

Kia ora! (マオリ語の挨拶)
国籍:ニュージーランド(NZ、アオテアロア)
氏名:トレース
職業:箕面市国際交流員
趣味:イラスト、アニメ、ビンテージ服
皆さま、こんにちは!
February is the shortest month of the year, so my blog is a little bit late, sorry!(英語:2月は一年に最も短い月なので、今月のブログが少し遅れていて、ごめんなさい!)
今年はいよいよ、箕面市とNZにあるハット市の国際協力都市提携が30周年を迎える年です!ちなみに、個人的な話ですが、私は姉妹都市提携の約一ヶ月後に生まれましたので、今年で30歳になります。30周年も30歳になることも両方、楽しみな気持ちでいっぱいです!
今年は始まったばかりですが、すでに色んな姉妹都市交流活動があるので、今回のブログで紹介します。
ハット市伝統工芸グループ「フィリア エ タンガタ」との文化交流
1月8日から11日まで、ハット市から「フィリア エ タンガタ」のグループが来日し、色んな文化交流活動ができました。グループの皆さまがNZの先住民のマオリであり、6週間にわたって、日本各地で日本とマオリの伝統的な工芸や芸術の交流を行いました。箕面市に来られた後は、さっそく工芸交流活動に入りました。
初日の8日に勝尾寺を訪れ、寺のシンボルの一つである勝ちダルマを伝統的なマオリ模様やマントでアレンジしました。長い交流期間の初めに成功を祈願する絶好の機会となり、今後そのだるまを勝尾寺で展示する予定です。
9日は、中央生涯学習センターの茶室にて、箕面市茶華道文化連盟による茶道体験と、箕面市ハット市友好クラブによる書道と着付け体験を行いました。
10日に郷土資料館を訪れた後、箕面市長を表敬訪問しました。
そして、最後に、11日に「マオリの伝統的なマント作りワークショップ」を開催し、グループのみなさんの指導のもと市民の参加者と一緒にマオリの伝統的な織り物の体験ができました。
短い間でしたが、箕面市で日本とマオリの文化交流ができて本当に嬉しかったです。
私自身も皆さまからの情熱をもらい、今後マオリの言語と工芸により力を入れたい気持ちになりました。
箕面市ハット市国際協力都市提携30周年記念訪問
続きまして、原田市長を始め、箕面市の訪問団が2月1日から7日までニュージーランドを訪れました。箕面市として公式の訪問団をハット市に派遣したのは約6年ぶりで、私が通訳として参加することができました。訪問の間、ハット市を視察し、姉妹都市関係を深めるとともに都市開発などについて学ぶこともでき、貴重な機会となりました。
ハット市が記念式典のセレモニーを開いていただいて、キャンベル バリー市長をはじめ、過去30年の間箕面市と関係を支えてきた約60名の参加者とお会いすることができました。個人的に、自分の故郷のNZにて大好きな日本との交流に触れることができて、そしてNZの魅力を訪問団のみなさんに紹介することができて、本当に感動しました(誇りに溢れていて、涙を抑えきれず・・)。
訪問団の一人が仰った「オンラインの画面越しではホンギ(マオリの伝統的な鼻と鼻の挨拶)ができない」のように、この経験を通じて、実際に現地へ行かなければできないことがあると、心から実感することができました。ハット市の皆さまの温かいマナーキタンガ(マオリ語で「おもてなし」)をもらい、今後の交流にもっと力を入れる決心がつきました!
訪問後、箕面市に戻って、「フィリア エ タンガタ」の皆さまから連絡が来ました!すでに6週間の交流を終えていて、帰国する前にもう一回箕面に行きたいと言われました。私がなによりみなさんと再会したくて、一緒に箕面大滝に行くことにしました。私も彼らもかなり疲れていましたが、滝道を歩きながらそれぞれの経験で成長したことなどについて語り合い、お互いにとっての良い締めくくりとなりました。
今後の大きな記念事業についてですが、5月24日(土曜日)に30周年記念イベントの「ニュージーランドフェア」を箕面キューズモールにて開催する予定です。詳細が決まり次第お知らせしますが、とりあえずご自身のカレンダーにメモして下さい!
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箕面市はNZとメキシコと姉妹都市関係があり、国際交流員の私とオーランドさんがそれぞれの国の文化を紹介しています。
それでは、カ・キテ!(マオリ語で「またね!」)!
< マオリの伝統料理は「ハンギ」、
鼻と鼻の挨拶は「ホンギ」モミ~
箕面市では、2月1日から3月31日まで、統一キャンペーン「今すぐ自治会に加入してください!自治会を結成してください!」を行っています