いま国際宇宙ステーションでは、
宇宙空間で膨らませて利用する仮説居住モジュールの運用試験が、
始まろうとしています。
その運用試験で最初に行われるのが、
モジュールを完全な大きさにまで膨らませる作業。
NASAの発表によると、
26日の試みでは、モジュールが完全に膨らまず試験を中止…
でも28日には、完全な大きさにまで膨らませることに成功したそうです。
収縮可能な居住空間
このモジュールの名前はビゲロー拡張可能活動モジュール。
今後数十年以内に月や火星での利用も視野に入れた、
拡張可能な居住空間を試験する実験の一部になります。
NASAのジェフ・ウィリアムス飛行士が、
26日の午前にヒューストン管制センターと連携して、
モジュールを膨らませる作業を担当。
でも、開始から数時間が経過しても、
モジュールは、ほとんど膨らまず…
モジュールは完全に膨らむと、
全長4メートル、幅3.23メートルに達するのですが、
この日、モジュールが膨らんだのは数センチだったので、
そのまま作業は中止になったそうです。
そして28日、ジェフ・ウィリアムス飛行士は手動弁を使い、
7時間以上かけてステーションからモジュールに送風。
すると、モジュールはゆっくりと170センチまで膨らんだんですねー
その後モジュールは、内部の8つの空気タンクを開け、
ステーション内の気圧に近いレベルまで内部を加圧。
NASAによると、
モジュールから空気が漏れないかどうかを確認する、
一連のテストや準備を行っているそうです。
1週間以内にステーションのトランクウィリティーモジュユールから、
ビゲロー拡張可能活動モジュール内部へ初めて入る予定になっています。
民間宇宙企業のアメリカビゲロー・エアロスペース社が、
NASAと1800万ドル(約20億円)の契約を交わして開発したのが、
ビゲロー拡張可能活動モジュールです。
居住モジュールは楕円形で、宇宙空間での運用試験は今回が初めて。
NASAがこの拡張モジュールを試験しているのは、
もちろん将来の月や火星へのミッションのため。
そう、将来的にはNASAの宇宙飛行士たちが、
この膨らむ仮説居住モジュールを使用するかもしれないんですねー
こちらの記事もどうぞ ⇒ スペースシャトルの後継機は?
宇宙空間で膨らませて利用する仮説居住モジュールの運用試験が、
始まろうとしています。
その運用試験で最初に行われるのが、
モジュールを完全な大きさにまで膨らませる作業。
NASAの発表によると、
26日の試みでは、モジュールが完全に膨らまず試験を中止…
でも28日には、完全な大きさにまで膨らませることに成功したそうです。
収縮可能な居住空間
このモジュールの名前はビゲロー拡張可能活動モジュール。
今後数十年以内に月や火星での利用も視野に入れた、
拡張可能な居住空間を試験する実験の一部になります。
NASAのジェフ・ウィリアムス飛行士が、
26日の午前にヒューストン管制センターと連携して、
モジュールを膨らませる作業を担当。
でも、開始から数時間が経過しても、
モジュールは、ほとんど膨らまず…
26日の試験で膨らまなかったビゲロー拡張可能活動モジュール。 |
モジュールは完全に膨らむと、
全長4メートル、幅3.23メートルに達するのですが、
この日、モジュールが膨らんだのは数センチだったので、
そのまま作業は中止になったそうです。
そして28日、ジェフ・ウィリアムス飛行士は手動弁を使い、
7時間以上かけてステーションからモジュールに送風。
すると、モジュールはゆっくりと170センチまで膨らんだんですねー
国際宇宙ステーションでの試験で膨らんだピゲロー拡張可能活動モジュール。 |
その後モジュールは、内部の8つの空気タンクを開け、
ステーション内の気圧に近いレベルまで内部を加圧。
NASAによると、
モジュールから空気が漏れないかどうかを確認する、
一連のテストや準備を行っているそうです。
1週間以内にステーションのトランクウィリティーモジュユールから、
ビゲロー拡張可能活動モジュール内部へ初めて入る予定になっています。
民間宇宙企業のアメリカビゲロー・エアロスペース社が、
NASAと1800万ドル(約20億円)の契約を交わして開発したのが、
ビゲロー拡張可能活動モジュールです。
居住モジュールは楕円形で、宇宙空間での運用試験は今回が初めて。
NASAがこの拡張モジュールを試験しているのは、
もちろん将来の月や火星へのミッションのため。
そう、将来的にはNASAの宇宙飛行士たちが、
この膨らむ仮説居住モジュールを使用するかもしれないんですねー
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