来春注目の“パンスターズ彗星”に続き、2013年暮れには日本からも肉眼で見える(っと期待される)彗星が見つかりました。
この彗星は国際光学ネットワーク“アイソン(ISON)”のロシアチームが発見したもので、
“C/2012 S1(ISON)”と符号が付けられました。
ニューメキシコ州のRAS天文台で
とらえられた“アイソン彗星”
(黄色い印の箇所)
この“アイソン彗星”は現在、木星軌道周辺から太陽・地球付近に向かっている途中で、“ふたご座”と“かに座”の間に位置しています。
未明には地平線上に出ているのですが、18等級とまだ暗いので観測するのに本格的な望遠鏡が必要なんですねー
予測軌道によれば、2013年の春には冬の星座とともにいったん地上の視界から消え、
2013年の9月~10月に再び“かに座”や“しし座”とともに姿をあらわすことになります。
彗星が太陽に最も近づく“近日点”を通過する11月28日前後には“さそり座”まで南下して日本からは見えなくなるんですねー
気がかりは、“アイソン彗星”が太陽のすぐそばをかすめる“サングレーザー彗星”なことです。
太陽中心から約190万キロまで大接近するので、彗星が蒸発せずに“近日点”を通過できるか…(太陽直径は約140万キロ)
昨年12月の“ラブジョイ彗星(C/2011 W3)”は“近日点”距離がわずか80万キロでした。
でも、大方の予想に反して太陽の向こう側から生還しているんですねー
なので、“アイソン彗星”も生き残ることができれば、12月には“へび座(頭)”の位置で、見事な大彗星として日本の夜明け前の空にあらわれることが期待できます。
来年期待の彗星“バンスターズ”も、3月9日に近日点を通過します。
4月には日本でも目にするチャンスがあるんですねー
2013年はこの2つの彗星に注目ですねー
この彗星は国際光学ネットワーク“アイソン(ISON)”のロシアチームが発見したもので、
“C/2012 S1(ISON)”と符号が付けられました。
ニューメキシコ州のRAS天文台で
とらえられた“アイソン彗星”
(黄色い印の箇所)
この“アイソン彗星”は現在、木星軌道周辺から太陽・地球付近に向かっている途中で、“ふたご座”と“かに座”の間に位置しています。
未明には地平線上に出ているのですが、18等級とまだ暗いので観測するのに本格的な望遠鏡が必要なんですねー
予測軌道によれば、2013年の春には冬の星座とともにいったん地上の視界から消え、
2013年の9月~10月に再び“かに座”や“しし座”とともに姿をあらわすことになります。
彗星が太陽に最も近づく“近日点”を通過する11月28日前後には“さそり座”まで南下して日本からは見えなくなるんですねー
気がかりは、“アイソン彗星”が太陽のすぐそばをかすめる“サングレーザー彗星”なことです。
太陽中心から約190万キロまで大接近するので、彗星が蒸発せずに“近日点”を通過できるか…(太陽直径は約140万キロ)
昨年12月の“ラブジョイ彗星(C/2011 W3)”は“近日点”距離がわずか80万キロでした。
でも、大方の予想に反して太陽の向こう側から生還しているんですねー
なので、“アイソン彗星”も生き残ることができれば、12月には“へび座(頭)”の位置で、見事な大彗星として日本の夜明け前の空にあらわれることが期待できます。
来年期待の彗星“バンスターズ”も、3月9日に近日点を通過します。
4月には日本でも目にするチャンスがあるんですねー
2013年はこの2つの彗星に注目ですねー