松村栄子/著
表紙に惹かれて手に取ってみたら、なんだか面白そうだな~と上巻を買ったのが9月でも下巻は11月発売。ということで先日下巻を買ってから一気読み(笑)武家茶道である「坂東巴流」家元の嫡男である友衛遊馬(あすま)18歳は茶道が嫌で家出をする。しかし友人に着いて行った先は嫌いだったはずの京都。しかもそこで出会う人たちは茶人たちばかり・・・。
茶道も武道も全く知らない自分でもかなり楽しめましたまあほんの少しだけお茶席でお茶を頂いたことがある程度ですが・・・恥ずかしながら全くです・・・。禅宗の僧侶である不穏や公家装束を着るのが趣味の幸麿などと開くお茶会の様子を読むと自分もお茶をやってみたくなります。上巻で遊馬が呼ばれた最初のお茶会は能の『野宮』や『砧』がテーマになっていたりと、お能のことも出てきてとても興味深かったです。色々と奥が深そうですし、禅や古典文学などのことももっともっと知りたいなぁ・・・と思いました。
最後は少しほろりとしたり、さわやかな気持ちになれました。「雨にもまけず・・・」の詩がいいですね。予想以上に自分の好みにヒットした作品です。
続編も連載中らしいので、そちらも単行本になったら是非読みたいです。ついでにマンガにもなっているとか!!コミックは来年2月発売らしいけれど、読んでみようかな。
表紙に惹かれて手に取ってみたら、なんだか面白そうだな~と上巻を買ったのが9月でも下巻は11月発売。ということで先日下巻を買ってから一気読み(笑)武家茶道である「坂東巴流」家元の嫡男である友衛遊馬(あすま)18歳は茶道が嫌で家出をする。しかし友人に着いて行った先は嫌いだったはずの京都。しかもそこで出会う人たちは茶人たちばかり・・・。
茶道も武道も全く知らない自分でもかなり楽しめましたまあほんの少しだけお茶席でお茶を頂いたことがある程度ですが・・・恥ずかしながら全くです・・・。禅宗の僧侶である不穏や公家装束を着るのが趣味の幸麿などと開くお茶会の様子を読むと自分もお茶をやってみたくなります。上巻で遊馬が呼ばれた最初のお茶会は能の『野宮』や『砧』がテーマになっていたりと、お能のことも出てきてとても興味深かったです。色々と奥が深そうですし、禅や古典文学などのことももっともっと知りたいなぁ・・・と思いました。
最後は少しほろりとしたり、さわやかな気持ちになれました。「雨にもまけず・・・」の詩がいいですね。予想以上に自分の好みにヒットした作品です。
続編も連載中らしいので、そちらも単行本になったら是非読みたいです。ついでにマンガにもなっているとか!!コミックは来年2月発売らしいけれど、読んでみようかな。