも考えずに自由に演奏できるレコーディング。デニス恐るべし。明日はどんな録音ができるんだろう?スタジオの様子、mixiコミュ(早坂紗知)で観て下さ~い。
 

許して~~~(汗)

2007年07月24日 | 家族の日常
 「明日は三者面談。忘れるな!」と大きな字でかかれた手紙が夜中、仕事からもどったら机に置いてあった。一緒に来た友人は「息子はしっかりするんですね~。」とただただ感心している。明日の昼食(夏休みになって毎日弁当持ち)の事は覚えていたが、三者面談の事はすっかり忘れていたよ。本当にしっかりしてくれてありがとう。

 夜中にのどが乾いたのか、利樹が台所に水を飲みに行き「なんか、コップに薬品か何か入れなかった?すごく苦いんだけど。」と戻ってきた。「???・・・・・・あっ!」思い出した。さっき寝る前にお茶碗洗っていてコーヒーカップが汚れていたのでキッチン漂白していたのだ。それをそのまま流しに置いて・・・。ごめん。「ごめんじゃね~よ(怒)。」慌ててうがいをしに行く利樹。ぷんぷん怒っていたので、こっそりと台所に行き、つけておいた茶碗をゆすぎ直し、漂白剤の裏を読む。『間違って飲んでしまった時は牛乳か水を2、3杯飲んでください。』と書いてあったけど・・・これ以上はその話題に触れるのが怖いし、ま、いいか。心の中でひたすら謝って・・・いつの間にか寝ていた・・・私。

 このところ、仕事が続いていたのできちんと家の仕事をしていない。今日は通販で買った念願のスキレット(鉄のフライパン)が届くはずなので、何かおいしいものを作ろうっと。あ、今日も利樹は仕事でいないのであった。

いい感じ・・・

2007年07月24日 | 家族の日常
 永田利樹b率いる「MAU」@OPEN、若いお客様が沢山来てくれました。ありがとうございま~す。新宿のレゲエバー「OPEN」も今年で10周年だそうです。おめでとう!

 4回目になりますが、いろんな意味で進化し続けているMAU。今回はひとつ大人になった感じがした。今日の演奏スタイルは「1時間半ぶっ通しに挑戦」。みんなで音を聴き合って引き算も足し算もかけ算も自由自在。この勢いで明日イギリスからやってくるデニスとの競演、実に楽しみです。どんなサウンドにしあがるのかなあ。

 Mingaの第2弾のCDを作るのが先だね、と話していたのに、MAUの方がいきなりレコーディングの話がきてしまうなんて・・・。そして韓国で私のコンピレーションアルバムも制作されます。こいつは夏から演技がいいわい。

 mixiの早坂紗知コミュでリハーサルのMAUが少し観れますのでよかったら遊びに来て下さい。

 

怒濤の横浜2連夜

2007年07月23日 | ライブとミュージシャンたち
 土曜は横浜白楽の小さなジャズ屋で利樹との夫婦DUO。何年ぶりだろうか。かれこれ10年くらいかな?いつでもできるから敢えてDUOは避けていたふしもある。でもこの歳になると、二人でやるのもとても新鮮。たまにやるのも悪くないじゃん。とこのお店で9月にまたやらせて頂く事になりましたw。ここのオーナーの杉田氏は沖山さんのレコードを制作、写真も彼の撮ったものだそうで、何かの因縁を感じましたw。

 そして翌日もまた横浜へ。モーションブルー横浜でAグルポのライブ。日曜の5時半からだから、お客様は入るのかな?と心配していたら、なんと満員。よかったよかった。ラテン、アフリカのリズムに若い女の子たちは大喜び。後ろに行って踊りまくっていました。ペドロさんも、ゲストじゃなくて今後はメンバーになりたい!とおっしゃって下さったので、Aも嬉しそう。よかったね~。「俺いつ死んでもいい。」って最高にハッピーな瞬間だったようです。「俺とペドロさんだったら、どっちが先に死ぬのかな~?」「お前だよ。」とペドロさんに即答されてた(Aの方が本当は若いんだけど)。笑点のような二人のかけあいも絶妙。ミュージシャン達からめちゃめちゃ評判の良いこのお店、またこれからもちょくちょくやりそうですので、よろしく~。

 それにしても、全く違った2日間に加え明日(今日)は永田利樹b率いるダブバンド、MAU@新宿OPENです。イギリスからデニス・ボーベルが来日してMAUとのコラボレーションアルバムも制作する事になり、のりにのっているMAUもぜひ聴きにきてください。凄い事になる予感。きゃあ~~~~コンガ漬けの日々。最高に幸せなのは私かも。

写真:小川君(モーションブルー/スタッフ)ピンぼけだけど、ブエナビスタみたい!

人の心配より・・・

2007年07月21日 | 家族の日常
 昨日、池袋のスタジオにリハーサルへ行こうと駅前の道を車で走っていたら、路上に警官らしき人が「そのまま、じっとして!」と怒鳴っていたので何だろう?と見ると女の人がお腹をタオルで抑えてガードレールにもたれかかっていた。

 タオルから血がにじんでいる。これは誰かに刺されたのだろうか。やはり池袋はぶっそうだなあ、と思いつつそのまま車で横を通り過ぎる。スタジオに入って練習のあとみんなで食事をして別れたら、サックスをAの車に置き忘れ、夜渋谷まで取りにいくはめになってしまった。とほほ、情けない。私だけしらふだったのに。そしてもちろんこの事件の事もすっかり忘れていたが・・・。

 久しぶりに今日は整骨医院に行ったら、ぎっくり腰だった院長がせっせと人の腰をもんでいた。「もう、大丈夫なんですか~?」「はい。」ニヤニヤと気まずそうに笑ってうなずく院長。一番指の力が強い先生にマッサージを受けていると、隣でおばさんと先生が「刺されたんじゃなかったようですね~。」と何やら物騒な話題。

 昨日のあれか?とピンときてマッサージされながらも「それでどうなったんですか?いててて!」と痛がりながらも話題に入って行く私(すっかりおばさん)。

 結局、中国系無免許エステで脂肪吸引の治療中に失敗した女性が道路に放り出される、というひどい事件だったらしい。ああ、だからお腹から血が出ていたんだ。お腹のたるみをとろうとしたら、失敗するなんて・・・。

 中国産の段ボール入り餃子事件も「あれはデマ!」と中国政府は発表したそうだが、どこまで本当か・・・。誰も信じられない世の中になっているなあ。でも、サックスを忘れてしまうアルツ予備軍の自分が一番恐ろしい。

めちゃ、いい人!

2007年07月18日 | ライブとミュージシャンたち
 このところ、今週の日曜に横浜・赤煉瓦倉庫「モーションブルー」で行われるAグルポのリハーサルが頻繁に行われている。たいていのミュージシャンは忙しいので、一つのライブに、せいぜいリハーサルは一度なのだが、Aは練習大好きおじさん。グループのグルーブをとても大切に考えているため、1つのライブのギグに3回はリハーサルをしたいのだ。

 今回もペドロさんが参加して下さるおかげでラテンのリズムについてとても勉強になっている。業界で仕事してきた人なのでちょっと付き合いづらい人かな~、と思っていたらとんでもなく良い人。あったかくて、面倒見のよい親分(ボス)。

 ラテンの事は何もしらないピアニストの為にモントゥーノ(マンボ、チャチャなどのリズムパターンの弾き方)の楽譜やたくさんの参考になるCDを貸してくれたり『これさっちゃんにぴったりだと思うよ』とパキートの曲などを沢山持ってきてくださる。ありがたいなあ。こういう経験を全くしていなかった私は涙がでるほど嬉しい。

 もちろん、Aグルポはラテンバンドとは違うのでそのままやるつもりはないけど、きちんとラテンの事がわかった上でオリジナルやアフリカンリズムを取り入れていくという音楽家の真摯な姿勢はとっても大切な事です。

 ってな訳で、ペドロさんも大活躍の「モーションブルー」ライブに来て下さいね。4時開演とちょっと早いライブですが、楽しい事間違いなし。ゆかちゃんvoも2セット目に参加してくれま~す。