【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

当尾(とうの)散策

2014-02-19 | 木津川市植物同好会
集合は「加茂・青少年山の家」、当初の予定が変更になって有志だけで当尾(とうの)散策をっということになりました。

のどかな里山風景の中をブラリ散策

Tさん、Iさんを中心に7人で

わんちゃん的にはどの方向にどっち向いて歩いているのやらサッパリのカンジでしたが、古い石仏群に出合ったり、今の時季貴重なお花にも・・・

歩き始めて最初に出合ったのが、はるか向こうの方に磨崖仏

仏谷 阿弥陀磨崖仏
像容からみて鎌倉初期の作か?
巨大な花崗岩に、厚肉彫りされた、丈六(約2.5m)如来形坐像です。
堂々たる体躯からは荘重な風格がうかがわれます。
加茂町観光協会
(社)京都府観光連盟

厚肉彫りとは、
浮彫像は、彫りだされた像の厚みによって、厚肉彫り(高肉彫り)、半肉彫り、薄肉彫りに分けられる。厚肉彫りは、背面を省略するだけで顔や体部の側面もほぼ完全に造られたものをいう。

「あらっ こんなところに小さな石段があるわ、磨崖仏の下の方まで行けるようになってるのね」っとUさんが発見、「でも、滑りそうなカンジ、向こうに行くのはやめときましょう」


千日墓地


古い墓地の多い当尾地域でも、最も古くまた数々の石造文化財を今に伝えている。中でも十三重石塔、石の鳥居、その傍にある基壇も屋根も完全に整っている双仏石(阿弥陀仏、地蔵菩薩)礼堂前の十三仏石碑、西の竹藪の中にある地蔵尊などは、当尾の石仏中でも屈指のものといえる。しかし、墓地の中はみだりに歩かないこと。また拓本などをとらぬこと、みんなで古くから続いているこの墓地を美しく護ろう。➱墓地の傍の案内板より


土葬がされていたころ、この建物の中に棺を置いて最後のお別れをしたそうです

六地蔵


無縁仏たち


大門石仏群Ⅰ


大門石仏群Ⅱ



ここでモンダイが・・・
山陰のところどころに先日の雪がまだ残ってます、寒い日でした
「トイレは?どこに?」
『竹工房』っという看板があり、みると灯りがついてます
「スイマセン、トイレかしていただきたいのですが」
「どうぞどうぞ、そこの建物です」
工房の中では何やら制作中のお方が・・・
「ちょっと見せてもらって良いですか?」
「どうぞどうぞ・・・」










 





工房をあとにして歩き始めた時、道ばたに「あっ!スミレ」っとIさんが。


山路来て何やらゆかしすみれ草
どのくらい山道を歩いたかな。一休みと思って足もとを見ると、すみれ草が咲いている。ひっそりたたずむ姿に、つい心が重なって、どことなく懐(ゆか)しさを覚えてしまうことであるよ.
松尾芭蕉 京都から大津へ至る、逢坂山越えの道を歩いて
屋形船さんよりご紹介いただきました。


落ち葉がいっぱいの道にムクロジの実がいっぱい転がってました

ムクロジって? ➱こちら

「もしここで、ハイ解散って言われたらどっち向いて帰るんやろか?」っとのわんちゃん的な心配も無事解決、2時間ほどの散策で、ちゃんと「加茂・青少年山の家」に帰ってきましたね。
Tさん、Iさん、ありがとー
「春になったらもういっぺん歩きたいな」っと思いました。