我が家の庭にもやっと春が・・・
ふっと上を向いたらハクモクレンが咲いてる!!
足元にはヒメウズ、キュウリグサ、シロバナタンポポ
これらって、雑草と呼ばれてるんだけどカワイイのでウチの庭に居させてあげてるのよ。
桜がもう咲いてる、
この桜って俯いて咲いてるんです。
かっては 満開状態だったアーモンドが今やちょっと寂し気に・・・
「アーモンドの花付きをよくするにはどうしたらいいですか?」 こちら
アーモンド・マップにウチのアーモンドが・・・ こちら
ロウバイはもう何年も前に苗をある方からいただいて植え付けたんですが今年初めてこれだけ咲いてくれました、
ろう細工のような花です。
ロウバイ(蝋梅)ロウバイ科は 中央部が暗紫色です
花全体が黄色で中央部の色の変化のないものはソシンロウバイ(素心蝋梅)です。
ウチの庭では3種の水仙が順番に咲くんですよ。
まずこのスイセンがお正月前から咲き始めてます
続いて八重のこのスイセン
最後にこのちょっと派手なスイセン。
スイセンのそばで可愛いスノーフレーク一株がブワ~~ッと広がってます
クリスマスローズって
クリスマスの時期に咲く、バラ(ローズ)に似た花ということからの命名。 多くは2月の節分頃から3月頃の開花ですが(我が家も・・・)クリスマスの時期に咲く品種もあるらしい。
これからの季節、ウチの庭もお花たちで、にぎやかになるはず・・・
道草さんからいただきました。
「三つの袴」 水谷美枝子
シャッ シャッ シャッ
羽織袴の男衆が
衣擦れの音と
箪笥の匂いを放ちながら
嫁どりの家に集まってくる
赤々と燃えている囲炉裏の鍋からは
おいしそうな匂いが立ちのぼり
女衆の笑いが 言葉がはじけている
やがてお座敷では
羽織袴の花婿と うつくしい花嫁を囲んで
高お膳の御馳走を前に
にぎやかな宴が始まる
宴たけなわになると
『でられましょう』と言いながら始まる
にわかの 即興的で滑稽な歌や踊りは
テレビのない時代の
最大の楽しみであった
学校の帰り道
春先の
ときおり馬車が通る石ころ道の土手に
つくしを見つける
みんなが走り寄り
われさきにとつくしを摘むと
冠のような袴を
指でむしりとる
ショリ ショリ ショリ
口を動かすみんなの目が
笑っていた
家にお説教がある前日
母は 畑から 水仙をとってきた
「水仙を活けよう 長短をつけるため 袴を
はきかえさせてのう」
母はそう言って 指先で
水仙の袴をそっともんでいく
袴が少し柔らかくなったころをみはからって
花のついている茎を静かにぬく
今までまとまっていた数本の葉っぱと花が
ばらばらにくずれて
白い袴が 手の中にころがる
母は
水仙を元のように整えて短く切り
はずした袴をはかせた
パッン パッン パッン
私は
母に真似て 何本もはきかえさせると
丸くて真っ白い水盤に活けて
床の間に飾った
実家の畑の隅に
昔と同じように 今なお咲き続ける水仙の花
私は
両手に摘んだ水仙の甘い香りの中で
六十年近く前の私に
そして三つの袴に
なつかしさのあまり
思いっきり素敵な笑顔を送った
有り難うございました。
道草さん家のお庭も春ですねぇ
アーモンドマップのコメントでは実が生ったとありましたので、アーモンドの実が収穫できれば、っと思いましたが、まず、「梅雨」がアカンそうです。
産地のアメリカでは収穫までほとんど雨が降らないそうで・・・
先日、袴をはいた小学生に出会ったんです、最近の卒業式は女子大生だけでなく小学校の卒業式で袴姿が流行ってるそうで、ビックリしました。
スノードロップ ご参考まで
http://blog.goo.ne.jp/mn1944/e/c49ecb5c060eef4ffebf2a2e6440ec92
アーモンドの花は、マップに載って名所になるかも・・・。
我が家の狭庭にも、梅・沈丁花・雪柳・土佐水木などが咲きました。スノードロップ(スノーフレーク?)は、毎年鉢の中で花開きます。
※少し長い詩でごめんなさい。
「三つの袴」 水谷美枝子
シャッ シャッ シャッ
羽織袴の男衆が
衣擦れの音と
箪笥の匂いを放ちながら
嫁どりの家に集まってくる
赤々と燃えている囲炉裏の鍋からは
おいしそうな匂いが立ちのぼり
女衆の笑いが 言葉がはじけている
やがてお座敷では
羽織袴の花婿と うつくしい花嫁を囲んで
高お膳の御馳走を前に
にぎやかな宴が始まる
宴たけなわになると
『でられましょう』と言いながら始まる
にわかの 即興的で滑稽な歌や踊りは
テレビのない時代の
最大の楽しみであった
学校の帰り道
春先の
ときおり馬車が通る石ころ道の土手に
つくしを見つける
みんなが走り寄り
われさきにとつくしを摘むと
冠のような袴を
指でむしりとる
ショリ ショリ ショリ
口を動かすみんなの目が
笑っていた
家にお説教がある前日
母は 畑から 水仙をとってきた
「水仙を活けよう 長短をつけるため 袴を
はきかえさせてのう」
母はそう言って 指先で
水仙の袴をそっともんでいく
袴が少し柔らかくなったころをみはからって
花のついている茎を静かにぬく
今までまとまっていた数本の葉っぱと花が
ばらばらにくずれて
白い袴が 手の中にころがる
母は
水仙を元のように整えて短く切り
はずした袴をはかせた
パッン パッン パッン
私は
母に真似て 何本もはきかえさせると
丸くて真っ白い水盤に活けて
床の間に飾った
実家の畑の隅に
昔と同じように 今なお咲き続ける水仙の花
私は
両手に摘んだ水仙の甘い香りの中で
六十年近く前の私に
そして三つの袴に
なつかしさのあまり
思いっきり素敵な笑顔を送った