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11/15の続き)
朝から旧市街を散策しました。
綺麗な青空が広がって、いいお天気。気温は確か15度くらいだったでしょうか、
きーんと冷え渡った空気に自然と背筋がしゃきっとしました。
ノートルダム聖堂
1892年に建てられたネオゴシック様式の重厚な建物。
セリーヌ・ディオンがここで結婚式を挙げたことくらいしか予備知識はありませんでした。
内部の様子
天井部は濃い青と金色の星で装飾されているのが印象的で、今まで見てきた教会とは
異なった彩りと厳かな雰囲気に圧巻されました。
なかなか上手く写真に収めることが出来ず
、素敵な内部の装飾は
公式サイトを見てみて下さい。
バラ窓が3つありました
壁にあるステンドグラスの窓は聖書から取ったものではなく、
モントリオールの歴史から描写したものであるところが
とても珍しいと思いました。
これはこの地にやってきたフランス人たちが開拓し、村を
作っていく様子が描かれています。
女性教育に力を入れたシスターを描いたものなどもありました。
奥にある小さなチャペルも
木のやわらかく暖かな雰囲気が
祈りに集中できる空間を作っていて
素敵なチャペルでした。
正面の彫刻も素晴らしく、生まれてから
苦難や壁を乗り越えて成長していき、
天に昇っていく様子を表しています。
ノートルダム大聖堂の向かいにあるダルム広場の奥にある建物。
左側のドームはモントリオール銀行。
カナダ最初の銀行で、横断鉄道の資金はここから出たそうです。
ノートルダム聖堂を背に右側にある建物。
赤茶色の建物は生命保険会社で、最初にエレベーターが
付いた建物だとか。
手前は1900年代のアールデコ。上に行くほど面積が小さくて、
低層階にも日が当たるようになっているそうです。
ジャック・カルティエ広場。
ガイドブックによれば花屋さんや屋台が
並んで賑やかな場所のようなんですが、
10時だったので閑散としていました。
ジャック・カルティエはセントローレンス湾と
セントローレンス川岸にヨーロッパ出身者として
初めて到達した探検家です。
フランスによるカナダ領有の基礎を築いた人の名を
冠した広場にトラファルガー海戦で活躍したイギリス
海軍司令官、ネルソンの像が乗った円柱がある。
カナダの歴史を感じる広場でした。
右側の工事中の建物は
市庁舎です。フランスの当時のド・ゴール大統領がここのバルコニーで
「自由ケベック万歳」と演説したことで知られる建物です。
円柱の横に掲げられている旗にはユリ・バラ・アザミ・クローバーが描かれています。
ブルボン王朝のユリ、イギリスのバラ、スコットランドの象徴でもある国花アザミ。
クローバーが何だったか忘れてしまいました。確かクローバーはアイルランドの国の象徴だった
気が。でもカナダとアイルランドが関わりがあるのか分からず。。。このクローバーが何だった
のか、説明を聞き逃してしまったのが悔やまれます。