Olive☆。.:*:・'゜

つれづれなるままに・・・雑感を

色々な涙

2010-02-28 20:55:55 | 雑感・スポーツ
先程までフィギュアスケートのエキシビションをテレビで見ていました。

浅田選手のパガニーニの「カプリース」、ちょっと勝気な感じと躍動感に溢れていて、
彼女の持ち味を上手く引き出しているような気がします。好きなプログラムです。
競技会で扇子を使った独創的な振り付けは無理でしょうが、こういったプログラムを競技会で
見たかったなあと思いました。
昨季フリーの「仮面舞踏会」でも2度のトリプルアクセルを含め、ステップといい、高難度の
要素を詰め込んだプログラムで見ごたえがありました。
で、今季フリーの曲はラフマニノフ作曲の前奏曲「鐘」。これはタラソワ・コーチがかつて
他の選手に作ったプログラムなんだそうですね。実際に試合では使われなかったそうですが。
個人的にはもう一つ候補に挙がっていたフランツ・リストの「愛の夢」の方も見てみたいな。
「鐘」の荘厳な調べにあわせた浅田選手の気迫を感じる力強い演技、特にストレートライン
ステップという部分は印象的でした。
また、ずっと苦しんできたトリプルアクセルを五輪の大舞台でショートプログラムに続いて、
フリーでも2回成功させたのは素晴らしいことですし、飛んだ瞬間は一緒にテレビを見ていた
周りの人たちも感嘆の溜め息が漏れました。

アルベールビル五輪での伊藤みどり選手以来2人目となるトリプルアクセルをショートプログラム
と合わせて、計3度跳びながらも、結果は銀メダル。残念ながら勝てませんでした。
男子フィギュアと一緒の結果になってしまいました。
難易度の高いジャンプを成功させたけれども細かいミスのあった選手は銀メダル、
難易度の高いジャンプを跳ぶよりもノーミスで全体をハイレベルにまとめ選手が金メダル。
GOEはジャンプやスピン、ステップなどの要素の完成度や美しさに応じて評価されるそうですね。
フィギュアスケートは芸術的な要素も多く含んだ競技ですが、やっぱりミスをしてしまうリスクを
背負いながらも難易度の高い技に挑戦して成功させることも重要な要素なのではと感じました。

難しいジャンプを跳ばずに、出来るエレメンツの質を上げて得点を稼ぐ、という新採点システム
での勝ち方をよく心得ていて、しかも重圧の中でミスなく滑ったキム選手。
噂ではこの後プロ転向という話もあるだけに、ここで絶対金メダルを取りたかったでしょうし、
様々なプレッシャーに勝って、逃げ切った彼女はあっぱれだと思います。
そして滑りきった後にこみ上げて来た涙は、そういったプレッシャーから解き放たれた安堵感
だったのでしょうか。それに対し、呆然とした浅田選手の表情、そしてインタビューでの涙。
また表彰式で銀メダルを掛けてもらった時にも悔し涙を浮かべていたのが、見ていて胸が痛かった
です。4年後のソチ五輪にキム選手が出場するかは分かりません。もし今シーズン限りで引退
したとしてもプルシェンコ選手のように復帰してくるかも。それはよく分かりません。

現行の採点ルールだと曖昧な部分もあって見ていて、どうもすっきりしない。
跳ぶべきか跳ばざるべきか、いずれにしても史上初のトリプルアクセル3回成功は明確な結果
ですし、本当に凄いことだと思います。
スポーツとして、難易度の高い技にチャレンジし成功させたことを点数に反映して評価したら
いいのになあと思ってしまうのですが、でも考えてみたらキム選手を指導してきたブライアン・
オーサー・コーチが出場したサラエボやカルガリー五輪で女子シングルで金メダルを取った
カタリナ・ビット選手に伊藤選手も揶揄されていたわけで、「芸術かスポーツか」は今に始まった
わけじゃないですものね。。。そういえばカルガリーでのビット選手と米国のトーマス選手の
「カルメン」対決、今でも覚えています。
振り返ってみると、その時その時のオリンピックで印象に残る対決ってありますよね。

それにしても女子は上位5位の選手はロシェット選手以外、皆アジア、アジア系なんですね。
4位に入った米国の長洲未来選手も今後の成長が期待できそうでし、次のオリンピックでは
どんな選手たちが出てくるのか、今からとても楽しみです。
私は4年後、どこで何をやっているのかなあ~

☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:☆。.:*:・'゜

打ち鳴らそうとした「鐘」=浅田真央物語、完結〔五輪・フィギュア〕

真央ソチ金獲りへ…タラソワ総監督+日本人新コーチ
悔し涙から一夜明け、浅田は晴れやかな表情で会見場に現れた。女子初の1大会トリプルアクセル3回を決め、手に入れた銀メダル。シルバーの輝きを首からかけ「終わった時は悔しいだけだった。でも、初めての五輪でアクセルを3回跳べたことは、今はすごくうれしく思う。銀メダルを獲れたこともうれしく思っています」と笑みを浮かべた。

 あこがれていた夢舞台は、19歳の心に深く刻まれた。「選手村に入った時に凄く驚いた。五輪って凄く大きな舞台で普通の試合とは全然違う」。フリーの後半のジャンプでミスをした悔しさは残ったが、悔しさをはるかに上回る充実感を味わった。そして、気持ちは自然と4年後に向かった。「もう1回五輪に出たいという思いがある。ソチ五輪まで目指せればいいかな」と4年後への挑戦を正式表明した。

 ソチへ向け、指導体制も変わる。昨季から師事しているタラソワ・コーチとの契約は、3月の世界選手権(イタリア・トリノ)で終了。同コーチがモスクワで指導したい一方、浅田サイドは国内の練習拠点を変えるつもりがないため、長期間、直接指導を受けられない状況は今後も続くことが予想される。そのため、同コーチは今後メーンコーチから外れるが、世界的にも評価の高い振り付けは来季以降も担当。しかも、ロシアでの五輪開催とあって「ロシアの情報も入ってくるし、つながっていたい。タチアナ(タラソワ)先生は、真央にとって必要なものをそろえてくれるコーディネーター的な存在になる」と関係者は明かした。
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梅まつり

2010-02-28 20:23:53 | お出かけ
午後から雨が上がったので、近所の神社で行われている梅まつりに行ってきました。
明日から3月、春ももうすぐです。
今までの自分の生活を見直して切り替える、環境を変えるのには良いタイミングなのかな
と思ったりしています。





コメント (2)
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Last Chance Harvey

2010-02-24 22:18:12 | 映画
邦題「新しい人生のはじめかた」を観て来ました。
物語は地味なんですが、心がじーんと温かくなる内容であるのと演じるダスティン・ホフマンと
エマ・トンプソンから感じられる人間の温かさがあいまって、観て本当に良かったなあと思える
作品でした。

CM音楽の作曲家ハーヴェイ・シャイン(ダスティン・ホフマン)と、ロンドン・ヒースロー空港
の統計課で働くケイト・ウォーカー(エマ・トンプソン)。
独身のケイトのために周りが良い人を紹介してくれようとするけれども、その場の盛り上がって
いる雰囲気に溶け込めず孤立し、自分の居場所のない寂しさを感じてしまう。
年齢からくる疎外感を最近ひしひしと感じているだけに、夢物語を信じるには若くないし、
(恋愛を)諦めて生きる方が楽なの。。。というケイトの気持ちがすごく分かります。
方や娘の結婚式に出席の為、ニューヨークからロンドンにやって来たハーヴェイも和気あいあ
いとした雰囲気の家族から疎外され、自分が必要とされていないと悲しい気持ちに打ちひしが
れている。
そんな2人がテムズ川のほとりを
散歩しながら、色々なことを語り合う
シーン。長いキャリアに培われた
演技力なのか、会話のやりとりが
素晴らしかったです。
自分が必要とされていない、とか自
分の居場所がない辛さとか悲しさと
いったことは、誰もが一度は経験す
ることだとは思うのですが、若い頃
とはまた違った、歳を重ねた者同士
だからこそ共有できる繊細な心情を
お互いに察する部分とか2人が醸し
出す雰囲気がとても自然で、ロンドンの秋の風景と重なって、胸に迫ってくるものがありました。

ハーヴェイの娘の披露宴のシーンも
印象的でした。娘に宛てた父親の
思いいっぱい詰まったスピーチも
ケイトじゃないけれど、うるうる
してしまいました。
やっと家族の中に居場所を見つける
ことが出来たハーヴェイが楽しそうに
ダンスをしているのを見て、良かった
という安心感や喜びと共に一抹の
寂しい表情をちらっと浮かべながら、
そっと出て行こうとするケイト。

エマ・トンプソンの人の心の機微を捉えた演技、さすがだなあと思いました。

ラストで「私たち上手くいくと思う?」と聞くケイトに「全然、見当がつかない。でも頑張る。
約束するよ。」と答えるハーヴェイやそして「ちょっと待って」と言いながらハイヒールを脱いで、
ハーヴェイと腕を組んで歩くケイトに人間的な温かさを感じました。若いカップルにはない展開
かなと。年齢を重ねたからわかる、相手への心のこもった言動といいますか。

もしこれから観る方は、映画終わったからといって、そそくさと出てしまわないで下さい。
最後に隣人を殺人鬼だと思い込んでいるケイトの母親とお隣さんとのあったかいエピソードが
ちょこっと出てきますので。

今までに観たダスティン・ホフマンの出演作品は「レインマン」、「ファミリービジネス」、
「ビリー・バスゲイト」、 「スリーパーズ 」、「靴をなくした天使」。エマ・トンプソンの
映画は「ハワーズ・エンド」、「ピーターズ・フレンズ」、「から騒ぎ」、「いつか晴れた日に」
そして「ラブ・アクチュアリー」。すごく久しぶりに2人をスクリーンで観ました。

公式サイト
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トルコ旅行:エフェス考古学博物館

2010-02-23 22:30:28 | 旅日記

腕はドミティアヌス神殿にあった皇帝ドミティアヌスの像の一部で、
頭部はイズミールの考古学博物館で見ることが出来るそうです。


ハドリアヌス神殿の左右の小壁にあった彫刻のオリジナル。
エフェソスの起源伝説が描かれていて、神々や動物、皇帝テオドシウスなどが浮彫彫刻と
なっている、現在ハドリアヌス神殿にあるものはコピーなんだそうです。

アゴラから出土

大アルテミス像(紀元前1世紀)と美しきアルテミス像(2世紀)。

先住民が信仰していた女神キベレとギリシャ神話の女神アルテミスを同根の神として
祀ることで融和を図っていったと言われています。
左右に動物を伴う様式やかぶっているポロスはアナトリアの地母神キベレだそうです。
植物の豊穣や多産を管掌する地母神。胸からお腹辺りにたくさん付いている丸いものは、
まさに豊穣や多産のシンボル。乳房、卵、牛の睾丸などの諸説があるようです。

艶かしい曲線美。
アフロディーテ、1世紀の作品です。
直に見るとまるで透けるような衣を
繊細に表現していて、美しいなと
しばらく見惚れてしまいました。

トラヤヌスの泉にあったであろう
アフロディーテ像も実際に水が
流れている泉の側で見たら
綺麗だろうなと思いました。


手鏡?や小さなピンセットなど当時使われていた道具。
いつの時代も美に対する意識というのは変わらないものなんだなあと思った次第です。
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トルコ旅行:エフェス遺跡2

2010-02-22 19:58:13 | 旅日記
晴れていたらさぞや素敵な景色が見れただろうに。。。と
思ってしまう残念な天気であるところがシーズンオフを
物語っているわけですが、観光名所が空いていてゆっくり
見て回れる利点もありますよね。
このセルスス図書館へ向かうクレテス通り。
恐らくシーズンの時には人がいっぱいなんだろうな。






トラヤヌスの泉。

102から104年に建立された、
皇帝トラヤヌスに捧げられた泉。
今は台座がかろうじて分かる程度
にしか残っていませんが、当時は
正面にため池があって、そこに
据えられたトラヤヌス皇帝像の足元
から水が流れていたらしいです。
ここで発見されたデイオニソス、サチ
ュロス、アフロディーテの像をエフェス
考古学博物館で見ることが出来ます。

お金持ちの人たちが住んでいた
といわれる住居跡
家の前にあるモザイクの道は
今は色あせていますが、当時は
さぞかし色鮮やかで綺麗だった
んだろうなと想像してしまいました。






2世紀のローマ皇帝ハドリアヌスに
捧げられたハドリアヌス神殿。
手前のアーチには運命の女神ティケ、
おくには両手を広げたメドゥーサが
彫られいます。
頭髪は蛇、見た者を石に変えるという
ギリシア神話に出てくるメドゥーサは
ローマ時代には魔除けとして人気が
あったそうです。 悪魔からの視線を
がっちり守ってくれそうです。



1世紀頃の公衆トイレ
手前に噴水があって、その向こう側に腰掛のベンチみたいな石に穴が開いているのが見えるかと
思います。穴から下を見ると水が流れるようになっていました。お隣同士、ついたてがないところで
用を足すのはちょっと抵抗を感じますが、政治の話をしたり社交の場でもあったのだとか。
音を消すために手前に噴水が作られたそうです。
セルスス図書館

昔の広告みたいなものでしょうか。
セルスス図書館から大劇場へ向かう
マーブル通りにあります。
右側に女性の姿、そして四角いお金。
左側に足型、そしてその斜め上には
ハートの形。
図書館の道挟んで向かいにある娼館
を示す案内図兼広告。





2万5千人が収容可能だった
古代大劇場。
今でもコンサートなどで使われて
いるそうです。
階段のところにはライオンの足の
ような彫刻が施されていました。
考古博物館でも机の脚がライオン
の足のような彫刻がされているの
を見ましたし、強さの象徴なんで
しょうか。


途中まで上ってみました。
港と街を結んでいたアルカディアン通り
遠く離れて撮った大劇場。
昔の共同墓地でしょうか
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トルコ旅行:エフェス遺跡

2010-02-22 19:37:29 | 旅日記
イズミールから1時間半ほどバスに乗ったでしょうか。
アレクサンダー大王が憧れ、カエサルやアントニウス、クレオパトラ7世それから哲学者プラトンも
やって来たというエフェスの地を私も踏みました。

ヴァリアスの浴場跡
アゴラ(公共広場)

この通りの右手に音楽堂がありました。
オデオンと呼ばれ、演劇、フルートやシンバルを用いても音楽会、詩の朗読が行われていた
そうです。本来屋根が取り付けられていたと考えられていて、一度に1400人を収容できる
娯楽施設で、市民代表者会議などもここで開催されていたようです。

音楽堂の外側
ここは市役所


美術館へ行くと見るのは絵画ばかりで、大抵彫刻の部屋は飛ばしてしまうのですが、こうやって
パズルのようにきっちりと積み重ねられた石を見ているだけでも圧倒されてしまいました。

脱皮する蛇は生まれ変わる生き物、
再生のシンボルなんだそうです。
そこから診療所や救急車のマークに
なっているんだとか。
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自分宛てのエアメール

2010-02-19 23:02:04 | Weblog
2月11日に投函した絵葉書が今日届きました。

ツアー参加ということもあってか、なかなか郵便局の前を通ることも少ないし、しかも
ポストを見かけることもなく、トプカプ宮殿に行く途中でやっと投函することが出来ました。
旅行先からよく絵葉書を出すのですが、今回は4枚しか書けませんでした。

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男子フィギュア

2010-02-19 21:53:07 | 雑感・スポーツ
テレビで見てました。

小塚選手の4回転は国際大会で初成功だそうで、決まって本当に良かったですね。
後半トリプルアクセルは失敗してしてしまったものの、自己ベスト(230.78点)を更新して
231.19点をマークしての入賞。これからが期待されます。

小塚、晴れの舞台で決めた4回転

織田選手の靴紐が切れてしまうアクシデント。
なんて不運なんだろうと思っていたのですが、その後の報道を見ると演技の前から切れていた
らしいですね。「試合前で感覚が狂うのが、嫌だったので切れたところをくくってやっていました」
と本人のコメントが出ていました。足元の感覚は大事だけれど最悪の事態を考えて紐を替える
ことも出来たわけで・・・他山の石にしたいと思いました。

4回転を跳ぶことにこだわっていた高橋選手。失敗したけれど銅メダルが獲得出来て、
今までやってきたことが報われましたね。
ジャンプはフィギュアスケートの魅力のひとつ。
4回転を跳ぶかどうかはメダルには関係ないかも知れないけれど、大舞台で挑戦して、
きっちり決めた選手のジャンプには魅せられます。
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The Young Victoria

2010-02-17 23:07:36 | 映画
「ジュリー&ジュリア」9:50/12:30 、「海角七号/君想う、国境の南」10:45/13:30 と
気づいたら観たかった映画が1日2回の上映になってしまっていました。
「海角七号/君想う、国境の南」はシネマート六本木で場所を替えて20日から始まるようです。

「ヴィクトリア女王 世紀の愛」が19日までと知って、仕事帰りに走って観に行ってきました。
職場のパソコンの電源を消したのが18時40分。オフィス街を必死にダッシュ
何とか50分からの予告編が始まる頃には席に着くことが出来ました。

夫アルバートに先立たれた後、ずっと喪服を通した女王。ヴィクトリア朝というとジョン・ラスキンや
ウィリアム・モリスのアーツ・アンド・クラフツ運動、オスカー・ワイルドやシャーロット・ブロンテ、
チャールズ・ディケンズ それから「不思議な国のアリス」のルイス・キャロルとか。
英国と聞いて、まず思い浮かべる時代を統治していたヴィクトリア女王の若かりし日を描いたもの。

戴冠式やパーティーのシーンはもちろんですが、何気ないアンティークレースをあしらったドレス
など、イギリスな方にはたまらない1本なのではないかと思います。
昨年、一昨年に観た「ブーリン家の姉妹」や「エリザベス:ゴールデン・エイジ」ほどにはドロドロ
していないのは、「勝手に動かされる駒のように感じる」と打ち明けるヴィクトリアに、
「ゲームの法則を学んで勝てばいい」とサポートしてくれるアルバートの存在なんでしょうか。
それでも実の母親が野心家の愛人と共に摂政として権力を握ろうとヴィクトリアに署名を迫る
シーンなどは、王位継承者の権力争いを垣間見たような気がしましたし、女王に即位した瞬間
から母親から自由に開放されようと動く姿に今まで母親と愛人から受けたむごい扱いに対する
強い執念を感じました。

ヴィクトリアの母ケント公爵夫人が
個人秘書コンロイと共にヴィクトリア
に女王即位を辞退させ権力を握ろうと
したのを憂えた現国王ウィリアム4世
が激怒するシーン。
政治家や王室の様々な人間模様が
見れて興味深い場面でした。

プラダを着た悪魔」でエミリー・ブラン
トを知り、「ジェイン・オースティンの読書会」や「サンシャイン・クリーニング
を観てきて、演技の上手い女優さんけれど、正直コスチュームものはどうかな?と
観る前は思っていました。現代もので見せている顔とは違った、繊細な揺れる心の
動きを上手く表現していて違和感がありませんでした。

この作品も20日から銀座シネパトスに場所を替えて上映されるようです。

公式サイト英語版日本語版
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好調のようで

2010-02-16 17:54:54 | カン・ドンウォン
興行成績の合格ラインは観客動員数が何人以上なのかは知りませんが、4日に公開された
「義兄弟」が14日に通算観客動員数210万9834人を記録したそうです。
作った側からすれば、一生懸命に撮った作品をより多くの人に観てもらいたいものでしょうから
順調に動員数が伸びているのは喜ばしいことです。

ソン・ガンホ-カン・ドンウォン パワー 「義兄弟」 お正月映画館通り掌握, 200万突破
ソン・ガンホ·カン・ドンウォン主演 「義兄弟」封切り 11日ぶりに観客 200万突破
カン・ドンウォン生涯初パパ演技挑戦 "よく似合うショック受けた" 告白
カン・ドンウォン "パパ演技自然だ, 年を取ったな考え"

過去にもドンちゃんが出演した作品の観客動員数について書いたことがありましたが、
改めてネット検索してみました。(過去の記事:2007-02-24


「田禹治」          6,035,909人(2/7まで)
「私たちの幸せの時間」    3,132,320人
「あいつ声」          3,245,857人
「オオカミの誘惑」      2,189,453人
「彼女を信じないでください」1,180,000人(2004年3/21まで)
「刑事」             820,807人 (2005年9/25まで)
「M」             399,708人(2007年11/14まで)
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