「エリザベート」観劇は4回目ですが、朝海ひかる×石丸幹二の組み合わせは初めて。
伸び伸びと過ごした少女時代から宮廷に入ってからの表情がきつく冷たい態度や
晩年の落ち着いた様子などお芝居は上手いと思いましたが、歌がね
。
細くて可愛らしく、見た目はエリザベートのイメージにぴったりの人だと思いました。
立ち居振る舞いも美しかったし。でも歌い始めると「えっ?その音は伸ばさないよね
」とか
「その音程は
」とか不安定なような気がして。4回目ともなるとセリフとか歌詞とか案外
覚えているものですね。ミュージカルで歌を聴くのがヒヤヒヤだと舞台に集中出来なくて嫌だな。
石丸版トートとも今日でお別れ。
観る前には絶対トートじゃなくてフランツだよって心配していましたが、いい意味で裏切ってくれ
ました。羽ペンの羽を舐めちゃったり、随分と変化を遂げた石丸幹二を観ることが出来ました。
結果的にはこのトート役を演じきったことで役の幅を広げたと思います。
執拗なストーカーのトートを演じていてもどことなく品があるのが石丸さん。
大抵1回か多くても2回しか公演を観ないのに4回も観ちゃいました。。。(3回目、2回目、1回目)
しかも今日は初めて出待ちをして、握手してもらって帰ってきました
。
「来年の舞台、楽しみにしています
」と言いたかったのに、目を見たら胸がいっぱいになって
しまい、「お疲れ様でした」しか言えなかった
、ダメな私。
「エリザベート」を観て、気になりだしたのが石川禅さんです。
青年期、壮年期、中年期と演技分け安定しているし、何と言っても目をうるうるしながらの
『夜のボート』を一番前で聴いて、すっかり魅了されてしまいました。「パイレート・クィーン」
でも観ているはずなのに、この時は保坂さんしか目に入っていなかったからな
。
今日たまたま楽屋に入る禅さんも楽屋から出てきた禅さんも目撃し、益々素敵な人だなと。
浦井健治によるルドルフは神経質な性格がよく分かる演技でした。
田代版ルドルフは父親への敵対心剥き出しで「おはようございます、皇帝陛下」と挨拶している
のに対し、浦井版は弱弱しく自信がない感じ。演じる人によって役柄の解釈が随分違っていて、
面白いです。同じ役柄を演じる人によって雰囲気が変わること以外にも観る席によっても感じ方が
変わるもんだなと思いました。
最初が一番前44、45番、2回目が1階補助席33番、3回目が1階補助席36番だったかな。
舞台に対して真ん中辺りの席でした。そして今日は1階F列の10~12番。左側なので、真ん中に
立っているであろう人もやや右に見えて、また違った趣がありました。
最後の挨拶でご本人も話していましたが、ルキーニがエリザベートを刺殺する場面で段差に
つまずいてしまったところを見てしまいました。生の舞台では気づいていないだけで、いろんな
ハプニングがあるんでしょうね。
エリザベート・・・ 朝海ひかる
トート・・・ 石丸幹二
ルドルフ・・・ 浦井健治
少年ルドルフ・・・菊池駿
ゾフィー・・・ 寿ひずる
ルドヴィカ・・・春風ひとみ
伸び伸びと過ごした少女時代から宮廷に入ってからの表情がきつく冷たい態度や
晩年の落ち着いた様子などお芝居は上手いと思いましたが、歌がね

細くて可愛らしく、見た目はエリザベートのイメージにぴったりの人だと思いました。
立ち居振る舞いも美しかったし。でも歌い始めると「えっ?その音は伸ばさないよね

「その音程は

覚えているものですね。ミュージカルで歌を聴くのがヒヤヒヤだと舞台に集中出来なくて嫌だな。
石丸版トートとも今日でお別れ。
観る前には絶対トートじゃなくてフランツだよって心配していましたが、いい意味で裏切ってくれ
ました。羽ペンの羽を舐めちゃったり、随分と変化を遂げた石丸幹二を観ることが出来ました。
結果的にはこのトート役を演じきったことで役の幅を広げたと思います。
執拗なストーカーのトートを演じていてもどことなく品があるのが石丸さん。
大抵1回か多くても2回しか公演を観ないのに4回も観ちゃいました。。。(3回目、2回目、1回目)
しかも今日は初めて出待ちをして、握手してもらって帰ってきました

「来年の舞台、楽しみにしています

しまい、「お疲れ様でした」しか言えなかった

「エリザベート」を観て、気になりだしたのが石川禅さんです。
青年期、壮年期、中年期と演技分け安定しているし、何と言っても目をうるうるしながらの
『夜のボート』を一番前で聴いて、すっかり魅了されてしまいました。「パイレート・クィーン」
でも観ているはずなのに、この時は保坂さんしか目に入っていなかったからな

今日たまたま楽屋に入る禅さんも楽屋から出てきた禅さんも目撃し、益々素敵な人だなと。
浦井健治によるルドルフは神経質な性格がよく分かる演技でした。
田代版ルドルフは父親への敵対心剥き出しで「おはようございます、皇帝陛下」と挨拶している
のに対し、浦井版は弱弱しく自信がない感じ。演じる人によって役柄の解釈が随分違っていて、
面白いです。同じ役柄を演じる人によって雰囲気が変わること以外にも観る席によっても感じ方が
変わるもんだなと思いました。
最初が一番前44、45番、2回目が1階補助席33番、3回目が1階補助席36番だったかな。
舞台に対して真ん中辺りの席でした。そして今日は1階F列の10~12番。左側なので、真ん中に
立っているであろう人もやや右に見えて、また違った趣がありました。
最後の挨拶でご本人も話していましたが、ルキーニがエリザベートを刺殺する場面で段差に
つまずいてしまったところを見てしまいました。生の舞台では気づいていないだけで、いろんな
ハプニングがあるんでしょうね。
エリザベート・・・ 朝海ひかる
トート・・・ 石丸幹二
ルドルフ・・・ 浦井健治
少年ルドルフ・・・菊池駿
ゾフィー・・・ 寿ひずる
ルドヴィカ・・・春風ひとみ