宇宙のはなしと、ときどきツーリング

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角島の絶景を眺めながらチェアリング! JR秋の乗り放題パスで行く山陰本線と呉線の旅 2日目

2024年11月04日 | バイク・旅・ツーリング
2日目は移動は無し
角島で1日過ごすことにしました~
なのでSumikkoさんに連泊です

Sumikkoさんのある島戸漁港から角島行きのバス停へ
朝ご飯を食べずに歩いて行きます
島戸漁港から西に行くと角島大橋に行ける、バス停は角島大橋を右手に見ながら少し歩いた先にある(ホテル西長門リゾート入口バス停)、漁港に猫はつきもの、朝は静かな漁港も未明頃にはイカ釣り漁船が帰って来て少し騒がしくなる
島戸漁港から西に行くと角島大橋に行ける
バス停は角島大橋を右手に見ながら少し歩いた先にある(ホテル西長門リゾート入口バス停)
朝は静かな漁港も未明頃にはイカ釣り漁船が帰って来て少し騒がしくなる
途中で寄り道したのは角島大橋の写真を撮るため
撮影スポットは橋手前の脇道に入って坂を登った先(橋を見下ろすアングルで撮れます)
この高台から青い海の中に伸びる角島大橋が撮れましたー
海士ヶ瀬公園や角島展望台からは橋の左右の根元から撮れますよ
海士ヶ瀬公園から撮影した角島大橋(写真右)、脇道の高台から撮影した角島大橋(写真右)
海士ヶ瀬公園から撮影した角島大橋(写真右)、脇道の高台から撮影した角島大橋(写真右)
初めて角島大橋を見て思ったのが 沖縄みたい!
沖縄に行ったことないけど…
青い海と白い砂浜は自分の頭に沖縄だと刷り込まれているみたいです
角島展望台の西にあるビーチ
角島展望台の西にあるビーチ
撮影後は脇道を抜けた先にあるホテル西長門リゾート入口からバスに乗って橋を渡りました

かつてはフェリーでの往来しかできなかった角島ですが
2000年に全長1780キロもの長さを誇る角島大橋が開通すると
無料で行き来ができるようになったんですねー

バスからはすれ違う車やバイクを良く目にしますが
角島大橋は徒歩でも渡れたりします
ただ歩道はなく路側帯も狭いし車の往来が多いのでオススメできないです

島の観光は“角島灯台”のある西側から始めて
“しおかぜコバルトブルービーチ”のある中央へ
そして“牧崎風の公園”のある東へと巡って来ました

島に渡ると大浜海水浴場でバスを降りてビジターセンター“つのしま自然館”へ
バス停を西に向かって歩いて行くと“つのしま自然館”が見えてきます
バス停を西に向かって歩いて行くと“つのしま自然館”が見えてきます
入館して目につくのが天井から吊り下げられた“ツノシマクジラ”の骨格標本です
このクジラが発見されたのは1998年9月11日のこと
後にナガスクジラ科の未知の種であることが明らかになっています
“ツノシマクジラ”の骨格標本(レプリカ)が迎えてくれます
“ツノシマクジラ”の骨格標本(レプリカ)が迎えてくれます
このビジターセンタ―は角島の持つかけがえのない財産や、北長門海岸国定公園の自然を分かりやすく展示しているんですねー
ぜひスタッフい声をかけて面白ガイドを聞くことをオススメします
自分も簡単な説明を聞きましたが分かりやすくためになる説明でしたよ
今から4千数百年前、戦いに敗れてメソポタミアの地を追われ、海洋民となったシュメール人が角島に渡来、このペトログラフ岩を遺したそうです(写真右)
今から4千数百年前、戦いに敗れてメソポタミアの地を追われ、海洋民となったシュメール人が角島に渡来、このペトログラフ岩を遺したそうです(写真右)
小学生くらいの子がいるグループにはもってこいのスポットです(夏休みの宿題にも使えますよ)
ここで少しでも角島のことを勉強しておけば散策も楽しくなるはずです
集落を抜けた先に見えてくるのが尾山漁港航海の安全や大漁を祈願してきた“恵比須神社”や“はまゆう食堂”、“中野水産漁協鮮魚直売所”が周囲にある
集落を抜けた先に見えてくるのが尾山漁港
航海の安全や大漁を祈願してきた“恵比須神社”や“はまゆう食堂”
“中野水産漁協鮮魚直売所”が周囲にある
次に向かったのは“つのしま自然館”を南へ歩いて集落を抜けた先にある尾山漁港です
この漁港近くに漁協婦人部の方が切り盛りする“はまゆう食堂”さんがあります
さざえご飯(味噌汁付き)600円でビールを飲むはずが…昼頃に開店するそうです
さざえご飯(味噌汁付き)600円でビールを飲むはずが…
昼頃に開店するそうです
このお店で朝ご飯を食べるつもりが営業前でした
お店の戸が開けられていて音がしていたので仕込み中だったようです

角島大橋ができる前はココに連絡船の船着き場があったそうです
連絡船を待つ人や降りてくる人がココでワイワイと食事をしたり一杯やったり
っという昔懐かしい光景があったのかもしれません
この昭和の漁港食堂といった雰囲気を持つお店で食事がしたかった訳です
イカの塩辛の評判が良い中野水産漁協鮮魚直売所(写真左下)2個残っていたので購入、評判通りイカの塩辛は旨かったオススメです
イカの塩辛の評判が良い中野水産漁協鮮魚直売所(写真左下)2個残っていたので購入
評判通りイカの塩辛は旨かったオススメです
近くにある“中野水産漁協鮮魚直売所”にも立ち寄りました
ココのイカの塩辛の評判が良かったんですねー
早めに訪問したせいか買うことができました 2つしか残っていませんでしたが…
イカ漁もそろそろ終わり、10月一杯までは続くそうです
角島西岬辺り
角島西岬辺り
北に少し移動して角島灯台付近にも行ってみました
海を眺めながら歩くことができる角島西岬
この辺りは海を身近に感じられる良い道でした
夢崎明神海岸まで海のそばを歩いて行く道が続く
夢崎明神海岸まで海のそばを歩いて行く道が続く
島内の白浜は貝殻が砕け散った残骸が海底に堆積した白い砂でできいるそうです
海が澄んでいるので太陽の光でエメラルドグリーンやコバルトブルーなどに変化するんだとか
ふと、今日は何色か気になって見てみるとエメラルドグリーンでした

北の端に行くとそこは夢崎明神海岸
途中に突如石垣に囲まれた不思議な空間が現れます
そこは夢崎明神といい中には二つの祠が祀られていました
角島灯台(写真左)、夢崎明神(写真右上)、夢崎明神海岸からは“つのしま自然館”も見える(写真右下)
角島灯台(写真左)、夢崎明神(写真右上)
夢崎明神海岸からは“つのしま自然館”も見える(写真右下)
この石垣は漁を終えた海女さんが
その日の無事に感謝して海底の石を持って上がり積み上げて出来たそうです

一方でロマンを感じるのが古代シュメール人が造った遺跡という説
実は“つのしま自然館”には古代シュメール人が作ったとされる“人面石”や“ペトログラム”があります
少しは信憑性が出てきました?

次は角島のシンボルともいえる角島灯台です
石造の灯台で点灯したのは明治9年、日本に2基しかない無塗装の灯台の一つなんですねー
当時の日本海側では初めての大型灯台だったそうです
角島灯台から見下ろした夢咲明神海岸
角島灯台から見下ろした夢咲明神海岸
そして日本に16しかない登れる灯台の一つでもあります
窮屈な階段を登って展望台に出た瞬間に360度見渡せる眺望が広がってました
青い空と海が広がる角島の景色はダイナミックの一言!
ここでビールが飲みたくなります

そろそろ11時になるので混む前にお昼を食べることに
イカの王様“下関北浦特牛イカ”が食べたくて“和食処 夢岬”さんにやって来ました

“下関北浦特牛イカ”は特牛漁港に水揚げされた最高級Aランクの剣先イカのこと
夏から秋にかけて回遊してきた剣先イカを角島沖合で一本釣りしています

白いご飯の上に白いイカの刺身がのった特牛イカ海鮮丼を注文
イカを楽しむための丼です
刺身はもっちり・コリコリとした食感
何もかけずに食べて見ると少し甘みも感じます
塩をかけるともっと甘みを感じるのかも
醤油少なめが良い感じでした
丼をイカで埋め尽くした特牛イカ海鮮丼を注文、入荷しなかったのか活けイカ御膳はなかった
丼をイカで埋め尽くした特牛イカ海鮮丼を注文
入荷しなかったのか活けイカ御膳はなかった
もう一つ気になっていた料理が“グランビスタ角島”さんにあったんですねー
こちらは厳選ネタ13種を贅沢に盛ったインスタ映えする“ぶっかけ贅沢海鮮丼”
高く盛られた海鮮ネタのタワーの色取りが魅力的でした
まぁ~ こちらは次回に来た時です

お昼の後は角島最北端にある“牧崎風の公園”を目指しながら島の散策へ

ちょうど島の中ほどに来たところで買い物を済ませました
“角島総本家”では目当ての“あまのり佃煮”とを購入
とっても粒雲丹”は見つからず…
“しおかぜの里 角島”では配る用の土産を購入しました

“牧崎風の公園”に近づいて行くと狭い道から開けた牧草地が現れます
ここでは奈良時代から牛の放牧が行われているそうです(この日は牛は見れませんでした)
公園はダルマギクの自生エリアになっていて
10月から11月が見頃のダルマギクはまだ咲いていませんでした
牧崎風の公園
牧崎風の公園
公園には遊歩道があって散策がしやすくなっていました
この遊歩道を歩き北端部まで行くと大パノラマが広がっているんですねー
さすが角島の穴場と言われるスポット
日本海を望む岬から水平線を眺めながら思う存分チェアリングです
自分のチェアリングのスタイルは気に入った場所にイスを置いてお気に入りのクラフトビールを飲むこと
自分のチェアリングのスタイルは気に入った場所にイスを置いて
お気に入りのクラフトビールを飲むこと
チェアリングはアウトドア用の椅子を持って近くの公園や河川敷
お気に入りの場所に身をゆだねて自分らしい時間を過ごすこと
自分も良くお気に入りのビールとナッツを持って出かけています
スチールグレーなスニーカーは角島の海の色にピッタリ。ニューバランスのスニーカー👟ML574 BA2(グレー/ブルー)
スチールグレーなスニーカーは角島の海の色にピッタリ
ニューバランスのスニーカー👟ML574 BA2(グレー/ブルー)
でも目前に広がっているのは日本海
日常とは違うダイナミックな自然の中でのチェアリング
お気に入りのクラフトビールが少し美味しくなったりしますね
牧崎風の公園から南西の方向を眺めると角島灯台が見える(画像右のちょこっと出た突起が灯台)
牧崎風の公園から南西の方向を眺めると角島灯台が見える
画像右のちょこっと出た突起が灯台
ほろ酔い気分でご機嫌さんな自分と大自然の中でゆっくりと流れる時間
チェアリングさえあれば何もいらない! っはちょっと大げさですが
絶景の中に身を置いて過ごす時間は鮮やかに記憶されました

飲んで ウトウトしているだけなんだけどねぇ〜
のんびりとした角島タイムを楽しむことができました

心地よい時間はあっという間に過ぎるもの… そろそろ帰る時間です
後ろ髪をひかれつつ牧崎公園口からバスに乗って島を離れました

バスを降りてから夕方の角島大橋を撮影してきました
綺麗な海岸(島戸海水浴場)を眺めながら脇道をブラブラあるいて島戸漁港まで帰ってきました
島戸海水浴場(写真左)、夕方の角島大橋(写真右)
島戸海水浴場(写真左)、夕方の角島大橋(写真右)
あと夕食を島戸漁港近くの角島OZBURGERさんで食べようとしたんですが
まさかの品切れのため閉店… なんでも土・日2日分が1日で出てしまったそうです

角島OZBURGERさんは古民家を改装したバイク乗りに人気のお店
天気が良くツーリング日和だったので大勢のライダーが押し寄せたのかも
※店内にトイレが無いので、事前に橋の公衆トイレで済ませるのがオススメだそうです

ドリンクに豚肉によく合うTEKIKAKA HARD CIDREを持ってきていたので
山口関門ポーク”100%使用のオズバーガーのハラペーニョトッピングが食べたかった!

っということで、夕食は宿のお客さんに分けてもらったカレーメシになっちゃいました
お湯を注ぐとカレーの良い香りがしてコレはコレで旨かったけどね

こちらの記事もどうぞ


日本一の庭園“足立美術館”へ! JR秋の乗り放題パスで行く山陰本線と呉線の旅 1日目

2024年10月27日 | バイク・旅・ツーリング
旅の始まりは大阪スカイビルにあるWILLERの高速バスターミナルから
ここからバスに乗って米子へ 寝ている間に到着する手はずです

乗るのは10月10日23:50発の大阪→米子・松江・出雲行きのバス
曜日や祝祭時で変わりますが4600円でした
窮屈な4列シートも4時間ほどだったので我慢できました

到着は米子駅の南側ロータリー
予定より少し早い朝の4:00でしが始発が出るのは5:18なんですねー

とりあえず駅の1階にあるトイレで顔洗って歯磨きして
目覚ましに駅近セブンでコーヒーを買おうと思ったら営業は5時から…
駅の待合室“やくもラウンジ”の利用は4:35からなので座る所もなしでした
JR米子駅の待合室“やくもラウンジ”の利用は4:35から(写真左下)駅1階のセブンイレブンは5時からの営業
JR米子駅の待合室“やくもラウンジ”の利用は4:35から(写真左下)
駅1階のセブンイレブンは5時からの営業
出発がもう少し遅い人は
朝5時半からやっている喫茶店“洋燈(ランプ)”は駅から徒歩17分(1.2キロ)
駅から徒歩12分(850メートル)にある吉野家 米子市役所前店(24h)
を調べてみてください

今日の予定は足立美術館に行ってから宿のある角島を目指すことです

まずは足立美術館に行くため5:18発の出雲市行きに乗車
安来駅からは無料のシャトルバスに乗って美術館へ
安来市コミュニティのイエローバスでも行けます(路線バスの運賃200円が必要)
シャトルバスとイエローバスの時刻表はこちら → https://www.adachi-museum.or.jp/shuttle-bus

一番早いシャトルバスが出るのは8:50なので待ち時間は3時間20分ほど
この時間にファミマでおにぎりを買って安来の街並みが一望できるあたご山展望公園へ
ちょうど日の出を見ながら朝ごはんが食べれました ちょっと寒かったけど
あたご山展望公園からの眺め展望公園には駅の西にある西方寺(写真左上)向かって左にある階段から行ける
あたご山展望公園からの眺め
展望公園には駅の西にある西方寺(写真左上)向かって左にある階段から行ける
残りの時間は安来駅に併設されている観光交流プラザに居ました
居心地が良かったので残りの時間はココでブログの記事入力をしてました
JR安来駅からはシャトルバスやイエローバスを利用することで足立美術館へ行ける駅には観光交流プラザとロッカーが併設されている
JR安来駅からはシャトルバスやイエローバスを利用することで足立美術館へ行ける
駅には観光交流プラザとロッカーが併設されている
そろそろシャトルバスがやってくる時間です
もちろん定員25名の小さなバスにはトランクはありません
なのでカメラやスマホ、貴重品だけを持ってバスに乗車
大きなカバンは駅のロッカーに入れてきました

この日は平日でしたがバスは満席
補助席を使えばあと3名ほど座れたと思います
乗れなかったら困るので30分ほど前に並んでおくことをオススメします

駅には3つのサイズのコインロッカーがあります
大が2コ/700円、中が14コ/500円、小が10コ/400円
両替機が無かったので小銭の用意が必要です

コインロッカーが空いてなかったら駅の観光案内所でも預かってもらえます
営業時間は8:30~18:00で1個500円です
コインロッカーや手荷物預かり所については
このサイトが参考になります → https://coinlocker.click/yasugi-station.php

バスは開館の10分後に足立美術館の新館裏に到着
すでに観光バス5台に乗用車十数台が駐車場に… 皆さん動きが早いですね

入館のため本館入り口へ移動してチケットを購入したら帰りのシャトルバスの整理券を確保しておきます ← これ重要です
整理券は出発便ごとに置いてありました

帰りのシャトルバスの乗り場も新館の裏の方でした
余裕を持って行った方が満席で乗れないといったことを防げます
逆に前の便に空きがあると乗せてもらえますよ

ここは近代日本画を中心とした美術館で日本一の庭園も有名
ただ日本庭園や本館、新館を回ると大体2時間ほど掛かってしまいます
なるべく身軽な格好の方が動きやすくて快適
撮影スポットは混雑するので荷物が邪魔になります
美術館のチケット売り場横のコインロッカーを利用するのもアリです

有名なのは横山大観のコレクションや北大路魯山人の陶芸ですが
やっぱり5万坪という広い日本庭園にある枯山水庭ですね

自分は遠景にある山並みも含めて一幅の絵画として鑑賞できるところに惹かれてやって来ました
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは山陰エリアで唯一の最高評価“三つ星”になっています
紅葉には早かったので他の季節にまた訪れたいと思いますね

館内の喫茶室の利用がオススメ(コーヒーは1000円でした)
ゆったりとしたソファに座って日本庭園を眺めることができます
開館直後だと窓際の席が確保しやすいですよ
5万坪という広い日本庭園にある枯山水庭
この日は新館で日本美術院が春と秋に行っている日本画の展覧会“院展”も見ることができました

展示されていたのは日本画家を対象とした公募作品90点
その中で見入ってしまったのは最優秀賞“日本美術院賞”を受賞した益田市出身の川崎麻央さんの作品でした
この“算”という作品で描かれているのは、生涯のライバル上杉謙信と川中島の戦いで対峙した際の武田信玄
戦国武将の武田信玄が戦略を練る姿が表現されています

ウミガメやクラゲが海中を優雅に泳ぐ“群泳”という作品も幻想的で良かったです(千葉県出身の松岡歩さんの作品)
普段日本画を見る機会がないのでいろいろな画風があるのには驚きました
どれも美しい色彩で楽しむことができました
秋の巡回展は10月27日まで開かれています
写真左は最優秀賞“日本美術院賞”を受賞した益田市出身の川崎麻央さんの作品“算”<br><br><br><br><br>
その右横は千葉県出身の松岡歩さんの作品“群泳”<br><br><br><br><br>
一番右が帰りのシャトルバスの整理券
写真左は最優秀賞“日本美術院賞”を受賞した益田市出身の川崎麻央さんの作品“算”
その右横は千葉県出身の松岡歩さんの作品“群泳”
一番右が帰りのシャトルバスの整理券
安来駅に戻ると乗車時間6時間43分のなが~いローカル線の旅が始まります

益田に1泊して夜の田吾作で一杯のはずが
1日早く角島に行くことになったんですねー
目指す阿川駅には9時間後の20:53に到着予定です

安来駅からは11:53発の西出雲行に乗車
次に乗り継ぐ列車までは75分もあるので西出雲駅まで行かず手前の出雲市駅で降りてお昼にします
気になるのは出雲市駅で販売されている駅弁(かに寿司・焼きさば寿し・島根みそ玉丼)
ただ時間もあるので出雲そばを食べに行くことにしました

選んだお店は駅から歩いて10分ほどにある“献上そば 羽根屋 本店”さん
創業が江戸時代末期と歴史のあるお店で
大正天皇をはじめ、数々の皇室の方も召し上がった っという部分が刺さりました!

お店に着いて驚いたのが待ちが13組もいること…
それでも待ち続けて人気の割子そば3段(出雲そば)を注文
つゆをかけて1段目を食べたら、残ったつゆを2段目にかけてっというやつです
田舎そばっぽい食感で蕎麦の風味も楽しめました
混雑していたのは入り口だけで食事は落ち着いた雰囲気の中で楽しめましたよ
天ぷら割子3段
天ぷら割子3段
昼食の後に金絲雀(カナリア)さんでハード系のパンを購入するはずがタイムアップでパス
列車の中で食べる夕食をゲットするはずでしたが駅に戻ることにしました
ハード系のパンでビールが飲みたかった…

出雲市駅での乗り継ぎ時間が短い場合は
駅から徒歩1分の所に奥出雲そば処一福 出雲駅前店さんというお店もあります
時間に余裕があるなら出雲駅前温泉 らんぷの湯もオススメです

けっきょく夕食は出雲市駅に戻ってから“出雲の國 麺家 JR出雲市駅店”さんで購入
残っていた“かに寿司”を持って14:20分発の浜田行に乗車しました

浜田駅から乗車したのは16:37発の増田行き
そろそろ日の入り車内にオレンジ色の光が差し込んできます
車窓からは日本海に沈んでいく夕日が綺麗でした
16:37発の増田行きの車窓から日本海に沈んでいく夕日が綺麗だった
16:37発の増田行きの車窓から
日本海に沈んでいく夕日が綺麗だった
増田駅で17:48発の長門市行へ乗り込んでから夕食です
ただ、かに寿司は旨いけど食べていると口の中が酢の味で一杯になるんですねー
持って行ってたビールがIPAだったのでホップのテイストで味覚をリセットしてくれました
出雲市駅からの山陰本線の旅
まだまだ移動は続きます
長門市駅に到着すると今度は19:48発の人丸行に乗車
周りは真っ暗… 列車に乗りっぱなし… だんだんグタ~っとなってきます

人丸駅に到着したところで今日の鉄道旅はおしまい
昨年の大雨の影響でJRの人丸~滝部間が不通になっているので
20:25分発の小串行の代行バスに乗ります

20:53阿川駅に到着
代行バスに乗って来ることを伝えていたので
神田タクシーさんが待ってくれていました

宿がある島戸までは4.7キロありタクシーだと10分ほど
ただ街灯のない暗い道に発情期のシカが良く出るのでスピードは抑え気味
とちゅうで4度も鹿を見ました
夜には宿から出たとこで3頭の鹿に合うし
部屋の中にまで鳴き声が聞こえてくるので鹿がたくさんいるようです

そして着いたのが今夜お世話になる宿のSumikkoさん
古民家をリノベした小さなワンちゃんのいるゲストハウスです

宿のスタッフから説明聞いて荷物を置いた後に既に酒盛り中の宿泊客にも挨拶
宿泊は自分を含めて4名、自己紹介やなんやら話しているうちに眠くなっちゃいました

気持ちの良い疲労感が残った1日目
さすが日本一長い在来線! あれだけ乗ってもまだほんの一部…
ぼーっと眺める車窓からの日本海… まだまだ続く山陰本線… 良い時間を過ごせました

JRで角島やゲストハウスSumikkoさんへ行く人へ
オススメは滝部駅から角島行きのバスに乗るルート
急ぎなら阿川駅からタクシーかな 予約しておいた方が確実です
自分はスケジュール的に阿川駅になりました

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3泊5日の旅の始まり! JR秋の乗り放題パスで行く山陰本線と呉線の旅

2024年10月10日 | バイク・旅・ツーリング
会社のカレンダーに見つけた10月の4連休
JR秋の乗り放題パスも使えるし4日もあれば少し遠出しようかな
これがこの旅の動機

JR秋の乗り放題パスが使えるのは2024年10月5日~10月20日
この期間の中で3日間乗り放題の切符なんですねー お代は7850円です
JR秋の乗り放題パス
JR秋の乗り放題パス
秋の青春18きっぷと呼ばれることもあるけど
利用は連続した3日間、複数人での使用は不可
購入時には使用開始日を決めなきゃいけません

ちょっと制限が多いような気もしますが
自動改札が使えたりと少しだけ便利な面もあります
今回は日程も決まった一人旅なのでこの切符を利用することにしました

いま、一番行きたい所は足立美術館だし
車窓から山陰の海を眺めながらローカル線を楽しんで
青い空と青い海が広がる角島でチェアリングもしたい
帰りは呉によって念願のお好み焼きを食べよう

っということで、今回の旅の目的は4つ
1.足立美術館で日本庭園を見る
2.ローカル線の車窓から海の眺めを楽しむ
3.角島でチェアリング
4.呉でお好み焼きを食べる


ルートは、大阪 → 米子 → 角島 → 広島 → 大阪
夜の高速バスで米子まで行って
そこから広島までの3日間はJR秋の乗り放題パスを使用
最終日の広島からは新幹線で帰ることにしました


簡単に持ち物紹介

今回の旅の目的にチェアリングがあるので
バックは大きめのパタゴニアのブラックホールMLC 45Lにしました
そこにヘリノックスのチェア、ブランケット、お気に入りのクラフトビールを入れていきます

そして音楽プレイヤー“Apple iPod touch 7G”とワイヤレスイヤホン“SONY WF-1000XM4”
これはチェアリング中にあの曲聞きたいなー っと思うことがよくあるので

あと旅先でブログの更新をやりたいので
2 in 1 PC“Surface Pro X”と折り畳みスマートフォン“Surface Duo”
それに充電器やらモバイルバッテリー、ケーブル類とか

コンデジ“SONY DSC-RX100M5a”とミニ三脚も持っていきます

旅先で買ったクラフトビールが瓶だったー っと列車の中で慌てたことがあったので
いざという時のためにマルチツールナイフ“Victorinox Swiss Champ”

手帳“TRAVELER'S notebook”は駅でスタンプを押したり
貰ったパンフレット・チラシや見学時の半券を入れたりしてます
あと帰りの新幹線の切符もココに

日が暮れた田舎道は気付かずに近づいてくる車もあるのでLEDミニランタン“Ledlenser ML”
バックパックに付けて点滅させながら歩いています

他は着替えやタオル、歯ブラシセット、薬、ウェットティッシュ、でっかいクッキー、あめ、折りたたみ傘など
寒くなった時のためにマウンテンパーカー
※暑かったのでTシャツで十分で雨も降らなかったのでマウンテンパーカーは不要だった

チェアリング関連で3泊5日にしては大きな荷物になったけど
やりたいことをやって楽しい体験をしきます

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冬の日生でカキオコを楽しもう! 牡蠣の養殖が盛んな小さな漁師町を散歩

2023年12月17日 | バイク・旅・ツーリング
2024年1月10日更新
毎年、冬になると訪れる
牡蠣の養殖が盛んな小さな漁師町
ぶらぶら散歩してプリプリの牡蠣を楽しんできました

JR日生駅

日生散歩の内容はこんな感じ

● 牡蠣の養殖が盛んな漁師町のソウルフード
● カキオコツアーのこだわり
● 日生歩きとカキオコ
● カキオコと日生散歩マップ



牡蠣の養殖が盛んな漁師町のソウルフード

岡山県の東端に位置する小さな漁師町の日生(ひなせ)
牡蠣の養殖が盛んで、岡山県産牡蠣の5割以上は日生が産地になっている
ちなみに岡山県は牡蠣の生産量は全国3位

なので漁港のあちこちでホタテの貝殻を見かける
日生湾に浮かんでいる養殖いかだの下には、これが何個もぶら下がっていて
そこに牡蠣の赤ちゃんがくっついて育つ仕組み

海と空、ホタテの殻。遠くに見える白い橋は備前日生大橋。

その日生で、古くから愛されているソウルフードがカキオコ
日生で牡蠣の養殖が始まったのが50数年前のこと
当時、牡蠣の剥き子さんたちが商品にならないカキを持ってきて
お好み焼きに入れたのが始まりなんだとか
関西と広島といった二大お好み焼き帝国に挟まれた岡山で生まれた絶品グルメ


カキオコツアーのこだわり

瀬戸内の海岸線は冬のツーリングにオススメなコースなんだけど
ビールが飲めないのでバイクはNG
それほど、カキオコにビールは必需品!
牡蠣ソースビール の相性は抜群です
ノンアルコールビールもイイけど
旨いカキオコで旨いビールを飲むと、ほろ酔い気分で日生散歩も楽しめる

なので、毎年JRを使って日生へ
レトロな車両に揺られていると、ちょっとした旅気分も盛り上がってくる
小さな漁師町の駅を出ると目の前に広がる海
何があるのか 小さなワクワク感もいい

帰りの電車

乗ったのは大阪駅6時25分発(姫路行き)の新快速
姫路駅と播州赤穂駅で乗り換え、日生駅には9時21分到着

運賃は片道2,310円(往復4,620円)なので
JRの普通列車が1日乗り放題の“青春18きっぷ“がお得
5日分が12,050円で販売されていて1日分だと2,410円になる
(1人で5回分または複数人での利用が可能)
発売期間と利用期間は毎年ほぼ同じで春・夏・冬の3回設定
冬季か春季を利用するとカキオコを食べに行ける
2023年の冬季
 発売期間 2023年12月1日~2023年12月31日
 利用期間 2023年12月10日~2024年1月10日
2024年の春季(予想)
 発売期間 2024年2月20日~2023年3月31日
 利用期間 2024年3月1日~2023年4月10日

余った分はチケットショップで売却
逆に必要な回数分をチケットショップで購入するのもあり


日生歩きとカキオコ

初めての道をぶらぶら散策しながらお店へ向かう
細い路地に見つけた西念寺の立派な山門
この山門は、岡山藩主池田氏の家老土倉氏の陣屋門を移築したもの

西念寺さん

階段を少し上がった上山公園 午前中の柔らかい日差しで紅葉がいい雰囲気
4月には公園一帯が桜色に染まるんだとか

上山公園で見た鮮やかな紅葉

鮮魚店の軒先に吊るされた一夜干しが旨そう
このお店の自慢“国産炭火焼きアナゴ”も気になる
あと、レトロな薬屋さん? ぽつんと佇む蔵とか

ひかり健康堂、上山公園の紅葉、蔵、鈴木鮮魚店さん

創建時から伝わる神事芸能の獅子舞が有名な春日神社。
獅子舞は九州五島列島の平戸から伝わったと言われている
山中から獅子を追い出して手なづけるまでの所作を表現しているんだとか

創建時から伝わる神事芸能の獅子舞が有名な春日神社

カキオコ発祥の“ほり”さんに到着
創業は昭和37年、2001年1月26日にカキオコという名が生まれた場所

ほりお好み焼き

注文はここ数年変わらず “カキの鉄板焼き”と“日生カキオコのカキ増量”

カキの鉄板焼き

カキの鉄板焼きが到着すると瓶ビールを注文
小皿の自家製ポン酢に七味を一振り
あっさり味なんだけど、牡蠣のプリプリ感と風味が楽しる一品、ビールが進む

日生カキオコのカキ増量

しばらくしてからやって来た、焼きたてアツアツのカキオコ
焼いても縮まないので牡蠣のプリプリ食感がたまらない
(日生で水揚げされた新鮮な牡蠣は余計な水分を含んでいないから縮まないらしい)
ハフハフ頬張ってビールで流し込むと幸せになれる

お好み焼きの作り方は“日生焼き”というもの
お店によって焼き方が少し違っていて
“ほり”さんだと、こんな感じ ↓

先代から受け継ぐ特製出汁で溶いた生地
それと千切りキャベツを混ぜて、鉄板に広げて焼いていく
ネギや天かす、カツオブシをパラパラかけ、牡蠣をのせる
その上から生地を軽く回しかけ、ひっくり返して蒸し焼きに
鉄板の上で生卵をコテで潰し、焼きあがったカキオコをのせれば完成
仕上げはオリジナルのブレンドソースとカツオブシ
辛ソースやカツオブシ、青のり、紅しょうが、七味は好みで


生地でサンドして蒸し焼き状態になるので
キャベツの甘みとモッチリした食感が特徴かな

テーブル席の光景。カキオコ、カキの鉄板焼き、カキ入り焼きそば、カキ入り焼き飯

店内は明るくてスペースに余裕のあるつくり
テーブル席にも鉄板があるのでグループでの利用におすすめ
目の前の鉄板にこんなダイナミックな光景が広がる
最後まで熱々の鉄板焼きが食べられるのは嬉しい

日生港


日生歩きと牡蠣のピッツァ

後日、訪れた日生湾近くにある薪窯で焼くピザのお店
カキオコを食べに来たときに見つけていた“海とピッツァ”さん
目印は青い外観に三角屋根、そして2台のとハーレー

海とピッツァ

白を基調とした明るい空間 は 天井が高く開放感あり
コンクリートの打ちっぱなしの床にアンティーク調の家具
テーブル数も少なめでゆったりと過ごせる感じ

空冷エンジンのシリンダーをイメージさせるピザ窯
マスターがバイク好きなのが容易に想像できる
お店の横に空冷のモトクロッサーもあったし… なかなか個性的なお店

柚子香る牡蠣のピッツァ

気になっていたのがコレ
冬の日生で出会える“柚子香る牡蠣のピッツァ”
口の中が牡蠣の旨味と風味で一杯になるピザ
牡蠣・チーズ・クリームソースの相性がとても良く
柚子が濃厚な味を爽やかにしてくれるので、ピザ1枚を軽く食べられる
柚子風味の余韻と一味唐辛子のアクセントが心地よい
粒が大きくプリプリ食感の牡蠣が味わえて満足
今シーズンのカキは出来が良いことを期待させる
ドリンクはリンゴの甘みと酸味、ピリっと生姜の効いた自家製“アップルジンジャーエール”がおすすめ

五味の市

開館時間外だったり、予約が必要なのを知らなかったり…
なかなか来れなかったBIZEN中南米美術館
こんな所に美術館があるねんなー っと気にも留めなかったけど
調べてみると、中南米を専門とする日本唯一の考古美術館なんだとか
古代文明好きなのでいかない理由はない
公式マスコットキャラクターのペッカリーに一目惚れしたしね

中南米を専門とする日本唯一の考古美術館“BIZEN中南米美術館”

カカオ豆の発祥が中南米で、古代からカカオドリンクが儀式で飲まれていたこと
興味深かったのは、そのカカオドリンクを入れる笛吹式土器の説明
注いだり傾けたりするとピーーとかピロピロとか音がする
名物館長の森下さんが笛吹式土器を吹いてれたり
分かりやすい解説で楽しく展示物を見る美術館

カフェRAD

漁港をぐるっと歩いて見つけたピンクの建物
海沿いのカフェ 日生湾を眺めながら電車の時間までのんびりと…

2023~2024年シーズンの日生では
11月16日から牡蠣を剝き始めて
11月17日から生牡蠣でのカキオコがスタート

日生の牡蠣は11月中旬~3月くらいが旬の時期なんだけど
牡蠣の身が栄養を蓄えふっくら太り
大粒が揃う一番の旬の時期は12月末~2月頃!

この時期はカキオコにも大粒揃いの牡蠣が入ってくる
牡蠣を食べるならこの時期が狙い目
瀬戸内海の漁師町 “備前市日生町” 行ってみたくなりませんか

みなとの見える丘公園から

カキオコと日生散歩マップ

日生のスポットをまとめた“カキオコと日生散歩マップ”

青い線は今回歩いたルート

赤のピンはカキオコのお店
 ほり お好み焼き : 黄緑の外観が目印、カキオコ発祥の店
 さんちゃん   きまぐれ   泉富久(せんぷく)
 まるみ お好み焼き   浜屋 みっちゃん
 お好み焼き もりした   安良田(あらた)
 福来(ふくろう)   きたろう
 オレンジハウス   暖里(ゆるり)
 うま×うま   お好み焼き ともひろ


青いピンは他のスポット
 西念寺 : 立派な山門のお寺
 上山公園 : 4月には公園一帯が桜色に染まるんだとか
 鈴木鮮魚店 : お店の自慢は“国産炭火焼きアナゴ”
 海とピッツァ : 三角屋根とハーレーが目印、薪窯で焼くピザのお店
 ラッド : ピンクの建物のカフェ
 春日神社 : 創建時から伝わる神事芸能の獅子舞が有名
 BIZEN中南米美術館 : 中南米を専門とする日本唯一の考古美術館
 日生駅   ひかり健康堂
 五味の市   加子浦歴史文化館
 みなとの見える丘公園


黄色のピンがトイレ
 観光トイレ : 日生駅を出て右手すぐ
 日生港東公衆トイレ : 国道250号から五味の市方面への分岐にある
 ※五味の市施設内でも利用できる




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千屋牛ラーメンとホルモン焼きうどんを食べてきた😋青春18きっぷを使って新見と津山へ

2022年09月09日 | バイク・旅・ツーリング
和牛のルーツ“千屋牛”を使ったラーメンとB級グルメ“ホルモン焼きうどん”を食べに、岡山県の新見と津山に行ってきました。

乗り継ぎの関係で津山をスルーした前回の旅とは違い、今回の移動距離(時間)は少し短め。
その分、新見と津山での滞在時間を多く取っているんですねー

ルートは、大阪から山陽本線で岡山へ。
岡山からは伯備線で新見へ行き、お昼を食べた後に姫新線を使って津山へ。
その後は津山線で岡山へ戻って大阪まで帰ってきました。

ゲリラ豪雨に遭遇した津山では、岡山行きの列車が運転を見合わせになったけど😅ハプニングも楽しめた良い旅でした。
タイトル

思っていたより簡単! 大阪からは乗り換え1回で岡山の新見へ行けた

ちょっとビックリしたのは、岡山県の新見まで乗り換えが1回で行けたこと。
大阪6:00発の網干行きの快速に乗って、姫路7:31発の新見行きに乗り換えると、終点の新見到着は10:49でした。

新見に滞在出来るのは2時間ほど。
前に来たときには備中そばを食べたので、今回の昼食は和牛のルーツ“千屋牛”です。

まずは駅を出て、短い商店街を抜けて高梁川を渡って行きます。
この日は雨予報だったけど、天気が良すぎて日差しが眩しいくらい、昼以降に雨降るのかな? っと思うくらいでした。

国道180号に出ると右折、少し歩いてからまた右折すれば到着。
新見商工会議所の1階に入っている“焼肉・ステーキ🥩牛弘さん”が目的のお店です。

このお店を選んだのは、ランチメニューに“千屋牛丼”があったから。
「ご当地のブランド牛を使った丼を食べ歩くのが好き」っというのが理由なんですねー
でも、今回はビジュアルに負けて“炙り千屋牛ラーメン”にしちゃいました😅

このラーメンのスープは、千屋牛の牛筋、牛骨、昆布、鰹、煮干で取った出汁に醤油を足したもの。
このあっさりとした味に炙った千屋牛がアクセントになって旨い🍴😆✨
胡麻コショウをかけて締まった味も楽しめました☺️
新見
お昼を食べた後は、町を散策しながら駅の反対側にある新見美術館へ。
天気が良かったので山手にある新見美術館へ行くまでに汗かいちゃいました。

いま、新見美術館で開催されているのは、“紙の魔術師 太田隆司ペーパーアート展”。
このペーパーアート展では、日本や海外の情景を紙を使って再現しています。

紙を微妙に重ねて立体的に表現された世界がいくつも展示されていて、その世界ひとつひとつにストーリーが隠されているんですねー

見ていると、その世界に引き込まれていく感じ、ついつい見入ってしまいました。
旅先で美術館もありですね。

旧津山扇形機関車庫と津山ホルモン焼きうどん

新見を出発するときに良かった天気も、津山に近づくにつれ雲行きが怪しくなってきて、窓に雨粒がポツリポツリ…
津山駅に着いた時にはパラパラと降っている状態。
まだ大丈夫だと思うけど、急いで“津山まなびの鉄道館”へ行って扇形機関車庫を見学です。

ここの扇形機関車庫は、昭和初期から中期まで蒸気機関車の基地として使われてきたものです。
国内で二番目に大きい扇形機関車庫で、いま展示してあるのは古い特急や除雪車、ディーゼルカーなど。
見覚えがある車両や初めて見る車両、近くで見ると迫力があります。
津山まなびの鉄道館
ゆっくり見学したいけど、時折降る激しい雨と風が気になって気になって…
機関車庫は一通り見学できたので、雨が小降りになったタイミングで駅に戻ることにしました。

ただ、ホルモン焼きうどんはどうしても食べたかったので駅近を検索。
“陣笠”というお店を見つけたので立ち寄ることにしました。

でもね、歩いて行くうちに雨と風が激しくなっていくんですよー
雷はゴロゴロ ドカーンだし、お店に着いた時にはズボンはびちょびちょでした〇

外が大変なことになっているのに、店内は大将と先客1名が高校野球を見ながら昼飲み○まったりとした雰囲気を壊すかのように入店して、ホルモン焼きうどんを注文してやりました〇

うどんは普通のものかな、野菜とホルモンの食感が楽しめ、一味や七味が欲しくなってくる。
タレはビールに合う濃い目の味付けで、大きなホルモンに甘味があって旨かった。

食べているうちに小雨になってくれないかなぁ〜 っという淡い期待は打ち砕かれ、お外は相変わらず荒れ狂っています。
ホルモン焼きうどん
お勘定を済ませ覚悟を決めて駅まで戻ると、もう岡山行きの列車は到着してる。
けど、何かおかしい… 車両の横で話す車掌さんと駅員さん、それに何か放送が聞こえてくる。
この雨のため運転見合わせるというアナウンスでした。

運転再開の目途が立たないので車内で待機です。
まぁ~ こんなハプニングも楽しめたりするのが、気ままな青春18きっぷの旅。
20分ほど待っていると、岡山方面からの列車が到着してから運転は再開。

初めは徐行運転を続けていた列車も通常運転に戻り、40分遅れで無事岡山に着きました😊

その後は姫路で新快速に乗り継ぎ、20:28大阪到着で旅は無事に終了。
そして、青春18きっぷの旅も今回が最後、この夏は楽しめました。


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