みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『武士道セブンティーン』

2009年01月07日 | 本・マンガ
誉田哲也/著

 『武士道シックスティーン』が面白かったので、その続編を読みました。前作では高校1年生だった香織と早苗も高校2年生になりました。けれど早苗は両親の都合で九州へ引っ越してしまう。九州で剣道はしないと別れの時に宣言した早苗だけれど、久しぶりに再会したのは試合会場!というところで終わった前作。
 その再会までいくのにかなりかかりましたが、武道ではなく“スポーツ”剣道のやり方に怒り戸惑う早苗。そして個人主義から部への忠義を考えるようになった香織。剣道を通じて色々なことに迷い、喜ぶ姿が良いなぁ・・。自分も学ぶこと多数。

 剣道はもちろん、武道は全く経験がないのですが、スポーツと武道の違い、武士道のことなどを考えました。終わり方も良い意味で裏切りって感じですが、これからも香織と早苗を応援したくなるような終わり方。エイティーンもあるのでしょうか?