今月の精華町「いきいき健康ウォーキング」は当日、朝から雨のため中止でしたちょうど桜が満開の佐保川堤をウォーキングだったんですよ。
「花散らしの雨」っと言われるぐらいのキツイ雨でした。けど、翌日は雨も上がりわんちゃんとしては「歩きにいってみようかな・・・」
近鉄新大宮で降りて佐保川方向に歩きました。ちょっと気になることがありましてね 奈良公園にニュウナイスズメを撮りに行ったとき「佐保川の年金事務所のそばの桜の木に居るみたいですけどな」っと鳥撮りさんたちが話してはるのを小耳にはさみましてね・・・
その場所にはニュウナイスズメたち、いっぱい居ました
↑ニュウナイスズメ♀↓
ニュウナイスズメ♂
けど、居るのは桜の木の上の方で「ハラばっかりや、桜くわえてんのンはなかなかやなぁ」っと話してはるのが聞こえてます。カメラ構えても遠い、しばらく粘って・・・
上ばっかりにカメラ向けてると首がだるくなってきて、ちょっとグルグルっと首の体操やら・・・
それに桜の花は散り始めてるんで、ニュウナイスズメの方もなんだか落ち着かない様子に見えました。
1時間ほどああでもないこうでもないと・・・切り上げて。
上流の方に向かって、つまり東大寺方向に散策開始。
名札には「一目ぼれ」
佐保川堤は歌碑も立っていて
わが背子と 二人見ませば 幾許(いくばく)か この降る雪の うれしからまし
光明皇后 万葉集八 一六五八
和訳:わが夫の君と、もし二人で見るのでしたら、どんなにか、いま降っているこの雪が喜ばしく満足に思われることでしょうに.
月立ちてただ三日月の眉根(まよね)かき日(け)長く恋ひし君に逢へるかも
大伴坂上郎女 (おおとものさかのうえのいらつめ) 万葉集六 九九三
和訳:月が替わって、たった三日目の月のような私の細い眉 それを掻いたところ、長い日々恋い焦がれていたあなたに逢えたことですよ。
⇒眉がかゆくなることは恋人に逢える前兆と考えられた。
振り放けて 三日月見れば 一目見し 人の眉引き 思ほゆるかも
ふりさけて みかづきみれば ひとめみし ひとのまよびき おもほゆるかも
大伴家持 万葉集巻六 九九四
和訳:空を仰いで三日月を見ると 一目見たあの女(ひと)を思い出す
にわかに万葉集のほんの一部分を・・・でした。
東大寺の境内は桜の花びらの絨毯。
ひとしきり、二月堂の周りをウロウロ散策して
↑無料休憩所↓
東大寺を横切り近鉄奈良駅へ・・・
道草さんよりいただきました。
「ことしの花の・・・・」 新川和江
ことしの花の下にいて
去年のさくら おととしのさくら
いつの世かさえさだかではない
はるかな春の
おとことおんなに
散りかかっていた花びらを思う
そのあと
ふたりはどうしたか
父の父の 祖父(おおちち)だったかもしれない
母の母の 祖母(おおはは)だったかもしれない
そのふたり
花はいくど咲き いくど散ったろう
ひとたちはいくど会い
そうしていくど別れたろう
うららかに陽は照りながら
ひいやりとなぜかつめたい花の下に
ことしのひとと共にいて
「花散らしの雨」っと言われるぐらいのキツイ雨でした。けど、翌日は雨も上がりわんちゃんとしては「歩きにいってみようかな・・・」
近鉄新大宮で降りて佐保川方向に歩きました。ちょっと気になることがありましてね 奈良公園にニュウナイスズメを撮りに行ったとき「佐保川の年金事務所のそばの桜の木に居るみたいですけどな」っと鳥撮りさんたちが話してはるのを小耳にはさみましてね・・・
その場所にはニュウナイスズメたち、いっぱい居ました
↑ニュウナイスズメ♀↓
ニュウナイスズメ♂
けど、居るのは桜の木の上の方で「ハラばっかりや、桜くわえてんのンはなかなかやなぁ」っと話してはるのが聞こえてます。カメラ構えても遠い、しばらく粘って・・・
上ばっかりにカメラ向けてると首がだるくなってきて、ちょっとグルグルっと首の体操やら・・・
それに桜の花は散り始めてるんで、ニュウナイスズメの方もなんだか落ち着かない様子に見えました。
1時間ほどああでもないこうでもないと・・・切り上げて。
上流の方に向かって、つまり東大寺方向に散策開始。
名札には「一目ぼれ」
佐保川堤は歌碑も立っていて
わが背子と 二人見ませば 幾許(いくばく)か この降る雪の うれしからまし
光明皇后 万葉集八 一六五八
和訳:わが夫の君と、もし二人で見るのでしたら、どんなにか、いま降っているこの雪が喜ばしく満足に思われることでしょうに.
月立ちてただ三日月の眉根(まよね)かき日(け)長く恋ひし君に逢へるかも
大伴坂上郎女 (おおとものさかのうえのいらつめ) 万葉集六 九九三
和訳:月が替わって、たった三日目の月のような私の細い眉 それを掻いたところ、長い日々恋い焦がれていたあなたに逢えたことですよ。
⇒眉がかゆくなることは恋人に逢える前兆と考えられた。
振り放けて 三日月見れば 一目見し 人の眉引き 思ほゆるかも
ふりさけて みかづきみれば ひとめみし ひとのまよびき おもほゆるかも
大伴家持 万葉集巻六 九九四
和訳:空を仰いで三日月を見ると 一目見たあの女(ひと)を思い出す
にわかに万葉集のほんの一部分を・・・でした。
東大寺の境内は桜の花びらの絨毯。
ひとしきり、二月堂の周りをウロウロ散策して
↑無料休憩所↓
東大寺を横切り近鉄奈良駅へ・・・
道草さんよりいただきました。
「ことしの花の・・・・」 新川和江
ことしの花の下にいて
去年のさくら おととしのさくら
いつの世かさえさだかではない
はるかな春の
おとことおんなに
散りかかっていた花びらを思う
そのあと
ふたりはどうしたか
父の父の 祖父(おおちち)だったかもしれない
母の母の 祖母(おおはは)だったかもしれない
そのふたり
花はいくど咲き いくど散ったろう
ひとたちはいくど会い
そうしていくど別れたろう
うららかに陽は照りながら
ひいやりとなぜかつめたい花の下に
ことしのひとと共にいて