集合:近鉄新田辺駅西側ロータリー京阪バス乗り場
緑苑坂行き乗車、工業団地口下車、バス下車後大滝方面往復徒歩で観察会。
持ち物:観察用具(有ればルーペ)筆記用具、弁当、雨具、暑さ対策(飲み物、帽子)を必ず。
バスを降りてから道路わきの草花を観察
ヨウシュヤマゴボウ
果実は黒く熟し、直径8mmほどで数十が穂状に鈴なり、つぶすと鮮烈な赤紫の汁が出る。ベタシアニン色素を多量に含み、昔は赤インクに、ヤマゴボウ科で食べると有毒。
漬物の山ごぼうはキク科でベツモン。
クサノオウ ケシ科
解釈は草の黄、草の王、瘡の王といろいろ。
茎や葉を切ると中から出てくる黄色い汁、これが皮膚病の瘡(くさ)に効くとされた。ですが、有毒植物です、危険ですから口にはしないようにしましょう。花おりおり愛蔵版2:朝日新聞社
この石標の右側を進んで
ヤブマメ マメ科
ヤブマメについて
『地下結実』
ヤブマメにはおもしろい生態がある。秋の末、茎の根もとから白いひものような地下茎が何本も横にのび出し、やがて地中でその先に果実がみのる。直径数mmの球形のもので、なかに1種子がある。これは、まず地下茎の先に数粒ほどの花がつき、つぼみの姿のままで、白花のおしべからめしべへと花粉が渡され、結実したのである。このような花を閉鎖花とよぶ。地上の閉鎖花が結実する例はマメ科には珍しくないが、地下結実の例は珍しい。ヤブマメの地下結実を見るのには、あまり他の草のしげらない所にはえたヤブマメを見つけるとよい。下の土が軟らかくて、指先でも掘れるような所だと、まず成功する。検索入門野草図鑑・長田武正著①つる植物の巻
ハキダメギク キク科
生活のゴミを掃き捨てる場所として「掃きだめ」というところが昔はあった。大正時代、東京・世田谷・経堂にあった掃きだめで、牧野富太郎博士は見慣れない小さな花を採集、ハキダメギクと名づけたという。ただしそれは近縁のコゴメギクとする説も。熱帯アメリカの原産。
花おりおり愛蔵版1:朝日新聞社
大滝への道に進む林道の縁で観察したお花たち
カリガネソウ クマツヅラ科
雁(かりがね)は鳥のガンの古名。本種の花は長さ1cmほどの花筒から、雄しべが長く飛び出して曲がり、5枚の花びらが翼を広げたように展開する。小さくて色も異なるが、その特異な花形を、首を曲げて飛ぶガンの姿に重ねた。花おりおり愛蔵版5:朝日新聞社
ススキ イネ科
中秋の名月にススキを飾る。単なる風流ではなく、そこには古い農耕儀礼が底流しているとみられる。中秋の名月は芋名月とも呼ばれる。この芋はサトイモ。台湾のヤミ族はサトイモと同類のタロイモを水田で作り、儀式用に収穫すると、その上にススキをさす。収穫の魔よけにするのである。花おりおり愛蔵版1:朝日新聞社
林道の突き当りには5段構えの大滝が⇒落差30m 段瀑 旧名:大威徳の滝
2012年10月5日撮影
鷲峰山(じゅうぶざん・じゅうぶせん)系からの清流が落差三十数メートルの滝となっている大滝は町内でも最大級の滝で、その周囲の景観とともに昭和56年に町の名勝に指定されました。
古くから「大威徳之滝」として絵図にも見られ、不動明王がまつられて「大滝大明神」とも呼ばれていました。
毎年9月1日には「大滝大明神祭」が行われます
「大滝大明神祭」とは、五穀豊穰・災害除けとして催され、滝の一角に水の神をまつり、滝の上部から滝壺へ、うなぎ3匹に御神酒を飲ませて放つ。このうなぎが天までのぼり、雲を呼ぶと言い伝えられていることから、雨乞いの儀式ともされています。
緑苑坂行き乗車、工業団地口下車、バス下車後大滝方面往復徒歩で観察会。
持ち物:観察用具(有ればルーペ)筆記用具、弁当、雨具、暑さ対策(飲み物、帽子)を必ず。
バスを降りてから道路わきの草花を観察
ヨウシュヤマゴボウ
果実は黒く熟し、直径8mmほどで数十が穂状に鈴なり、つぶすと鮮烈な赤紫の汁が出る。ベタシアニン色素を多量に含み、昔は赤インクに、ヤマゴボウ科で食べると有毒。
漬物の山ごぼうはキク科でベツモン。
クサノオウ ケシ科
解釈は草の黄、草の王、瘡の王といろいろ。
茎や葉を切ると中から出てくる黄色い汁、これが皮膚病の瘡(くさ)に効くとされた。ですが、有毒植物です、危険ですから口にはしないようにしましょう。花おりおり愛蔵版2:朝日新聞社
この石標の右側を進んで
ヤブマメ マメ科
ヤブマメについて
『地下結実』
ヤブマメにはおもしろい生態がある。秋の末、茎の根もとから白いひものような地下茎が何本も横にのび出し、やがて地中でその先に果実がみのる。直径数mmの球形のもので、なかに1種子がある。これは、まず地下茎の先に数粒ほどの花がつき、つぼみの姿のままで、白花のおしべからめしべへと花粉が渡され、結実したのである。このような花を閉鎖花とよぶ。地上の閉鎖花が結実する例はマメ科には珍しくないが、地下結実の例は珍しい。ヤブマメの地下結実を見るのには、あまり他の草のしげらない所にはえたヤブマメを見つけるとよい。下の土が軟らかくて、指先でも掘れるような所だと、まず成功する。検索入門野草図鑑・長田武正著①つる植物の巻
ハキダメギク キク科
生活のゴミを掃き捨てる場所として「掃きだめ」というところが昔はあった。大正時代、東京・世田谷・経堂にあった掃きだめで、牧野富太郎博士は見慣れない小さな花を採集、ハキダメギクと名づけたという。ただしそれは近縁のコゴメギクとする説も。熱帯アメリカの原産。
花おりおり愛蔵版1:朝日新聞社
大滝への道に進む林道の縁で観察したお花たち
カリガネソウ クマツヅラ科
雁(かりがね)は鳥のガンの古名。本種の花は長さ1cmほどの花筒から、雄しべが長く飛び出して曲がり、5枚の花びらが翼を広げたように展開する。小さくて色も異なるが、その特異な花形を、首を曲げて飛ぶガンの姿に重ねた。花おりおり愛蔵版5:朝日新聞社
ススキ イネ科
中秋の名月にススキを飾る。単なる風流ではなく、そこには古い農耕儀礼が底流しているとみられる。中秋の名月は芋名月とも呼ばれる。この芋はサトイモ。台湾のヤミ族はサトイモと同類のタロイモを水田で作り、儀式用に収穫すると、その上にススキをさす。収穫の魔よけにするのである。花おりおり愛蔵版1:朝日新聞社
林道の突き当りには5段構えの大滝が⇒落差30m 段瀑 旧名:大威徳の滝
2012年10月5日撮影
鷲峰山(じゅうぶざん・じゅうぶせん)系からの清流が落差三十数メートルの滝となっている大滝は町内でも最大級の滝で、その周囲の景観とともに昭和56年に町の名勝に指定されました。
古くから「大威徳之滝」として絵図にも見られ、不動明王がまつられて「大滝大明神」とも呼ばれていました。
毎年9月1日には「大滝大明神祭」が行われます
「大滝大明神祭」とは、五穀豊穰・災害除けとして催され、滝の一角に水の神をまつり、滝の上部から滝壺へ、うなぎ3匹に御神酒を飲ませて放つ。このうなぎが天までのぼり、雲を呼ぶと言い伝えられていることから、雨乞いの儀式ともされています。
競歩とジョギングの間ぐらいの早さでバス停まで急ぎました。1時間に一本と聞けば焦りました、ギリギリやった。
車が進むほどに道幅が狭まり、急坂となる。ガードレールがない道路を恐る恐る登る。道を塞ぐように宅配のトラックが停まった。「永谷宗円の生家はこの辺ですかね」「あっ、近くまで行くから、途中まで付いておいで」付いて行ったけど途中で見捨てられた。「ほんまに、この道でええのん?」とぼやきながら坂を登る。諦めかけたところへ さっきのトラック。「この奥、この奥」「ひえ~、まだ登るんかいな」
自然が豊かなところですが 生活するのは厳しい地区ですわ。