宇宙のはなしと、ときどきツーリング

モバライダー mobarider

上下逆さまに見るとクリスマスツリーに見えませんか?

2008年12月23日 | 宇宙 space
チリにあるヨーロッパ南天天文台のパラナル天文台が捉えた星団。約20個の恒星と、100個以上の星が大きく分散している星団で、その形から“Christmas Tree Cluster(クリスマスツリー星団)”と呼ばれています。かなり大きな星団で、地球からの距離は2600光年。周りを暗い星雲物質に取り囲まれていて、青い部分は中心部にある星によって照らし出された星雲ガスの濃い凝縮部分です。かなり遠くにある大きなクリスマスツリーですが、赤やピンクに見えるイルミネーションは、多くの星が誕生している“星のゆりかご”でもあります。なんか神秘的な“もみの木”ですよね (^^




“wall-e” ウォーリー見てきました。

2008年12月15日 | book gadget goods etc
今年最後になる映画にふさわしい出来でした (^^個人的にはピクサーより、ドリームワークスの方が好みなんですがねーウォーリーは気に入っちゃいました (^^ゴミ掃除をするロボット“ウォーリー”のキャラが良いんですよ。ゴミを圧縮するときの仕草や、宝物(ガラクタ?)を集める趣味だとか。なんかロボットらしくないというか、カワイイんですよね。そのウォーリーの夢が手をつなぐこと、そして現れるのが“イヴ”…ここからウォーリーの見せる、健気な愛情がストーリーを盛り上げていきます。消火器をつかったイブとのダンスシーン、自分の身を挺してまで守りたかったもの。そして記憶が戻るラストシーン… ぐっときました。本当に楽しめましたよ。





宇宙で最も暗い星

2008年12月12日 | 宇宙 space
NASAの赤外線天文衛星“スピッツァー”が宇宙で最も光の弱い星を捉えました。
これまで、この星は平凡な褐色矮星だと考えられていたんですねー
でも明るさが、温度から見積もられる数値の2倍もあるんですよ。
どうもおかしい。っということで調べてみると、実際は光の弱い双子の天体だったとか… (^^;
明るさは太陽のおよそ100万分の1しかないそうですよ。
褐色矮星は恒星と惑星の中間の質量を持つ、太陽系には存在しない種類の天体。
褐色矮星の定義は複数存在していますが、一般には木星のおよそ13倍~80倍の質量を持つ天体を褐色矮星とみなしています。
そのような質量の天体では、(恒星と異なり)水素の核融合が起こらず、(惑星と異なり)重水素の核融合が起こります。
一方、質量以外では、重い惑星と軽い褐色矮星は、ほとんど同じ性質を示すと考えられています。
今後スピッツァーが備える超高感度の赤外線技術により、褐色矮星の進化の謎が解き明かされるかもしれませんね。
褐色矮星のイメージ図
褐色矮星のイメージ図


ついに中国からもAndroid携帯が出ます。

2008年12月09日 | ~2010年 モバイル ・PC
KOGANにつづいて中国メーカー“叙ゥ基”からもGoogleのandroid搭載端末“QiGi 6”が出るようです。

“叙ゥ基”は以前からandroid搭載端末を出すのでは?
っと噂のあったメーカー

今回の発表により中国メーカー内では一番乗りとなります。

ストリートビューやyoutubeが中国国内のネット規制により使えないようですが、たぶん中国国外では使えるのでしょうね。




“QiGi 6”はWindows Mobileもサポートするようで、
「ユーザーは端末を換えることなく好きなシステムをインストールして使える」そうです。
これは中国らしいオープンな仕様、日本ではありえないですね (^^;

スペックは、2.8インチ タッチスクリーン、2メガピクセル カメラ、624Mhz動作のCPU、WIFI、GPSなど…
サイズは109 × 58 × 14.9mm



Pinwheel Galaxy (回転花火銀河)

2008年12月06日 | 宇宙 space
NASAのX線観測衛星“チャンドラ”が捉えたM101銀河。
画像が鮮明なのは長時間のX線露出のおかげだそうです。

おおくま座の中にあり、直径は天の川銀河の約2倍の17万光年。

含まれる天体は少なくとも1兆個、太陽と同じような恒星だけでも1千億個存在すると考えられています。

渦巻状の構造からPinwheel Galaxy(回転花火銀河)と呼ばれています。


この銀河が注目されてきたのは、“宇宙の膨張率”、“星形成領域における星団の形成”などの研究のため。
今回はX線画像から、ブラックホールの進化の過程を解明するためだそうです。

M101は以前に強いX線が観測されているので、ブラックホールと何か関係があるのですかねー




ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた最高画質の“M101” →見たとおり回転花火銀河ですね (^^