ノルウェーのオスロ大学の研究チームが、
宇宙と地上の望遠鏡観測データを分析して、太陽表面に超大型の磁気竜巻を発見しました。
この竜巻、非常に高温のプラズマが渦を巻いているんですねー
高さは約2900キロ、時速1万4500キロで回転しているそうです。
太陽の表面で発生する竜巻は2008年に兆候を把握していたのですが、
実際に確認したのは今回が初めてです。
調査した範囲は太陽大気の一部なんですが、
結果から全体を推測すると、常に1万1000個程度の竜巻が発生しているようです。
コロナは太陽の表面よりはるかに温度が高く、何かが熱エネルギーを運んでコロナを加熱しているようです。
太陽の表面から離れていけば温度が下がると思うのですが… 不思議ですよねー
熱の運び屋としては、
絶え間なく太陽から放出される「無数の微小な太陽フレア」と、時速1450キロで太陽の磁力線沿って移動する「アルベーン波」
が候補なのですが、今回この磁気竜巻が加わりました。
研究チームは磁気竜巻の構造を説明するコンピュータモデルを開発。
その結果は、口径1メートルのスウェーデン太陽望遠鏡と、NASAの太陽観測衛星“ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー”による観測データとほぼ一致したんですねー
太陽大気の中で渦を巻く
磁気竜巻の3次元シミュレーション
コンピュータモデルでは、太陽の磁気竜巻は表面付近の高温の粒子が大気中に急上昇し、再び落下するときに発生すると考えられています。
粒子の落下運動により太陽の磁力線に回転が加わり、渦が生れるそうです。
そして乱雑に回転する磁力線は、数千キロも伸びてコロナに到達し、
表面付近の高温プラズマを運び上げます。
超大型の磁気竜巻は約13分にわたって続くそうです。
ただ、現時点ではデータ不足なんですねー
11年の太陽活動の周期で、数や強さがどう変動するのか? など分かっていないこともあります。
最近の観測で巨大竜巻の急増が確認されましたが、2013年5月の極大期が近づいていることが原因かもしれません。
研究チームは現在、さらなる観測データの収集を進めています。
十分なデータ収集まで、コンピュータシミュレーションの結果は太陽系外の調査に活用するそうです。
他の恒星でも磁気竜巻は発生するんですかねー
宇宙と地上の望遠鏡観測データを分析して、太陽表面に超大型の磁気竜巻を発見しました。
この竜巻、非常に高温のプラズマが渦を巻いているんですねー
高さは約2900キロ、時速1万4500キロで回転しているそうです。
太陽の表面で発生する竜巻は2008年に兆候を把握していたのですが、
実際に確認したのは今回が初めてです。
調査した範囲は太陽大気の一部なんですが、
結果から全体を推測すると、常に1万1000個程度の竜巻が発生しているようです。
コロナは太陽の表面よりはるかに温度が高く、何かが熱エネルギーを運んでコロナを加熱しているようです。
太陽の表面から離れていけば温度が下がると思うのですが… 不思議ですよねー
熱の運び屋としては、
絶え間なく太陽から放出される「無数の微小な太陽フレア」と、時速1450キロで太陽の磁力線沿って移動する「アルベーン波」
が候補なのですが、今回この磁気竜巻が加わりました。
研究チームは磁気竜巻の構造を説明するコンピュータモデルを開発。
その結果は、口径1メートルのスウェーデン太陽望遠鏡と、NASAの太陽観測衛星“ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー”による観測データとほぼ一致したんですねー
太陽大気の中で渦を巻く
磁気竜巻の3次元シミュレーション
コンピュータモデルでは、太陽の磁気竜巻は表面付近の高温の粒子が大気中に急上昇し、再び落下するときに発生すると考えられています。
粒子の落下運動により太陽の磁力線に回転が加わり、渦が生れるそうです。
そして乱雑に回転する磁力線は、数千キロも伸びてコロナに到達し、
表面付近の高温プラズマを運び上げます。
超大型の磁気竜巻は約13分にわたって続くそうです。
ただ、現時点ではデータ不足なんですねー
11年の太陽活動の周期で、数や強さがどう変動するのか? など分かっていないこともあります。
最近の観測で巨大竜巻の急増が確認されましたが、2013年5月の極大期が近づいていることが原因かもしれません。
研究チームは現在、さらなる観測データの収集を進めています。
十分なデータ収集まで、コンピュータシミュレーションの結果は太陽系外の調査に活用するそうです。
他の恒星でも磁気竜巻は発生するんですかねー