半夏生(はんげしょう)
昼が一年で一番長い「夏至」から数えて11日目にあたる日で、毎年7月2日ごろをさします。
一般的には梅雨明けを示す指標の一つですが、、田植えの時期が今より遅かった昔は、半夏生までに田植えを終える習慣があったようで、植えられた稲の苗がよく根付くようにと、蛸を食べる風習が伝えられています・・・・・
と、京都生協の「くらしのキャンバス」に載ってました。
写真には、蛸とわかめときゅうりの酢の物、針生姜添え。
その写真のそばにはバッチリ注文番号も・・・・・
エッ!え~~
半夏生の頃に、蛸を食べるの??知りませなんだ・・・・
Wさんが早朝の散歩の時に「わんちゃんのblogで、たしか去年の今頃とちゃうかったかな?半夏生のお花の写真が載ってたよね、半夏生がいっぱい咲いてるとこに今年はもう行って来はったのん?」
「あの写真の半夏生はkさんとこの庭のんを撮ったんよ、あなたにせっかく教えてもらったのに解らずじまいやってん」
「玉川のドンつきの・・・・」
「なんやったら、一緒に行ってくれへん?」
「いいわよ、何時にする?」
ということで、その日のお昼過ぎに自転車で行ってきました。
玉川のドンつきの右側の林の中に半夏生の群生地はありました。
去年はそこと気づかずにもっと先の山の中へと入って行ったのでした。
怖くなって引き返し群生地は見ずじまい・・・・
「マムシちゅうい!!」のたて看板が・・・・
「長靴を履いてきたらよかったねぇ」「ウン、そうやねぇ」と言いながら、遠くのほうから撮ってみました。
ゆっくりそのあたりを観察すると、結構珍しい植物が眼につきました。
Wさんが次々に「ほら、ここにこんなんが、コレ何やろ??わんちゃん知ってる?」
①
②
③
④
⑤
⑥
初めて見るものばかりで、ちょっとそよかぜさんにお助け船・・・
①はネズミホソムギにとまるクサカゲロウ(の仲間)。日本には40種類ほどのクサカゲロウがいます。
②はイヌホオズキの仲間。アメリカイヌホオズキかなと思いますが、似た種類が多く、種子を調べるなどしないとわかりません。
③はゴールだと思いますが、よく分かりません。
ゴールとは、タマバチ類、タマバエ類、アブラムシ類、ダニ類、線虫類、菌類、細菌など、いろんな生物の刺激を受けて葉の組織が異常に増殖したものです。
④はアレチギシギシ
⑤はキリの昨年の実と今年の実で、キササゲのツボミとは違います。
⑥はこの写真からではスゲの仲間としか言えません。
親切なそよかぜさん、ありがとさん・・・・
【おまけ】クリックしてみやしゃんせ~~
Re:そよかぜ
今日は2種類とも分かりません。
最初のはガの仲間が羽化に失敗したのか、羽化したばかりでこれから翅が伸びてくるところのような気がします。
下はキリギリスの仲間の幼虫ですが種名までは分かりません。
最初の写真を友達と一緒に見ていて
「ナギナタみたいやわ~~」と同時に叫んでました。
【おまけ】Ⅱ
井手(井手町)の玉川は古来より、多くの文人・歌人に愛されてきた、日本六玉川の一つです。
昭和28年(1953年)の南山城大水害により一度は堤が決壊しましたが、その後両岸にさくらの植樹を行い、現在国道24号線から1500mの堤は500本を超えるソメイヨシノやしだれ桜が咲き、平成4年からは「井手町さくらまつり」を開催しています。
[玉川が「平成の名水百選」に選ばれました]
環境省において、今年7月に環境問題が主要議題の一つとして開催されることが予定されている北海道洞爺湖サミットにちなみ、水環境保全の一層の推進を図ることを目的に、昭和60年に選定した「名水百選」に加え、新たな名水『平成の名水百選』が選定され、玉川が選ばれました。
選定にあたっては、平成の名水百選調査検討委員会(岡田光正委員長:広島大学大学院教授)が、地域の生活に溶け込んでいる清澄な水や水環境の中で、特に持続的な水環境の保全活動が行われているものが選ばれました。
[交通アクセス]
玉川堤へは、JR奈良線玉水駅下車徒歩5分
ここへはウチから片道、約2㌔ 木津川の支流、
毎朝この手前の玉水橋までコロとお散歩・・・・・