撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

東日本大震災復興 箕面チャリティーコンサート「人に音を、音に愛を」が開催されます!

2014年12月10日 | こんなことがあります!

12月20日(土曜日)に、箕面市立メイプルホールで、東日本大震災復興 箕面チャリティーコンサート「人に音を、音に愛を」が開催されます。


今回のコンサートは、「Tsunami ヴァイオリン~千の音色でつなぐ絆~プロジェクト」として開催されます。このプロジェクトは、震災を風化させずに語り継いでいくことを目的にした演奏会プロジェクトで、東日本大震災で発生した津波の流木から作られたTsunamiヴァイオリンやビオラ、チェロを演奏します。このプロジェクトには多くの著名な演奏家が賛同し、日本各地だけでなく海外でも開催されています。

コンサートは三部構成で、第一部では、箕面市から復興支援のため被災地に派遣された職員3名による報告会が行われます。それぞれが携わった復興業務や被災地の現状、そして今、東北のためにできることなどを報告します。(これまでの箕面市の被災地支援の取り組みについてはこちらをご覧ください)

第二部では、Tsunamiヴァイオリンを使用し、ヴァイオリニストの尾池亜美さんによりエルガーの「愛の挨拶」や武満徹の「悲歌」、東北にちなんだ曲「荒城の月」などが演奏されます。また第三部では、尾池さんに加え、クラリネット奏者の吉田誠さん、ピアニストの山本恵利花さんによる演奏が行われます。クラシックコンサートに行ったことのないかたでも楽しめるように、一度は聞いたことがある映画音楽や歌謡曲「上を向いて歩こう」も演奏されます。

主催する箕面FMまちそだて株式会社の大平麻由美さんは、「これまで被災地の復興支援に携わった箕面市職員を当社のラジオ番組ゲストに迎え、被災地の現状を伝えてきました。その中で、今後も大震災のことを風化させないため、音楽を通じた復興支援活動を行おうとチャリティーコンサートを企画しました。コンサートにご来場いただきお楽しみいただくことが支援につながりますので、ぜひみなさんでお越しください」と話しています。

被災地支援職員報告会に出演する箕面市職員の西山央さんは、「被災地では現在も復興の途中で、継続的な復興支援を必要としています。この機会にぜひたくさんのかたに被災地の現状を知っていただきたいので、ご来場いただければうれしいです」と話しました。

会場では募金が呼びかけられるほか、コンサートの収益は復興支援のため、被災地の子どもたちに音楽を届けるTSUNAMI VIOLIN基金及び箕面市が継続的に支援を行う岩手県大槌町へ全額寄附されます。

チケットは、箕面市立メイプルホール、グリーンホール、東生涯学習センターなど市内公共施設で販売しています。詳しくは、箕面FMまちそだて株式会社へお問い合わせください。ぜひみなさんお誘いあわせのうえ、ご来場ください。

【公演概要】
 日時:平成26年12月20日(土曜日)午後1時30分開場、2時開演
 場所:箕面市立メイプルホール大ホール
 料金:大人    前売り2,500円 当日3,000円(全席自由席)
    中学生以下 前売り1,000円 当日1,500円(全席自由席)
 内容:第一部 箕面市被災地支援職員報告会
    第二部 Tsunamiヴァイオリンによる演奏
    第三部 ヴァイオリン、クラリネット、ピアノによる演奏
 出演:尾池亜美(ヴァイオリン)、吉田誠(クラリネット)、山本恵利花(ピアノ)

【お問い合わせ先】 
箕面FMまちそだて株式会社 
〒562-0035 箕面市船場東2-5-47 COM3号館2階
電話:072-728-3210

 

<モミジーヌもTsunamiヴァイオリンを聞きに行こう♪


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中小学校で放課後に「はじめてのお能」体験プログラムが行われました!

2014年12月10日 | こんなことがありました!

12月4日(木曜日)、5日(金曜日)の2日間にわたり、箕面市立中小学校では、新放課後モデル事業のプログラムとして、「能」の体験・観劇プログラムが行われました。これは、平成26年度文化庁文化芸術振興費補助金が活用されたものです。1日目は89人、2日目は158人の児童が参加しました。

公益社団法人能楽協会の上田大介さんを中心に、お能の先生がたにお越しいただき、子どもたちに能の歴史についてのお話や、楽器の体験、使用する面(おもて)の説明、そしてラストには演目「土蜘蛛(つちぐも)」を披露していただきました。

関西を中心に活躍されている能楽師のみなさん


 
能は、重要無形文化財に指定され、またユネスコの無形文化遺産にも登録されている、日本が誇る伝統芸能です。舞と謡(うたい)、そしてお囃子(はやし)で構成される演劇です。
 
~1日目(12月4日)~
1日目は主に、子どもたちにお囃子の楽器を体験してもらいました。

能で用いる楽器は4種類です。写真の左から太鼓(たいこ)、大鼓(おおつづみ)、小鼓(こつづみ)、笛(能管)の先生がたです。

太鼓(たいこ)

大きい音から小さい音に切り替えるときにコツがいります


 
大鼓(おおつづみ)

みんなでかけ声を合わせてたたきます「トッ!」ドン!「ヤッ!」ドン!「ホッ!」ドン!


 
小鼓(こつづみ)

「小包(こづつみ)」じゃなくて「小鼓(こつづみ)」だよ~!


 
笛(能管)

なかなか音を出すのが難しい…

 

その他に舞(まい)と謡(うたい)も体験できました。
舞(まい)

初めての扇にも興味津々!


 
謡(うたい)

低くて大きい声を出すのは難しいですね


 
~2日目(12月5日)~
2日目は、面(おもて)と呼ばれる能面を見せてもらいました。何を表している面でしょうか?

「鬼~!」


 
鬼のようですが、実は怒っている女性を表した面です。

口は怒っているのに目は悲しんでいるようにも見えるという、不思議な表情です。先生は「怒っている女性は心は泣いているんだよ」というお話をされていました。
 
みんなで、能独特の動き「すり足」をやってみました。

最後に、能の演目のひとつである「土蜘蛛(つちぐも)」の上演です。見せていただいたのは終盤の、源頼光(みなもとのらいこう)の従者2人が土蜘蛛を退治する場面です。

土蜘蛛が蜘蛛の糸を投げて従者を攻撃します!

立ち向かって斬りつける従者!

土蜘蛛は退治されました…


 
本来は客席に向けてすることはないそうですが、特別に子どもたちに向けて蜘蛛の糸が投げ込まれました。

みんな大はしゃぎ!


能楽は日本の財産として、子どもたちのさらに子どもたち、そのまた子どもたちにも伝承していきたいですね。
12月9日(火曜日)と11日(木曜日)は、豊川北小学校でも同プログラムが実施されます。保護者のかたの参観も可能です(保護者のかたは申込不要)。是非、お越しください。
 
※豊川北小学校「はじめてのお能」※
12月9日(火曜日)「五人囃子にチャレンジ!!」
太鼓(たいこ)・大鼓(おおつづみ)・小鼓(こつづみ)・笛・舞の5コーナーをグループに分かれて体験します。

12月11日(木曜日)
能面・衣装・小道具などのお話をききます。お能ってなあに?の疑問にこたえます。演目「土蜘蛛(つちぐも)」の観劇もあります。

 

<子どもたちが楽しそうだったモミ~!


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