箕面市は、「防災とボランティアの日」である1月17日(火曜日)午前10時5分から、緊急時に備え、コミュニティFM放送のタッキー816(FM81.6メガヘルツ)を利用して、市からの緊急割り込み放送の訓練を実施しました。
箕面市では、市内で震度4以上の揺れが観測された場合や延焼が心配される大規模火災発生時など、市民の生活に重大な影響を及ぼす災害が起こった場合には、市民へ正確な情報を迅速にお知らせするため、コミュニティFM放送のタッキー816が緊急放送を行います。
しかし、深夜や早朝などでタッキー816のスタジオに放送スタッフが不在のときは、市役所庁舎と消防庁舎に設置されている緊急割り込み放送設備を使って、緊急割り込み放送が行われます。
緊急割り込み放送の訓練は平成9年から行っており、本番の緊急割り込み放送は、市役所庁舎からは平成21年に2回(北朝鮮の飛翔体発射時と台風による避難所開設時)行いました。
消防庁舎からは、火災発生時など必要に応じて、割り込み放送を行っています。
▲緊急割り込み放送装置
1月17日(火曜日)午前10時5分から始まった番組の冒頭に、まず、タッキー816のアナウンサーからの質問に応じるかたちで、中井総務部次長兼危機管理監が、緊急割り込み放送を実施する場合はどういう場合か、緊急割り込み放送の仕組みなどの説明を電話で行いました。
次に、アナウンサーが「ただいまから割り込み放送のテスト放送を始めます」という紹介を行い、市民安全政策課の職員が、市役所本館2階の市民安全政策課にある設備を使い、「こちらは箕面市役所です。ただいま、緊急割り込み放送の訓練を実施しています」との緊急割り込み放送を行いました。
中井総務部次長兼危機管理監は、今回の訓練について「緊急割り込み放送訓練を通じて、市民のみなさまには、災害発生時に発信される情報の重要性をご理解いただきたいと考えています。いざという時に正確な情報を得るためにも、日頃からタッキー816を聴いていただきたいと思います」と話しました。
<日頃からタッキー816を聴いて、いざという時のために備えよう!