みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

訃報、立岡晃さん・・・

2008年03月31日 | 雑感~芝居関連
 劇団四季の俳優、立岡晃さんが29日、急性心不全で亡くなられました。享年78歳。

劇団四季公式HP参照

 劇団四季創立時からのベテラン役者さん。『オペラ座の怪人』のレイエとか、他にも拝見していますが、味があって、素敵な役者さんでした。もう残念だしちょっとショックですけれど、、立岡さんはきっと『夢醒め』のおじいちゃんのように「光の国」へ旅立ったんですね・・・。

 でも亡くなられた29日も舞台に立っていらしたんですね・・・。それを知って思わず涙が出てしまったけれど、最後まで役者さんだったんですね・・・。
 

 ご冥福をお祈り致します。

『それでもボクはやってない』 (DVD)

2008年03月31日 | 映画(DVD含む)
 TVでオンエアされた時に気になっていたんですがチェックできずDVDを借りてきました。『Shall we ダンス?』の周防監督の痴漢冤罪を描いた作品です。

 痴漢冤罪とか、最近よく耳にするようになりました。痴漢はもちろん許せない行為だけれど、冤罪もあってはならない。前に、電車内で携帯(だったかな?)で話しているのを注意された腹いせに「この人痴漢」と通報したという事件を聞いたことがあるけれど、これはそういう腹いせに・・・というのとは違う・・・。主人公だけでなく、女の子も辛いんだよねぇ・・・。主人公はやってはいないんだろうけれど、あんなふうにゴソゴソしていたら勘違いされてもおかしくない・・・・と思ってしまうんですよね・・・。だからこそ、なんかとても難しいなぁと思ってしまいました・・・・。
 殺人事件とかいう事件じゃなくて、満員電車に乗っている人なら突然降りかかってきそうな日常の事件だけに、余計怖い・・・・
 
 司法制度については詳しいことは全く分からないけれど、いろいろ考えさせられました。

 主役の加瀬亮もよかったけれど、主人公の母親役のもたいまさこがよかった。思わずもらい泣きしてしまった・・・。

 私の住むところでは、電車が混雑といっても都会のそれに比べれば空いているから満員電車は想像できないんだけど、男性も疑われないようにしないといけないのかもね・・・。(成田美名子のお能漫画『花よりも花の如く』1巻の冒頭のお話を思い出しました^^;)この手の痴漢はないけれど、私が通っていた高校は女子高だったので、それがゆえになのか、よく学校周辺に変な人が出たりしました・・・・・・。私も見たことあるし、友達も・・・今思い出すだけでも、ムカつきます。こういう人、まじでいなくなってほしいです。もちろん、ずさんな捜査や冤罪も、痴漢と同じで、もちろんあってはならないけれど、まず疑わしきこともしないようにしよう・・・・と私は思いました。