“四季折々に変わる園内の、その日の見ごろの植物をタイムリーに紹介して解説いたします。
季節の植物をお楽しみいただくことは勿論、御来園いただいた価値を十分に感じて満足いただけるガイド内容です。”と、パンフレットに・・・
毎週土曜日に京都府立植物園技術課の職員さんがその日の見ごろの植物を案内してくれはります。
植物園のどの辺りを案内されるのかその日のお楽しみ・・・のようです。
先週の土曜日に参加してまいりました。
「寒い日が続きますが温室の中は温かいですから」と始まりました。
ツンベルギア・マイソレンシス キツネノマゴ科
温室に入るとまずぶら下がって咲いているのが目に入ります。
ルエリア・コロラタ キツネノマゴ科 ペルー、エクアドル、コロンビア
花と見えるのは「苞」
ブラケア・グラキリス ノボタン科 コスタリカ
ノボタンの仲間です、葉っぱにノボタンの仲間の特徴があるそうです、蕾はクルンと真ん丸
茎のいたるところから根っこが出ててくっついてからみついて(着生)伸びていき現地(コスタリカ)では12mくらいまで伸びあがる。
ムッサエンダ・プベスケンス アカネ科 中国南部
この白い花に見えるのは萼(ガク)花は黄色い部分、筒状で花弁は無いです。
ロスマニア・ロンギフロラ アカネ科 アフリカ西部の熱帯地域
クチナシ(アカネ科)の仲間ですが香りは無いです。
マネッチア(アラゲカエンソウ:粗毛火焔草)アカネ科 南アフリカ
ファイヤークラッカー・ヴァイン(爆竹つる草)という英名は、離れてこの花を見ると、火がついてパチパチはじける爆竹を連想する・・・
つる性で筒状の花は赤く、口元だけが黄色という配色。
ケショウボク トウダイグサ科 メキシコ
ピンクの花に見えるのは苞。
ボーモンティア・ムルティフロラ キョウチクトウ科 インドネシア
香りは夜に良い香りがして、昼間はちょっとおとなしい香り、この時季にしか咲かない、非常に性質が強くてツルが伸びて伸びて・・・
オオベニゴウカン・シロバナ マメ科 ボリビア
オオベニゴウカン・アカバナ マメ科 ボリビア
ビグノニア マグニフィカ ノウゼンカズラ科 コロンビア
非常に生育が旺盛です。葉っぱが3枚あるんですが真ん中の葉っぱがツル状になって巻き付いてゆく(ここが面白いそうです)
美しい花を咲かせるので、熱帯、亜熱帯地方では公園、庭園など観賞用として栽培されています
フレイキネティア ムルティフロラ タコノキ科 フィリピン
石垣島や西表島に分布している、
ツルになって伸びるのでクライミングパンダナスとも。オレンジ色から朱色に変っていく花びらに見えるのは苞。この花は雌雄あってコレは雄株です。
サラカ・タイピンゲンシス マメ科 マレー半島
ムユウジュ(無憂樹)の仲間、花のように見える黄色いのはガク、花弁が無い。
ヘリコニア オルトトリカ“トリカラー” オウムバナ科 園芸種
花のように見えるんは苞、花びらは苞の中からちょっと伸び出てるモノ。
ハワイではホテルなんかでデコレーションされているそうです。
スティフティア・クリサンタ キク科 ブラジル
最初、咲いているのは筒状の花から、
日にちが経ってボール状になるのですがこのほうが長く観賞できる。
ブラウネア グランディケプス マメ科 ベネズエラ
「あれが新芽です」
熱帯地方は光線が強い、身を守るため新芽の柔らかい時に焼けてしまうので色を付けている。うす赤い新芽から白に変り緑になっていきます。
和名はオオホウカンボク(大宝冠木)で、英名はローズオブベネズエラ(Rose of Venezuela)。
ゴレンシ(五歛子):スターフルーツ カタバミ科 マレー半島
輪切りにすると星の形になる。
マンゴー ウルシ科 北部インド~マレーシア
こんなにいっぱい咲いてるのに、なかなか実が付かないそうです。
仏教の三大聖樹はサラノキ(沙羅の木)、ムユウジュ(無憂樹)、インドボダイジュ(菩提樹)、コレにマンゴー(檬果、芒果)とエンジュ(槐樹)を合わせて五大聖樹と言われている。
マンゴーは“たくさん花が咲くのに実を結ぶのが少ない”という仏教の教えから・・・
コーヒーノキ アカネ科 熱帯アフリカ~マダガスカル島
チェリービーンズ
鉢植えで実がたくさん生ってました。
天日乾燥にして焙煎するとコーヒーになります。
カナリナ・カナリエンシス キキョウ科 カナリア諸島
ちょっと暑さに弱い、25℃以上になると休眠する、水をやると腐ります。
球根でキキョウの仲間。黄色い実が生り食べられるそうです。
カランセ・ウェスティタ ラン科 熱帯アジア
エビネの仲間、落葉性のエビネ、花が咲くときには葉っぱが無いです。
カメリア・ハイドゥン ツバキ科 ベトナム
花も葉っぱもちょっと肉厚でボテッとしたカンジ。ベトナムの王宮で守られていたという。
花の色が日本的なカンジやなって思いました。
キンカチャ ツバキ科 中国
ベトナムから中国の間に30種類ほどの黄色いツバキが発見されてるそうです。
オンシディウム ラン科 園芸品種
別名:シャーリィ ベイビースィート フレグランス
“チョコレートの匂いがします”とカードがぶら下がってました、
また再び鼻を近づけて・・・ハイ確かに。
レースソウ レースソウ科 マダガスカル原産
水中の草、葉脈は格子状で レースのカーテンみたい。水が流れているところで育つ、水の流れの抵抗を少なくするためと教えていただきました。この日ふたつ花が咲いてました、いつも咲いているわけじゃないそうです、ふたつの花に出合えるのは珍しいそうです。
ネマタンサス イワタバコ科 別名:金魚の木
金魚みたいなお花ですねぇ。
カクチョウラン(鶴頂蘭)ラン科
東南アジアから東太平洋弧に沿って、ジャワ、パプアニューギニア、オーストラリアにまで及ぶ。
日本では、種子島・屋久島以南に分布する我が国最大サイズの蘭。
自生地のひとつ奄美大島では、端午の節句をはさんで4月下旬から5月中旬にかけて開花期を迎え、花が終わると梅雨入りになる。
電気代を惜しむ先生の温室はデンドロビウムまだ花咲かず(後藤直二)
↑ 道草さんより。
京都府立植物園観覧温室でのたくさんのお花を見ていただいてアリガトウございます。
次回は京都府立植物園の園内でちょこっと春をカンジて・・・➱こちら
季節の植物をお楽しみいただくことは勿論、御来園いただいた価値を十分に感じて満足いただけるガイド内容です。”と、パンフレットに・・・
毎週土曜日に京都府立植物園技術課の職員さんがその日の見ごろの植物を案内してくれはります。
植物園のどの辺りを案内されるのかその日のお楽しみ・・・のようです。
先週の土曜日に参加してまいりました。
「寒い日が続きますが温室の中は温かいですから」と始まりました。
ツンベルギア・マイソレンシス キツネノマゴ科
温室に入るとまずぶら下がって咲いているのが目に入ります。
ルエリア・コロラタ キツネノマゴ科 ペルー、エクアドル、コロンビア
花と見えるのは「苞」
ブラケア・グラキリス ノボタン科 コスタリカ
ノボタンの仲間です、葉っぱにノボタンの仲間の特徴があるそうです、蕾はクルンと真ん丸
茎のいたるところから根っこが出ててくっついてからみついて(着生)伸びていき現地(コスタリカ)では12mくらいまで伸びあがる。
ムッサエンダ・プベスケンス アカネ科 中国南部
この白い花に見えるのは萼(ガク)花は黄色い部分、筒状で花弁は無いです。
ロスマニア・ロンギフロラ アカネ科 アフリカ西部の熱帯地域
クチナシ(アカネ科)の仲間ですが香りは無いです。
マネッチア(アラゲカエンソウ:粗毛火焔草)アカネ科 南アフリカ
ファイヤークラッカー・ヴァイン(爆竹つる草)という英名は、離れてこの花を見ると、火がついてパチパチはじける爆竹を連想する・・・
つる性で筒状の花は赤く、口元だけが黄色という配色。
ケショウボク トウダイグサ科 メキシコ
ピンクの花に見えるのは苞。
ボーモンティア・ムルティフロラ キョウチクトウ科 インドネシア
香りは夜に良い香りがして、昼間はちょっとおとなしい香り、この時季にしか咲かない、非常に性質が強くてツルが伸びて伸びて・・・
オオベニゴウカン・シロバナ マメ科 ボリビア
オオベニゴウカン・アカバナ マメ科 ボリビア
ビグノニア マグニフィカ ノウゼンカズラ科 コロンビア
非常に生育が旺盛です。葉っぱが3枚あるんですが真ん中の葉っぱがツル状になって巻き付いてゆく(ここが面白いそうです)
美しい花を咲かせるので、熱帯、亜熱帯地方では公園、庭園など観賞用として栽培されています
フレイキネティア ムルティフロラ タコノキ科 フィリピン
石垣島や西表島に分布している、
ツルになって伸びるのでクライミングパンダナスとも。オレンジ色から朱色に変っていく花びらに見えるのは苞。この花は雌雄あってコレは雄株です。
サラカ・タイピンゲンシス マメ科 マレー半島
ムユウジュ(無憂樹)の仲間、花のように見える黄色いのはガク、花弁が無い。
ヘリコニア オルトトリカ“トリカラー” オウムバナ科 園芸種
花のように見えるんは苞、花びらは苞の中からちょっと伸び出てるモノ。
ハワイではホテルなんかでデコレーションされているそうです。
スティフティア・クリサンタ キク科 ブラジル
最初、咲いているのは筒状の花から、
日にちが経ってボール状になるのですがこのほうが長く観賞できる。
ブラウネア グランディケプス マメ科 ベネズエラ
「あれが新芽です」
熱帯地方は光線が強い、身を守るため新芽の柔らかい時に焼けてしまうので色を付けている。うす赤い新芽から白に変り緑になっていきます。
和名はオオホウカンボク(大宝冠木)で、英名はローズオブベネズエラ(Rose of Venezuela)。
ゴレンシ(五歛子):スターフルーツ カタバミ科 マレー半島
輪切りにすると星の形になる。
マンゴー ウルシ科 北部インド~マレーシア
こんなにいっぱい咲いてるのに、なかなか実が付かないそうです。
仏教の三大聖樹はサラノキ(沙羅の木)、ムユウジュ(無憂樹)、インドボダイジュ(菩提樹)、コレにマンゴー(檬果、芒果)とエンジュ(槐樹)を合わせて五大聖樹と言われている。
マンゴーは“たくさん花が咲くのに実を結ぶのが少ない”という仏教の教えから・・・
コーヒーノキ アカネ科 熱帯アフリカ~マダガスカル島
チェリービーンズ
鉢植えで実がたくさん生ってました。
天日乾燥にして焙煎するとコーヒーになります。
カナリナ・カナリエンシス キキョウ科 カナリア諸島
ちょっと暑さに弱い、25℃以上になると休眠する、水をやると腐ります。
球根でキキョウの仲間。黄色い実が生り食べられるそうです。
カランセ・ウェスティタ ラン科 熱帯アジア
エビネの仲間、落葉性のエビネ、花が咲くときには葉っぱが無いです。
カメリア・ハイドゥン ツバキ科 ベトナム
花も葉っぱもちょっと肉厚でボテッとしたカンジ。ベトナムの王宮で守られていたという。
花の色が日本的なカンジやなって思いました。
キンカチャ ツバキ科 中国
ベトナムから中国の間に30種類ほどの黄色いツバキが発見されてるそうです。
オンシディウム ラン科 園芸品種
別名:シャーリィ ベイビースィート フレグランス
“チョコレートの匂いがします”とカードがぶら下がってました、
また再び鼻を近づけて・・・ハイ確かに。
レースソウ レースソウ科 マダガスカル原産
水中の草、葉脈は格子状で レースのカーテンみたい。水が流れているところで育つ、水の流れの抵抗を少なくするためと教えていただきました。この日ふたつ花が咲いてました、いつも咲いているわけじゃないそうです、ふたつの花に出合えるのは珍しいそうです。
ネマタンサス イワタバコ科 別名:金魚の木
金魚みたいなお花ですねぇ。
カクチョウラン(鶴頂蘭)ラン科
東南アジアから東太平洋弧に沿って、ジャワ、パプアニューギニア、オーストラリアにまで及ぶ。
日本では、種子島・屋久島以南に分布する我が国最大サイズの蘭。
自生地のひとつ奄美大島では、端午の節句をはさんで4月下旬から5月中旬にかけて開花期を迎え、花が終わると梅雨入りになる。
電気代を惜しむ先生の温室はデンドロビウムまだ花咲かず(後藤直二)
↑ 道草さんより。
京都府立植物園観覧温室でのたくさんのお花を見ていただいてアリガトウございます。
次回は京都府立植物園の園内でちょこっと春をカンジて・・・➱こちら