「バーニーさん、ごめんなさい！」ああ勘違いの巻

TReS[ESCUALO]の中に収録した、Bernie's Tune という曲。ずっと勘違いで「Gerry Mulligan」の曲だと思い込んでいた・・・汗。

もちろん、著作権協会にも申請したのだが、何にも訂正されずに進行してしまった・・・？（支払ったお金はいずこへ？）
いや～、本当に失礼いたしました。

これが判明したのもツアー後に吉田君としゃべっていたとき・・・

「今更だけど、あのBernie's TuneってGerry Mulliganの曲ではないと思うよ。」

えええ～～？　Gerryの代表作、と言われたあの名曲。さっそくネットで調べたら、Bernie Miller 作詞作曲　と書いてあった・・・。

タイトルも「バーニーの曲」っていうくらいなんだから、もう少しちゃんと調べておくべきでした。すみません！！

それにしても、自分の曲のタイトルに「サチの曲」なんてつけるか？普通？？？

一体どんな人で楽器は何をやっているのか、いろいろとその後ネットで調べてもさっぱりでてこない・・・。

謎は深まるばかり。どうぞ、彼についての情報をお持ちの方は教えてくださいませ。

五島列島「頭ケ島教会」と怪しい陶芸家の話

先月九州ツアーの初日。天国の島、上五島で最古の教会「頭ケ島教会」で奉納演奏させて頂いた映像がアップされました。撮影はマイルス、ジャコ・パストリアスなどの私生活を撮った伝説の写真家、内山繁さんです。

このとき、内山さんたち三軒茶屋Whisperトリオが私たちが五島列島に到着する前日から入って、ダイビングなどを楽しんだあと、私が演奏できる素敵な教会をロケハンして下さっていたそうです。



何も知らずに、大阪から五島列島に入ってヘロヘロの私たちTReSをフェリー乗り場まで迎えに来て下さり、その足でまずは美しいビーチ「蛤海岸」へ。疲れもふっとび、海へ飛び込んだのでありました。



東京に戻ると、五島の海、風、空気がいかに綺麗だったか。あの4日間は本当に天国でした。いっくら焼酎を飲んでも酔っぱらわなかったし（苦笑）、喘息もでなかった。自然の偉大さがよく解りました。早くも来年の五島行きを待ち望んでいる私・・・。


そして、泳ぎを堪能した私たちを連れて行ってくれたのが「頭ケ島教会」。隠れキリシタンの多い五島には50以上の教会。そして私たちが訪れた上五島の中に20以上の教会が集中している。ひっそりと佇む石造りの教会には深くて辛い歴史がぎゅっと詰まっていることだろう。この教会も五島の中で最古の歴史があるそうな。

頭ヶ島教会の目の前に一軒の陶芸店があり、教会での演奏にあたって、このご主人にも参列してもらう事になっているのでご挨拶に立ち寄る。

「こんにちは～」とドアを開けるとニコニコと出迎えて下さったご主人。
ご主人は「この場所がぴん、ときたのでここに２年前に家をたてました。」１階も2階もご主人の作品がずらっと並べられている。



話好きのご主人は「まず、ここに座ってみてください。何か感じませんか？」
ご主人「ここにいらっしゃった方で突然、泣き出したりする方もいるんですよ。」
一同「・・・・・汗。」


「この壷にそっと手を添えてみて。熱い気が流れているのがわかりますか？」


「この写真にも天使が写っています。ほら、わかるでしょ？」

芸術家なら誰でもが感じるはず、と豪語するご主人に無能（？）な霊感の持ち主である私は少したじろぐ。みんな大人だから、ふむふむ、などと相づちをうってはいたが・・・・。


この映像の最後のテロップに「怪しい陶芸家」と流れて来て大笑い。やっぱり～～～。みんな何も感じてなかったんだね～とほっと胸をなでおろした次第でありますw。霊能力とかオカルト、信じてない訳ではないけど、私にはさっぱりなんです。すんません！！！汗。

でも演奏は前日の観音様の御前演奏に引き続き、神聖な気持ちで演奏できてよかったなあ。音の神様は絶対にそばに降りて来てますから～～。ノースリーブというラフな格好で演奏してしまった失礼もどうぞお許しください（大汗）。

minga打ち上げ公演＠新宿Pit Inn

リハーサルが終了し、外へ出るとどしゃ降りの雨・・・・。
新宿は今日も（実は昨日も降ったそうな）６時半頃は豪雨注意報が出されていた。

そんな中、遠くからもお越し頂き、本当に感謝いたします。一人一人に熱い抱擁したいくらいです。

音楽もツアーラストにふさわしく、mingaのメンバー一人一人が素晴らしくてこのツアー最高の出来だったな。やはり何にちも一緒に過ごすと音も心もツーカーになってくる。良きにつけ、悪きにつけ・・・。

mingaのツアーは今年は終了したけれど、またどこへ向かって行くのか、楽しみに待っていてください。
本当に本当にお疲れさまでした～～～～！

そして、FBやTweetでは告知いたしましたが、ブエノスアイレスのラジオ局でTReSのCDをかけて下さっているとの嬉しい情報が・・・。

アルゼンチンでは国歌を夜中の12時に、各ラジオ局の音楽にあわせたアレンジの国歌を毎晩流している。そこに、私たちの国歌イントロ付Libertangoが週に三回かけられているそうだ。なんと嬉しいお話！！

そんな素敵なラジオ局は「Radio MALENA」。タンゴ専門局なのだが、タンゴでも割と前衛的な新しいものなどをかけている放送局で、ブエノスアイレス在住の高野ご夫妻が「このCDのためにこのラジオ局はあるのだ！」とわざわざ足を運んで下さいました。感謝。

気に入ってかけてくれているTReSの放送がこちらで生で聞けるそうです。こちらではお昼１２時があちらの夜中の時間なので、ぜひお昼時に聞いてみてくださいね。

RADIO MALENA

二本の虹、ふたたび。

美しい日本の田園風景を眺めながら、名張のインターからいざ東京へ。





混雑もさほどなく順調にドライブ。コスマスが運転を替わってウトウトしていたら「休憩していい？」とサービスエリアに到着。

ぽつぽつと雷雨が。でもあっちの山は晴れているぞ。天気雨が暑さを少し楽にしてくれる！わ～い、と喜んで車から降りた途端、二本の虹が！！



「これはお疲れさま～、ってご褒美だね。虹がでそうだな、って思ってあわてて休憩にしたんだよw。」

コスマスはニコニコ。凄い凄い！と写真を撮っているとみるみるうちに消えてなくなった。

九州ツアーの最初にも関門海峡でダブルレインボーを見て、このツアー最後にもダブルレインボーを見れるなんて本当にラッキーだな。

雨のお蔭で涼しくなって外でダラダラお茶を呑み、そろそろ行くか、とサービスエリアを出ようとしたところで大渋滞・・・。

えええ？どうしたの？と思っていたら、そこから５キロほど離れたトンネルで９台の玉突き事故。ちょうど私たちが虹を見ていた時間。

不思議な事もあるものだが、コスマスの機転がなかったら、もしかするとこの事故に巻き込まれていたかも知れない・・・と思ったらぞっとした。

コスマスと虹に助けられたラッキーツアーとなったのであります。ちゃんちゃん。お疲れさま～～～！

明日はそのままピットイン！RIOも交えて楽しく送りますのでお越し下さいませ～。CD [ESCUALO] も販売いたします。

さよナラ、またね～！！

minga2013灼熱ツアーが無事終了いたしました。

今回はまた新たな場所で素晴らしい出会いが沢山。最終日の今日は奈良県榛原市にできた「廣栄堂/こうえいどう」。棚田が美しい山の里にたたずむ、素晴らしい空間だった。



mingaの演奏を大阪ワイルドバンチで３年前から聞いて下さっていたオーナーの池田さんご夫妻。ワイルドバンチの庄内さんの後押しもあって、ようやく昨年１１月にこの場所が完成。杮落しには林栄一さんのGATOS Meetingが演奏したそうな。

ほとんど池田さんがこの建物を設計し、手作りしたそうで、天井が吹き抜けて音響も抜群。生音で響きが良い場所だと私は幸せ。本当に有り難うございました～！！！

大阪からもワイルドバンチ応援隊が駆けつけてくださり、会場も満席。ワイルドバンチで知り合ったまりやちゃんもお母様（腕の良い調律師さんです！）とまた来てくれていてメンバーはにっこにこ。



まりやちゃんがさささっと演奏中にスケッチ。



なんで私の周りには美人&天才アーティストが多いのかな～～？？？

いやはや楽しい旅でした。猛暑の中、各地で温かいおもてなしをして下さった関係者の皆様、そしてライブにいらして下さった皆様、心から御礼申し上げます。

また来年も猛暑だろうが激暑だろうが、元気でツアーに出るつもりです。その時はどうぞ宜しくお願いいたします。

mingaは東京にもどり、12日（月）はツアー打ち上げ公演@新宿Pit Inn です。東京方面のみなさま、ぜひぜひお立ち寄りくださ～～～い。

ほな、さいナラ～～～、またね～～～。と関西ノリで締めくくってみましたw。

激暑の京都とDeepな人達

晴れ女はもう返上してもいいから、雨よ降ってくれ～～～というくらいの暑さ。

朝から嵐山のお寺に祖父の墓参りに行ったが、クーラー入れているのに車の中で熱風が・・・汗。本当に異常なくらいの暑さです。みなさん、大丈夫ですかあああああ？？？


猫もぐったり。「この暑さ、かないまへんわ～。」



でも嵯峨野の山の中なのでさすがにお墓は少し涼しかった。ふう。森林があるとちがうのだなあ。
「おじいちゃん、また元気に京都に来る事ができました。どうもありがとう！」
１年に１度、ここに来れて幸せです。昔、おおたか静流さんたちと一緒に来た事も会った。そのとき、アカペラで祖父のお墓の前で「ふるさと」を歌って下さったなあ。

京都キエフも不思議なご縁でつながったお店。私の母とキエフの加藤さんが昔知り合いだったことがあり、NY時代に出会った留学生（高校生）だった加藤君がご子息だったこともあって何度かご挨拶。そんなこんなで昨年はキエフでのライブが実現。

ここでジャズのライブをやるのは私たちが初めてだそう。たまに加藤登紀子さんのトーク＆ライブをやったり、フラメンコのショーをやったりと様々な形で文化に貢献している、由緒正しいロシアレストラン。


このボルシチの美しい赤はビーツの赤。


最後はステーキ。マッシュポテトの中に小さなしめじが潜んでいたw。


ロシアのお酒のことならなんでも答えてくれるチーフ、蛯原君と。



美味しいロシア料理フルコースと私たちの音楽。キエフの常連のかたたちも昨年に引き続きお越し下さって大盛り上がり。PAなんて全くないのにとても音が響いて気持ち良く演奏できる場所なのだ。「来年もぜひ来て～～～！！」とお客様からも言われるのが一番嬉しいですね。ありがとうございます。

昨年に引き続き来て下さった東京からは田尾さん、そして親戚「ろくでなし」のマスターも、今年はそれほど酔っぱらわずに（苦笑）飲み放題のウオッカは控えていたようw。

キエフ終了後にちょこっと「ろくでなし」にお邪魔すると店内は満員御礼。と言っても10人も入ればいっぱいですが。

そこになんと、ベースの船戸君、ジャズ＆居酒屋評論家のマイク・モランスキー、入谷なってるハウスのオーナー、という凄い面々が次々に登場。いや～、凄いDeepな夜になりました。楽しかった～～～。



いよいよ明日は最終日、奈良県榛原市、廣栄堂です。新しいお店なのでとっても楽しみ。あとひとふんばり、元気でがんばりま～す。

広島の暑い夜

8/7 猛暑

朝食をすませてから原爆ドームに向かった。ホテルから５分ほど歩くだけで汗が吹き出してくる。なんだ、なんだ、この暑さは？？？





川沿いの木陰を選びながら歩くと、至る所に慰霊碑やモニュメント。なかでもここは焼け跡の瓦礫でできたプレートの上に刻まれた詩。

　てんが　まっかに　もえたとき
　わたしの　からだは　とかされた
　ヒロシマの　叫びを　ともに
　　　世界の人よ　　　

思わず合掌。ずしんと重い空気がただよっている。世界遺産となった原爆ドームも無言のメッセージが聞こえてくる気がした。

「時間を巻き戻して・・・」
「人間て、なんて愚かなんだろう・・・」
「なぜ、何度も同じ過ちを繰り返そうとするんだろう・・・」




気分を入れ替えて、昼食はお好み焼き。行きたかった八昌が昼間はやっていなかったので、お好み村へ。しかし、味は４０点。むむむ。




昨年もやらせていただいた会場、JUKEは19階にある。眺めが素晴らしくて、夜になれば広島のネオンが光って美しい場所。
ただ一つ残念なのはPAがあること（苦笑）。私はやはり生音で演奏したいのだな～（貧乏性かw？）。

自分の音が気に入らないから本番もずっとマイクから離れて演奏してしまった。疲労感が・・・。
それでも演奏自体は楽しかったけど。





リハーサル風景

入院中にも関わらず、病院から許可をもらって聴きに来てくださった方、毎年私たちのライブを楽しみにして下さってるコアな友人たち。大学ジャズ研時代にお世話になった山田氏と大崎先生がお客様を集めてくださってここでのライブができたのだ。お越し下さった皆様、本当にありがとう。山田さん、大崎先生にも感謝。

広島に丁度里帰りしていたKLPTMちゃんが来てくれたので、ライブ中に紹介。美人アーティストにみんなびびっていたw。KちゃんにようやくCD[Escualo]も渡せてよかった～～～。彼女はしばらく広島で休養をとりつつアーティスト活動をするそうだ。



恒例になったアンコールでの山田氏，大崎氏参加のセッション。これも２人が昨年よりさらに素晴らしいテナーを披露してくれたので多いに盛り上がった。凄いな～、仕事の合間に練習をきっちりこなしているんだろうな、とひたすら感心。



当然、打ち上げは中ちゃんへ。

定番のウニクレソン、あわびのステーキ、ハゲ（かわはぎのムニエル）、ステーキ、と中ちゃんオリジナル、バター&サラダたっぷりの料理を堪能し、二次会はあにやん（清水末寿ts)のお店「Lush Life」にも顔を出し、あにやんとRIEさんにご挨拶。来年はあにやんとも一緒に演奏しましょう！と約束をしてホテルに帰宅。濃厚な１日が無事終了した。ありがとう、ヒロシマ。

さあ、いよいよ京都へ行きます。グルメツアー、次はロシア料理編。キエフ、待っててね～。


ウニクレソン

アワビのバター焼き

ハゲ

ステーキ

「原爆の日」と「太古の井戸からの水」

8月6日は広島に原爆が落ちた日。



私たちは偶然にもこの日に金沢から８時間かけて広島入りした。猛暑の中のドライブは疲労困憊。４人が助け合いながら運転を交替しつつ頑張って走り続けたけど、ホテルにチェックインした時、吉田君の手が真っ赤に焼けて（ドライブ焼け）しかもぶるぶると震えが止まらないのでびっくり。相当疲れたんだろう。本当にお疲れ様でした～～～。でも体力ないんだから、もう少しお酒の量を控えてほしいんだけどなあ・・・。

そう言えば、２年前の猛暑ツアーでも吉田君は軽い熱中症で倒れそうになった事があったっけ。本当にこのツアー一番のうだるような暑さだった。広島の暑さを軽んじてはいけない。ちなみに明日も35℃らしい・・・汗。

金沢からの車中で、九州ツアーの時に大河からもらったダラーブランドのDVD（NHKアーカイブを録画したもの）を鑑賞した。これがまた素晴らしくて、NHKに受信料をきちんと払っていてよかったヨ～（涙）と思ってしまった。

九州ツアーの直前になんとなくダラーブランドの曲を聞いていたら「あ、この曲演奏してみたいな」と思った曲があったので、即、TReS用にアレンジし、ツアーの最終日に演奏したのだ。そして、福岡の大河の家に彼の録画があって、「観たいっすか？」と言われてもちろん！とDVDに焼いてもらったところ、なんと私の演奏したかった曲にまつわる話が・・・・。

「Water from an ancient well」というタイトルのスローバラッド。曲が素敵なので演奏しようと思っただけだったが、このドキュメントを観て初めてちゃんとした意味がある事を知った。

ダラーブランドは本名を「アブドゥール・イヴラヒム」。南アフリカ出身でアパルトヘイトで逮捕された途中でアメリカに亡命。

その彼が自分の故郷の大地（360℃見渡す限りの平原）で朝日が登るのと同時にピアノを弾くというシーンやテーブルマウンテンをバックに海辺でピアノを弾くというかなり素敵な映像だけでも素晴らしいのだが・・・。

「人間はどんどんと早い時間を進んでしまっている。もっと時間を巻き戻して昔に帰らなくてはいけない。そのためにこの詩を描いたのです。」と語りながら詩を朗読する。その詩のタイトルこそ、「Water from an ancient well /太古の井戸からの水」。東京にもどったら、彼が読んだ詩をきちんと書き留めておこうと思っている。



文明がどんどん発達して、便利にはなったけれど、本当に大切なものを失っていないのか。不便でもいいから、もっともっと人間らしい生活にもどそうよ。ゆっくりと楽しく生きて行けばいいじゃないか。原発なんて必要ないのさ。原爆ドームもそう語っているような気がならない。

広島という場所で、偶然にもリンクしまくった１日だった。明日のJUKEのライブではぜひこの曲をこの地で犠牲になっていった人達へ捧げて演奏したいと思う。

そして、もう一つの偶然が。いつも私たちのCDのジャケットデザインを担当してくれている天才美女アーティスト、KLPTMちゃんが広島で自作の灯籠を流していたなんて・・・（トップ画像はKLPTMちゃんの作品）。



皆様のお越しを心からお待ちしております。

熱い暑いDeepな夜＠大阪ワイルドバンチ

minga４でのツアー初日は大阪テンロク、ワイルドバンチ。マスターによれば、ここでのライブも7回目になるそうだ。

初めて来た時からご機嫌な場所だったけど、回を重ねる毎にお客様が増えていて、今回も超満員。マスターのご尽力の賜物です。本当にありがとうございます！！


おーらいレコードの清水さんが撮ってくれた写真です。彼がこのお店を紹介してくれたのだ。本当に感謝。

「いや～、mingaと林栄一さんのためにこの店をやっているようなもんですわ。」

涙が出るようなマスター庄内さんの嬉しいお言葉。そして至れり尽くせりのおもてなしに心から感謝いたします！お料理も最高。トウモロコシのまぶしたおにぎりって初めて食べたけどめちゃくちゃ美味しい。きっと美味しいトウモロコシでしか作れないのだろうな。

映画ファンの集う場所としても有名で、原田芳雄ファンも昨日は沢山いらして下さった。打ち上げでは多いに原田芳雄主演映画の話が飛び交うw。天国の芳雄さんもさぞ喜んでくださっていたに違いない。また来年も宜しくお願いいたします！！！


チラシのイラストを描いてくれた美人イラストレーター、まりやちゃんに群がるおじさんミュージシャンたち。

今年はお気に入りだった定宿がなくなってしまったのでホテルが近くになくて、なんと西成地区の安いホテルに宿泊。マスターは「そんなところで本当にいいですか？」とずいぶん気を使ってくださっていたけれど、何も考えずに「安いからオッケー！」と承諾。

あとで聞いてみれば、東京の三谷のような場所。でも私たちの宿泊したホテルはバックパッカーや中国人家族、モ～ホの外人兄ちゃんたちが泊まる安全第一の場所。映画にでてきそうな面白い、Deepな場所だった。シャワー、トイレが部屋にないけれど冷蔵庫とテレビ、クーラーは完備。私の部屋だけクーラーが故障していたために、夜中に「これじゃ眠れない！」と宿の人を叩き起こし、部屋をチェンジしてもらう事件があったけど、それ以外は別に問題なし。和室、快適でした～。

翌朝、周辺を散歩したトシキは「すごい！朝の10時から酔っぱらいがクダまいてる。」と楽しそうに報告。日雇いの仕事にあぶれた労働者たちが朝の５時くらいから呑む店が沢山あるのだそう。恐るべし、西成。「今度ゆっくり来て下さい。西成の飲み屋を案内しますよ。」とマスターと約束を交わし、大阪をあとにした。

月曜は石川県金沢市でプライベートなイベントにゲスト出演、という事で大阪から金沢へ。





途中で見えた日本海。やはり海が見えるとテンションがあがるのか、ドライブインに2回も立ち寄ってアイスクリームなどを食べる。

イベント終了後の打ち上げでは金沢名物の「のどぐろ」の塩焼き、うに、たこetc.....魚づくしに日本酒を頂き、ご機嫌。


のどぐろは絶品


刺身盛りあわせ

初めての北陸だったけど、次回はちゃんとしたライブでやりたいな。宜しくお願いしま～～～す。

食べ芸人の記録はまだまだ続く・・・・。明日は広島のお好み焼きだあああ！！！

名古屋Lovely終了！（食べ芸人の記録）

昨日、今日と２日間、名古屋Lovelyにお越し下さった皆様、本当に有り難うございました！

Lovelyと言えば、串カツラブリー。超イケメンのお兄様方が甲斐甲斐しく働く気持ちの良い名店でまずは腹ごしらえ。



九州ツアーのブログを読んだ友人が「さっちゃんたち、本当にグルメツアーしてるよね。」と言われますが、はい、それが一番の楽しみですw。お許し下さい。食べ芸人の記録w。

ラブリー初日。お客様が、私が喘息持ちなのを知って、サンタ・マリア・ノヴェッラの蜂蜜とハーブティをプレゼントして下さった。お蔭で喉の調子が良くてお酒を飲んでも喘息が出なかった！！サンタ・マリア・ノヴェッラはフィレンツェの古い修道院がやっている、世界最古と言われてる薬局でメディチ家やナポレオンゆかりの由緒正しい高級店らしい（友人情報）。蜂蜜を一なめしただけで、極上のスイーツを食べたような気分。しあわせ～～～！！



そのせいか？調子にのって初日の打ち上げからがんがんに飲んでしまった。RIOも吉田君も飲み過ぎて途中退場・・・・汗。

そして名古屋２日目のお昼は大儀見元大推薦のうなぎ屋「田代」のある瀬戸に向かった。

11時開店と同時に行列のできるお店で、12時すぎに着いた私たちは当然１時間以上待つ事に。裏手に公共駐車場があって、そこに停めたとたん、うなぎのいい匂いがぷ～～ん。ピアノの吉田君はテンションがすでに最高潮に達して「う、うまそ～～～！」と大声で叫ぶ！

１時間あるので、近くの神社を参拝し、ひなびた瀬戸銀座商店街をブラブラ・・・。ありゃりゃ、もうトシキと吉田君はビール飲んじゃってるよ（苦笑）。






やたらに招き猫がいるのが面白い。しかも顔が普通とちょいと違う。











商店街のはずれの駐車場の塀一面にびっしりと瀬戸物のオブジェが並んでいる・・・なんだここは？？？瀬戸、恐るべし。





いよいよ時間が来たので、うなぎ屋へ。目の前でクロコダイルのTシャツを着たおじさんが一人で生きたうなぎをドラム缶から取り出し、手際よく頭をくぎで貫いて、ささっとさばく。その間に蒲焼きをひっくり返し・・・・。お見事！としか言いようがない。その間に次々に来るお客の予約を聞き取って、注文を聞いていく。これはもう、人間国宝にしたほうがいいと思う。






ぷりっぷりのうなぎが反りくり返るのををぎゅっと素手で押さえるおじさん。


並が2500円、上は3500円、とうなぎ高騰で値上がりしていたけれど、いや～、美味しゅうございました。涙が出て来たけど、これは蒲焼きの備長炭の煙のせいだからね。

うなぎパワー全開でラブリー２日目も無事終了。素晴らしいリズムセクションで至福の３日間だった。ありがとう、コスマス、元ちゃん。

明日からはminga4で回ります。まずは大阪ワイルドバンチ、素敵なマスターが待っているwww。
大阪の皆さん、お会いできるのを楽しみにしてまっせ～～～！！