minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

Bienvenido a TOKIO! vol.3 (稲毛Candy)

2018年03月24日 | ライブとミュージシャンたち
奥鬼怒から戻って、翌日(昨日)は稲毛Candyでライブ。

もちろん、KarenとHarryも東京からやってきてくれた。Karenのために用意した懐かしい曲、メキシコの曲、を田中信正p入り豪華な TReSで聴かせてあげられたのがとても幸せでした。

出会いのきっかけになった曲は私のオリジナル、「La Maravilla」だった。しばらく演奏していませんでしたが、Karenはこの曲がお気に入りでブエノスアイレスにいるときずっと口ずさんでいたほど。

演奏終了後にKarenをみると目が真っ赤でした。6年前の出会いからここで再び私たちの演奏を聴いている、という感動。私にとっても夢のような日々だったな〜。

Candyのママも常連の方々もみんなが暖かく迎えてくれて、演奏も素晴らしかったし、最後まで大満足の稲毛Candy。お越しくださったみなさま、本当にありがとうございました。


信正くんのキティちゃん靴下に一同大喜び。



楽しかった5日間も本日が最後。我が家でしゃぶしゃぶをご馳走して、バレルハウスのRIOのライブへ行く予定です。

でも元気でまた会えると信じています。メキシコと日本、そんなに遠くないよねw。世界は一つ!




Bienvenido a TOKIO! vol.2 (日光東照宮&八丁の湯)

2018年03月24日 | 
待ちに待った「秘湯めぐり」に。朝6時出発した私たちは、電車を3つ乗り換え、ようやく日光に到着。

パラパラと降り出した雪が少しづつ景色を変えていくのが神秘的でしたが、さむ〜〜〜〜い。持ってきたホカロンを足の裏にぺたりと貼る。

駅から30分ほど歩いてようやく東照宮の入り口へたどり着いたが、みんな寒さでヘロヘロ。ということで、とりあえず茶店で一休み。体力を復活させていざ、日光東照宮へ。と店をでるとあたりはものすごい雪が降り出していた。




まずは改修作業中の門の中へ。修復工事は終了し、1年後にはこの外側の建物を壊して完成だそう。


雪の東照宮はとても神秘的だった。






見猿聞か猿言わ猿





ここから再び日光の駅にもどるとSLが待っていた!「大樹」というSLだそうです。


鉄道ファンなら大喜びなんだろうな。

ここから今度はバスで1時間。「女夫渕」というバス停まで行く間にどんどん雪が深くなっていく・・・・。


途中の湖が美しくけぶっていた。

この「女夫渕(めおとぶち)」からは専用の送迎バスが八丁の湯に連れて行ってくれるのだ。これもだいたい1時間ほどかかる。

実は30年前にトシキとこの温泉に来たことがあった。そのときはまだ送迎バスもなくて、ひたすらここから山の中をハイキング。1時間半かけてようやくたどりつく秘湯だった。しかもその時はボロボロの宿で、温泉はよかったものの、夕食は鮎の甘露煮と山菜だけ。温かいものは味噌汁のみ、という寂しさだった・・・汗。

ところが・・・。今回は30年前と全く違うリニューアルされた「八丁の湯」。

温泉は露天が4つ。女性専用が一つとあとはすべて混浴。しかし夜の9時から1時間だけは女性専用の時間となって4つ全てを満喫できるようになっている。タオルの持ち込みもOK、お酒の持ち込みもOKということで、夕食後に雪見酒の露天風呂も楽しんだ。














豪華な夕食!


休憩室に電子ピアノが置いてあった!







帰りの日もゆっくり11時半まで露天風呂を楽しみ、送迎バスで女夫渕まで。まさしく秘湯の旅。豪華な食事が夕食と朝食ついて、素敵なバンガローに泊まれてたったの14000円。人も少ないのでご機嫌でした。息子よ、ここを見つけて予約してくれてありがとう。

Karenも温泉初体験。大喜びだったことは言うまでもありません。素晴らしい秘湯の旅でした。
























Bienvenido a TOKIO! vol.1 (浅草観光)

2018年03月24日 | 家族の日常
2012年、初めてのブエノスアイレス珍道中で出会ったKaren。私たちの出演したジャズコンサートにたまたま来ていて感動し、出待ちしていた彼女。一生懸命英語で私に質問攻め。「CDはあるの?次はいつどこで演奏するの?etc.....」

Karenはメキシコからブエノスアイレス大学に半年間だけ留学していた優秀な学生だった。英語も流暢に話せるので、助かった〜。

それ以降、私たちのライブ全てに来てくれるという、まさしく「おっかけ」。彼女たち(ベネズエラやドイツからの留学生もいた)とプライベートでも親しくなり、お互いの家で日本料理やメキシコ料理を作ってご馳走しあう仲になったのだった。


2012年、Karenたちのアパートにて。

それ以来、Face Bookでのやりとりだけだったが、メキシコに戻った彼女はアルトサックスを購入し、「Moon River」を演奏したよ〜、と動画を送ってくれびっくり。そして、メキシコなのにフィギュアスケートもできるというスーパーガールなのだ。

今回、メキシコから韓国へオリンピックのボランティアとして参加することになったKaren。初めてのアジアだ。「せっかく来るんだったら日本にも寄れば?」ということになり・・・・6年ぶりに再会することができた。

韓国で出会ったイギリス青年のボーイフレンドと一緒に我が家にやってきて、再会を喜び我が家で晩餐会。

翌日は池袋の名物ラーメンでランチをしてから浅草観光へ。


油そばに大感動のふたり。

<浅草観光>



しだれ桜が美しかった。



夕食は池袋へもどって回転ずし。3人でたらふく食べて3000円でおつりが・・・安くてびっくりしてました。シメに池袋ぺーぱーむーんでへべれけに(私だけ)。




翌日はRIOも混じって「鬼怒川温泉/八丁の湯」へ。ボーイフレンドのHarryは箱根の温泉へと一泊旅行へとそれぞれ旅立ちました。

なんと、この日の日光は大雪が・・・。(つづく)

病み上がりのラプソディ。

2018年03月12日 | ライブとミュージシャンたち
キーストンクラブ東京ライブの日は奇しくも3月11日。日曜日の六本木の夜は普段の喧騒もなく、人がほとんど歩いていない。気味が悪いほど静かだった・・・。

せっかくの日曜の夜だもの。みんな家でゆっくりしたいだろうな・・・・。そんな中、わざわざ六本木キーストンクラブにお越しくださったみなさま、本当にありがとうございました。

私は1週間ほどまえから風邪をひきはじめ、大流行中のインフルエンザA,Bではなかったものの、39.5度という高熱が2日間つづき、ようやく平熱にもどったばかり。「体力には自信ある...」と思っていたら演奏1曲目が終わったらすでにヘロヘロ。

それでもなんでも、私のダメダメ座長っぷりを全力でカバーしてくれた素晴らしいメンバーに心から感謝いたします。









初めての顔合わせでしたが、元ちゃんと田中くんの相性もぴったり。終始ニコニコしていた元ちゃん。(カリフォルニアシャワーからの解放がよほど嬉しかったのかなw。)


「モントゥーノ(ラテンピアノのパターン)はいいですから、自分のリズムでバッキングしてください。」という言葉が印象的だった。

アンコールには3/11、福島の人たちのために捧げた曲「La Maravilla」を何年かぶりに演奏しました。自分の作った曲なのにヘロヘロで大変申し訳ありませんでしたが、気持ちだけは伝わったかと。どうかお許しください。

これからはもう少し体調管理に気をつけて、満足いくような演奏をしたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

ちなみに、次のキーストンクラブは4/23(月)。佐藤芳明acc.とファルコンgを迎えたTReSです。よろしくお願いいたします。


本文写真/大隈孝之氏

以下の写真はまつきち。























原田芳雄メモリアルライブ@下北沢Garden

2018年03月01日 | ライブとミュージシャンたち
昨日は226の熱もさめやらぬままに、毎年恒例になっている「原田芳雄メモリアルライブ」。

芳雄さんがなくなってもう7年も経つんですね・・・・。

私たちフラワートップのメンバーは初めての場所。下北沢の駅がずいぶんと変わってしたのに驚きつつキョロキョロしながら・・・「GARDEN」というライブハウスにたどり着く。

原田喧太くんがとても親しくしているライブハウスなので、ちょうど原田家からも近いこともあり今年はここになりました。200人くらいの小屋だけど、PAが素晴らしくて本当にリハーサルからテンションあがりっぱなし。スタッフもみんな家族のようにあたたかく迎えてくれました。感謝。



そして、楽屋に届いたお弁当に一同びっくり。本番直前じゃなくて本当によかった。こんなお弁当見たら泣いちゃうよ・・・。






さらにうっちゃんの奥様がバースデイケーキの差し入れまで。本当にみんな一人一人が芳雄さんのこと、未だに大好きなんだな〜。



お客様も超満員。200人を越す芳雄さんのファンが駆けつけてくださいました。

そして、今回は山崎ハコさんが「愛の賛歌」に挑戦。大好きな越路吹雪と原田芳雄の歌を研究してきた、というハコさん。本物の歌手はそれをどう自分で作り上げるかなのですが、最初から最後まで山崎ハコの世界(可愛さと怖さが入り混じる)を展開してくれました。さすが〜。


フラワートップ女子部とハコさん。

ドラマで忙しくて出られないといいながらも駆けつけてくれた江口洋介さんも2曲を熱唱。江口洋介さんの原田芳雄トークも面白かった。江口さんが新居を建てたばかりの頃に芳雄さんご夫妻が偵察に現れ、ばったり道で鉢合わせしたそうな。芳雄さんは気まずそうにそそくさと帰って行かく後ろ姿を見たら、「江口洋介」と書かれた記念Tシャツを着ていたそうです。お茶目な芳雄さん。

佐藤浩市さんも1年ぶりに歌うのに、名曲「風のダウンタウンストリート」に挑戦。もう涙モノ。この曲は私がフラワートップに参加させてもらうことになった(25年くらい前)にオ=プニング曲として毎回芳雄さんが歌ってらしたうっちゃん(キャロルの内海利勝)の曲。
もちろん、どの曲にも一つ一つ思い出がありますが、晩年はまったくこの曲歌わなくなっていたので、大好きな曲だっただけに嬉しさがひとしおでした。ウッチャン、素晴らしい作曲家でもあるな〜〜〜。

そして誰よりも原田芳雄の歌を愛し、聴きまくる佐藤浩市さん。何軒かのお店に芳雄さんのライブDVDを置いて、行くとそれを必ず流してもらっているそうです。だから、私たち演奏者よりも「このライブは〇〇年のどこそこのライブだよ。」などと音が流れると教えてくれます。どんどんレパートリーが増えているし。「横浜ホンキートンクブルース」のラストでおしゃべりが始まって、アカペラでラストのフレーズを歌うのですが、みごとに音程があっていて・・・・バンドメンバー全員が目をみはる瞬間でありました。

「コーイチさん、絶対音感あるんですか?」
「なに?それ?音楽用語はさっぱりわかんない。」

いやはや、恐ろしいくらい神がかっていました。


そして、大トリは原田喧太くん。本物の歌手として「蒼い影」や「りんご追分」といった芳雄さんの十八番を堂々と歌い上げてくれました。
また、「青い蝶」という新曲まで披露。新曲といっても原田芳雄のファーストアルバム「Last One」には収録されているのですが、一度も芳雄さんはライブで歌ったことがなかったようで、私たちの誰も知らない曲。なんとこれが原田芳雄作曲、原田章代作詞!!

なぜ芳雄さん、この曲をライブで一度も歌わなかったのでしょう・・・?

「恥ずかしいから。」だったそうです。シャイな芳雄さんの一面が垣間見れました。でもとってもいい曲です。

ケンタくんが「さっちゃん、聞いたことないなら「Last One」貸してあげるよ。」と打ち上げでCDを渡してくれました。中を見るとまだまだ知らない曲がたくさん。ケンタくんはこのファーストアルバムの中から少しづつ歌い継いで行こうと思っているのかもしれません。

こうして、芳雄さんは亡くなっても存在感は未だに大きく、誰もが愛する芳雄さん。毎年1回だけでもみんなで芳雄さんを想いながら原田芳雄の歌を歌い継いていくって本当に素晴らしいことだと想います。

閏年の2020年まではお達者クラブ、じゃなかったフラワートップのメンバーにも元気で頑張ってもらい盛大に芳雄さんの誕生日をお祝いしたいと願うばかり。

天国からいつも応援してくださり、ありがとうございます。

こんな素晴らしいメンバーにで合わせてくれた芳雄さんに感謝。そして、寒い中、一緒にお祝いに着てくださったお客様にも感謝いたします。



「生きているうちが花なんだぜ」





Last OneのCDはこちら