みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

2008年03月23日 | 雑感~ひとりごと
 近所の公園の桜も咲き始めました。桜が咲き始めると、なんとなくウキウキ気分になりますね。でも花粉が辛い・・・・

 ところで、最近スパムコメントが多いです・・・。コメントが届くと携帯にメールが届くように設定してあるし、最近は携帯でもブログの編集が簡単にできるようになったので、出先でもそういうのは削除できるようになったからよいものの・・・・多すぎ!!!

てぬぐい本

2008年03月23日 | 素敵なモノ&おまけ
 歌舞伎座に行く時は、お芝居ももちろん楽しみますけれど、おみやげコーナーもまた楽しみの一つ。可愛い和装小物や美味しいおみやげは見ているだけでも楽しいです。

 前からあったかもしれないけれど、昨日発見して思わず買ってしまったのが濱文様のてぬぐい本です。てぬぐいが本のように折りたたまれていて、ひもで綴じられていますので、広げて使ってもよし、そのままでもよし(?)な一品。歌舞伎などいろいろなシリーズがありましたが、私が心惹かれてしまったのが、「和犬」「犬のつぶやき」です。

 しかも和犬は・・・・おなじみの柴犬、秋田犬、紀州犬のほかに・・・



 甲斐犬もあった!!ので即購入(笑)柴犬とかはよくあるけれど、甲斐犬は日本犬の中でもマイナー部類ですからねぇ・・・。(最近発売された犬雑誌の日本犬特集でもなぜか甲斐犬は取り上げられていなかったし・・・)あ、でも「和犬」というテーマなら、土佐を入れるなら北海道も入れてほしかったなぁ・・・。もちろん、ほかのワンコもかわゆい!!家族も甲斐犬があるなら欲しいというので、また買ってしまうかも(笑)

 「濱文様」のサイトを見ると、歌舞伎座で売られていたものの他にもたくさん「てぬぐい本」があって、どれも欲しくなってしまいます(笑)

三月大歌舞伎 夜の部

2008年03月23日 | 歌舞伎
 22日、歌舞伎座夜の部を観劇しました。『廓文章』を幕見しようと思っていたのですが、のんびり出発だったし食事したりしたら出遅れました(苦笑)今日の席は一階7列真ん中のお席。舞台全体も花道も見やすくてよかったです。ただ、ところどころ疲れていたのでいつもより睡魔と戦っていました・・・(苦笑)そういえば今年最初の歌舞伎です(苦笑)

一・ 『御存 鈴ヶ森』
 芝翫さんの白井権八、富十郎さんの幡随院長兵衛という配役。短い上演時間ですが、前半ほとんどわたくし・・・意識がなかったので(スミマセン・・・)コメントはできません(^^;が、芝翫さんと富十郎さんの組み合わせは豪華でした!!!

二・ 坂田藤十郎喜寿記念 『京鹿子娘道成寺』
 夜の部で一番良かったなぁ、見に来てよかったなぁと思った演目です。藤十郎さんの喜寿記念という今回の『娘道成寺』は道行から押し戻しまで付きます。押し戻し付きの『道成寺』は勘三郎襲名の時にも見ているけど、やっぱり楽しいですね。歌舞伎らしい大らかな華やかさがあって。

 藤十郎さんの『道成寺』を見るのは初めて。だいたいいつも道行での花子の衣装は黒地の着物ですが、この藤十郎さんの衣装は紫で柄も桜があしらわれていてとても素敵です。本当に77なの~?と何度も思ってしまいました。確かにお顔などはアップで拝見すると年齢を感じます・・・。けれども、舞台上にいる花子である藤十郎さんは本当に可愛くて若々しい花子そのもの。すごいなぁ・・・。鐘入りまでも、最後までも全然飽きることがなかったです。

 所化さんたちも豪華です。舞々づくしは藤十郎さんのお孫さんの虎之介君。台詞もとてもハキハキして、かわいいを超えてもう立派な役者さんと思いました。これからが楽しみですね!!

 そして團十郎さんの押し戻しはカッコイイ!!!!ザ・荒事という感じで・・・。こういうのはやはり團十郎さんしかできる人はいないよなぁと思いました。(先月の松竹座の海老蔵の押し戻しも見てみたかったです。)花四天たちとの立ち回りも決まってますし!!「市川團十郎」と「坂田藤十郎」という江戸歌舞伎と上方歌舞伎を代表する名跡が揃っているというのも豪華ポイントですし!!

 本当良かったです!!!かなり感激いたしました!!!

 てぬぐいは、前の列の人や2つ隣には飛んできましたが、ゲットはできず(残念!)あとロビーでは奥様の扇千景さんをお見かけしました!


三・『江戸育お祭り佐七』
 
 私は菊五郎さんの江戸っ子な役が好きです。今回もかっこよかったです。そして、時蔵さんの芸者姿も大好きですので、楽しみにしていました。あのすっきりした粋な着物姿がとても似合うと思うのです。(来月の八重垣姫も楽しみにしています。)
 冒頭のお祭りでの『道行旅路花聟』は忠臣蔵の道行を劇中劇(?)で踊るのですが、腰元お軽が芝のぶさん!!とてもかわいかったです!!!踊りの間にいちゃつく佐七と小糸がかわいいですね。

 仁左衛門さんは、小糸の養母に頼まれて、小糸を匿った佐七の元に小糸を返すようにと仲立ちする鳶頭の役。出番は少ないもののかっこよかったですよ。お席もちょうど仁左衛門さんの真正面でしたし

 でも、このお話の結末がどうしても納得できないというか・・・。『牡丹燈籠』を思い出してしまいましたが・・・・。あそこまで重くないものの・・・・。