「ちょっと聞いていいですかぁ?」
「はい?」
「5月に来た時あれほど、いっぱいニリンソウが咲いていたのに、見えないですねぇ?ニリンソウの群生地はこのあたりだったのかなぁ?もう過ぎたんかなぁ??」
「ニリンソウが咲いていたのはもう過ぎましたよ」
「えっ!?葉っぱも何も無かったように思いましたけどぉ・・・」
「だから、スプリング・エフェメラル、春の妖精・・・・」
「じゃぁ、5月に、下山のときに見たイチリンソウもそう??」
「そうやね・・・」
あれだけいっぱい咲いていたニリンソウもイチリンソウも来年の春までの永い眠りについたのでした。
「えっと、こっちの方へ行ったらクリンソウが咲いているかも知れない、行ってみましょう」
ざらざらっと、足もとが崩れるような細い細い急な山道を恐る恐る慎重に慎重に登って行くと、クリンソウが咲いていました。
クリンソウ(九輪草) サクラソウ科
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前に六甲高山植物園に行った時に見たクリンソウは白やらピンクやら濃いピンクやらいろんな色のクリンソウが咲き乱れていましたが、金剛山に自生しているクリンソウはピンク限定・・・・
野生のクリンソウは派手さこそありませんが、楚々としていて可憐です。
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山道を歩いていると楽しみなことがあります。
真っ赤な実を見つけると「食べれる?食べれない?」
ヘビイチゴ(蛇苺) バラ科
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ヘビイチゴはダメダメ、
バライチゴ(薔薇苺) バラ科
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バライチゴはまあまあ、
ナガバモミジイチゴ(長葉紅葉苺)バラ科は?
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さあ、どうかな?
たくさん実っていたので写真を撮ることに、オレンジ色が珍しいです。
「もう、写真は撮りましたか?」
「ハイ、いっぱい撮りました」
「じゃぁ、食べましょう,これは間違いなくおいしいですよ」
よ~く熟した実を触るとぽろっと手のひらに落ちてきます。
パクッとお口の中へ、甘~い
「酸っぱさは感じない?」「ぜ~んぜん」
甘みと酸味がほどよくミックスされた味、との食後感想
個人的に味覚の差ってあるんですねぇ・・・・
ところが、よくよく見ると枝にスッゴイ棘
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おいしいナガバモミジイチゴ、食べるのに夢中になってて、ぜんぜ~ん気がつきませなんだ・・・・
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2009.5.02
お花は白で、俯いて咲いていました
5月の金剛登山とはルートがちょこっと違ってたようです
フタバアオイの群生地が見れました。
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フタバアオイの葉っぱは、かの葵祭に大活躍なんです。
フタバアオイ(双葉葵) ウマノスズクサ科
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6月の金剛山最終章へつづく
「はい?」
「5月に来た時あれほど、いっぱいニリンソウが咲いていたのに、見えないですねぇ?ニリンソウの群生地はこのあたりだったのかなぁ?もう過ぎたんかなぁ??」
「ニリンソウが咲いていたのはもう過ぎましたよ」
「えっ!?葉っぱも何も無かったように思いましたけどぉ・・・」
「だから、スプリング・エフェメラル、春の妖精・・・・」
「じゃぁ、5月に、下山のときに見たイチリンソウもそう??」
「そうやね・・・」
あれだけいっぱい咲いていたニリンソウもイチリンソウも来年の春までの永い眠りについたのでした。
「えっと、こっちの方へ行ったらクリンソウが咲いているかも知れない、行ってみましょう」
ざらざらっと、足もとが崩れるような細い細い急な山道を恐る恐る慎重に慎重に登って行くと、クリンソウが咲いていました。
クリンソウ(九輪草) サクラソウ科
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前に六甲高山植物園に行った時に見たクリンソウは白やらピンクやら濃いピンクやらいろんな色のクリンソウが咲き乱れていましたが、金剛山に自生しているクリンソウはピンク限定・・・・
野生のクリンソウは派手さこそありませんが、楚々としていて可憐です。
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山道を歩いていると楽しみなことがあります。
真っ赤な実を見つけると「食べれる?食べれない?」
ヘビイチゴ(蛇苺) バラ科
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ヘビイチゴはダメダメ、
バライチゴ(薔薇苺) バラ科
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バライチゴはまあまあ、
ナガバモミジイチゴ(長葉紅葉苺)バラ科は?
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さあ、どうかな?
たくさん実っていたので写真を撮ることに、オレンジ色が珍しいです。
「もう、写真は撮りましたか?」
「ハイ、いっぱい撮りました」
「じゃぁ、食べましょう,これは間違いなくおいしいですよ」
よ~く熟した実を触るとぽろっと手のひらに落ちてきます。
パクッとお口の中へ、甘~い
「酸っぱさは感じない?」「ぜ~んぜん」
甘みと酸味がほどよくミックスされた味、との食後感想
個人的に味覚の差ってあるんですねぇ・・・・
ところが、よくよく見ると枝にスッゴイ棘
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おいしいナガバモミジイチゴ、食べるのに夢中になってて、ぜんぜ~ん気がつきませなんだ・・・・
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2009.5.02
お花は白で、俯いて咲いていました
5月の金剛登山とはルートがちょこっと違ってたようです
フタバアオイの群生地が見れました。
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フタバアオイの葉っぱは、かの葵祭に大活躍なんです。
フタバアオイ(双葉葵) ウマノスズクサ科
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6月の金剛山最終章へつづく
そのお花、蕾はうな垂れてませんでしたか?
今の時季やったら、ひょっとして
ハルジオンかも?
茎の断面で決定できるんですが・・・
ヒメジョオンとハルジオンそっくりなんです
咲いてる時期が、少しだけずれるんですけど・・・
▼「衣食住、すべて焼け残った僅かの物で間に合はせる・・・これが戦災都市における市民の生活である」。悲壮な感じの文章とともに、アカザ、シロツメクサ、ツユクサなどがあげられたと木村陽二郎著『私の植物散歩』にある
▼おいしかったかどうかはともかく、繁殖力が強いのは間違いない。その七草のひとつ、ヒメジョオンをあちこちで見かける季節になった。道端に空き地に、小さな菊のような白い花が咲いている。春告草が梅ならば、こちらは「夏告草」と名付けたくなる。
▼漢字で姫女苑と書くこの草は、雑草として扱われることが多い。ただ、もともとは観賞用として19世紀に北米から渡っ
▼人の世の6月は衣替えだが、とっくにすませた方も多かろう。春が短く夏が長くなるかのような日本である。5月にもかかわらず連続した真夏日に、感覚が狂ってしまう。だからこそ季節を告げる草木に触れると、少し落ち着く。紫陽花も、ほころんできた。
▼〈ひめぢよをん美しければ雨降りぬ〉星野麦丘人(ばくきゅうじん)もうすぐ訪れる梅雨は人をけだるくし、草木をたくましくする。どうか雨の量が、度を超すことのなきよう。
6月3日 かしのき苑で集合したクリーン活動は精華台小学校区でした。わたしは、小学校から京奈和沿いに、精華大通りの「KICK」まで行き、精華台の住宅地に咲いてる姫女苑に会ってきました。暑かったけれど清々しい気分でした。
シンドかったです。
でも可愛いお花たちに出会えた感動はシンドイのをいっぺんに吹き飛ばしてくれます。
前に鉢植えのフタバアオイを見たことがありましたが、自生のフタバアオイは元気でした。
写真を撮るのに足もとの悪いところだったんですよ、ちょっと怖かった。
ちょっとしたハイキングかと思ったらもちょっとハードなようですね
クリンソウ思ってるより大きそう
葉も花ものびのび勢いがいいですね
山の中でこんな可憐な花に出会えるなんて夢のよう・・・
フタバアオイ花も咲いてたんですね
見てみたいです
でも、もうアカンと思ったころに可愛いお花に出会うと、ちょうど良い休憩になってます。
お花を撮るのがね。
梅雨時、身体に痛みのある人は大変ですね
予報士さんより確実に雨予報当たるとか
お大事になさってね・・・・・
自分からはなかなか食べれませんのよ、
「それはおいしい、これはまずい」と、
教えてもらって食べれます。
クリンソウはとても可憐なお花ですよね。
山の中で咲いているのがよく似合ってました。
お元気そうで良かったです。
出不精の私は、いつもわんちゃんの写真が楽しみ。
今、梅雨時のせいか間接痛で外出がままなりません。写真撮りた~~い!
お花の命は全く短い・・。
クリンソウ綺麗ですね・・。またそれぞれのイチゴ・・食べてみたのが面白い。私は何度かいかにも美味しそうに真っ赤になってる野いちご等・・見てますが、未だに味みた事無いんですよ~~ぉ・・。何か怖い感じ・・ハハハ。
色々珍しいお花有るんですね(*^_^*)見せて頂き有り難う御座います♪
山で出会うと、つい食べたくなってしまいます
食べれるんでしょうけども、まずかったりするんですよね。
山の中で咲いてるクリンソウはとても清楚なかんじでしたよ。
ちょっと足場の悪かったところでしたけど、
これから整備されるようでした。
これからは、たくさんの人たちが訪れることでしょう、クリンソウを見に・・・・
手術のときはご心配をおかけしました。
その後はボチボチやってます。
金剛登山もお花の写真を撮りながらゆっくりゆっくりです。
金剛山が庭やねん・・・
というようなお方にくっついての登山です、ご安心くださいませ
又、時々はコメントよろしゅうに・・・・
わんちやん 本当にお元気ですね。
クリンソウとても可愛いです。
草イチゴって色々の種類があって食べられないものもあるって初めてです。
いつも 楽しいです。
コメントはなかなかやけどもね。
先月、金剛山に行かはった時は
「オイオイ大丈夫なんか?」の気分やったけど
ほんまに心身ともに元気にならはって、
良かったねぇ
良かった!良かった!良かった!
と、叫びたいですよ~~
ことは、まぁないです。
「これは間違いないですよ」とか
「あ、これはダメダメ」と教えてもらって
そっと、採って口へ・・・の人です。
甘い実に出会うとうれしいです。
子供のころは縁がなかったですもの・・・・
木苺は種類が随分と多いようですが、子供の頃はそんなことなどまるで知りませんでした。山で見付けると棘など気にせずに採って、貪ぼるように食べていました。蛇苺は道端や薮蔭に無数に生えていました。食べられないと聞いていましたけど、試しに一度口へ入れてみたことがあります。味も素っ気も無くて、幾ら空腹でも喉に通りませんでした。最近は田舎へ行っても、余り見掛けなくなりました。木苺は、もう一度食べてみたいものです。
「夏の白昼」 薄田泣菫
野苺の葉がくれ光よけて、
蜥蜴も眠れる夏の真昼、
静かに南の窓にもたれ、
黒髪ながきを思ひ慕ふ。
をりから草笛ゆるに響き、
野山のしらべの聞ゆるにぞ、
つひにはこらへず庭におりて、
木闇(こぐれ)の小路に隠れ入りぬ。
ああ野の小羊水を飲むと、
ぬるめる流れに走る頃を、
似つや恋ふる身は心かはき、
君があたりへとあくがれ寄る。
若きぞ悲しや、うらぶれては、
心なぐさむる術(すべ)もしらね。