12月20日(土曜日)に、箕面市立メイプルホールで、東日本大震災復興 箕面チャリティーコンサート「人に音を、音に愛を」が開催されます。
今回のコンサートは、「Tsunami ヴァイオリン~千の音色でつなぐ絆~プロジェクト」として開催されます。このプロジェクトは、震災を風化させずに語り継いでいくことを目的にした演奏会プロジェクトで、東日本大震災で発生した津波の流木から作られたTsunamiヴァイオリンやビオラ、チェロを演奏します。このプロジェクトには多くの著名な演奏家が賛同し、日本各地だけでなく海外でも開催されています。
コンサートは三部構成で、第一部では、箕面市から復興支援のため被災地に派遣された職員3名による報告会が行われます。それぞれが携わった復興業務や被災地の現状、そして今、東北のためにできることなどを報告します。(これまでの箕面市の被災地支援の取り組みについてはこちらをご覧ください)|
第二部では、Tsunamiヴァイオリンを使用し、ヴァイオリニストの尾池亜美さんによりエルガーの「愛の挨拶」や武満徹の「悲歌」、東北にちなんだ曲「荒城の月」などが演奏されます。また第三部では、尾池さんに加え、クラリネット奏者の吉田誠さん、ピアニストの山本恵利花さんによる演奏が行われます。クラシックコンサートに行ったことのないかたでも楽しめるように、一度は聞いたことがある映画音楽や歌謡曲「上を向いて歩こう」も演奏されます。
主催する箕面FMまちそだて株式会社の大平麻由美さんは、「これまで被災地の復興支援に携わった箕面市職員を当社のラジオ番組ゲストに迎え、被災地の現状を伝えてきました。その中で、今後も大震災のことを風化させないため、音楽を通じた復興支援活動を行おうとチャリティーコンサートを企画しました。コンサートにご来場いただきお楽しみいただくことが支援につながりますので、ぜひみなさんでお越しください」と話しています。
被災地支援職員報告会に出演する箕面市職員の西山央さんは、「被災地では現在も復興の途中で、継続的な復興支援を必要としています。この機会にぜひたくさんのかたに被災地の現状を知っていただきたいので、ご来場いただければうれしいです」と話しました。
会場では募金が呼びかけられるほか、コンサートの収益は復興支援のため、被災地の子どもたちに音楽を届けるTSUNAMI VIOLIN基金及び箕面市が継続的に支援を行う岩手県大槌町へ全額寄附されます。
チケットは、箕面市立メイプルホール、グリーンホール、東生涯学習センターなど市内公共施設で販売しています。詳しくは、箕面FMまちそだて株式会社へお問い合わせください。ぜひみなさんお誘いあわせのうえ、ご来場ください。
【公演概要】
日時:平成26年12月20日(土曜日)午後1時30分開場、2時開演
場所:箕面市立メイプルホール大ホール
料金:大人 前売り2,500円 当日3,000円(全席自由席)
中学生以下 前売り1,000円 当日1,500円(全席自由席)
内容:第一部 箕面市被災地支援職員報告会
第二部 Tsunamiヴァイオリンによる演奏
第三部 ヴァイオリン、クラリネット、ピアノによる演奏
出演:尾池亜美(ヴァイオリン)、吉田誠(クラリネット)、山本恵利花(ピアノ)
【お問い合わせ先】
箕面FMまちそだて株式会社
〒562-0035 箕面市船場東2-5-47 COM3号館2階
電話:072-728-3210
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