徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

てくてくしない方のテル

2006-07-26 02:42:25 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
エスパルスニュース8月号が到着。今月のレポートはテル。あまり語らない男だからか、テルの父親のコメントがやけに多い。もしかしたらテルよりもヴォリュームが多いかもしれない。それだけにライターの白瀬まゆ美さんの苦労が伺えるし、これまでのレポートの中でも出来がいいんでないかい。扉の写真も素晴らしいと思う。

99年は鉄人サントス抜きには語れなかった。
現在のエスパルスもテル抜きには語れない。冗談抜きで代表に呼ばれても不思議ではないくらい31歳(8月で32歳)になった伊東輝悦は素晴らしい。
99年以降、エスパルスが下降線を辿っていった原因のひとつにサントスの後継者がいなかったことが挙げられる。テルにサントスを重ね合わせるサポーターも多いことだろう。現在、テルには杉山浩太、枝村匠馬(五輪代表候補)という後継者候補がいる。限界まで現役を続けて、今度こそ彼らに上手くバトンを渡してもらいたいものだと思う。明日の福岡戦でテルは通算350試合出場を達成する。
思えばテルと中田英寿は似ているようで対照的だ。今月号は永久保存版ですな。

水上

2006-07-26 02:11:34 | Works
飯田橋駅近くのお堀にある、東京水上倶楽部CANAL CAFE(カナルカフェ)を取材。中央線や総武線を利用している人ならば誰もが見かけたことがあるだろう有名店なのだけれども、実際に行くのは初めてだ。今年で10周年。意外と新しいスポットなのだ。行ってみてわかったのは、その広さ。デッキサイドを含めると300人以上は座れるようだ。さすがにお値段はそれなりなのだけれども、かなり利便性が高いことを知って、とても気に入った。ここは使えるですよ。
そしてもうひとつ、世の中どんな趣味趣向・思想をお持ちの方がいるのかわからないので、ここには書かないけれども、個人的にとても嬉しく心強く思ったことがある。「オープンエアーのカフェっていいよなあ、ここ千代田区?」……というようなことで、わかる人にはわかるだろうか。
残念ながら神宮の花火大会は見えないそうだけれども、お堀の桜は、それはきれいなのだという。

WATER UNDER THE BRIDGE/本田竹広『BOOGIE-BOGA-BOO』

2006-07-26 00:43:26 | Music
ようやく本田竹広(竹曠)さんの『BOOGIE-BOGA-BOO』を入手。全編フェンダーローズでファンキーだけれども、どこを切ってもメロディアス。本田さんのコンポーザーとしての力量が存分に発揮されている好盤だ。というか、まずTHE PUREのラストライブでハーピストの今出宏が、それはそれは感動的に吹いた「WATER UNDER THE BRIDGE」のスタジオヴァージョンを聴きたかったのです。やっぱりこれは良いです。

静と動/ハシケン『青い月』『LIVE~the best of best~』

2006-07-26 00:33:29 | Music
ハシケンさんから新しいアルバム『青い月』とライブアルバム『LIVE~the best of best~』が届く。パーカッションにホーン隊にペダルスチールギター、ヴァイオリンまで入ったフルバンドは熱く、アコースティックなセットも感動的だ。レビューとしてはこういう振幅の激しい人を表現する時に“静と動”という表現を使ってお茶を濁してしまいがちなのだけれども、この人の場合は“動と、もっと動”と言った感じで、ひたすらエモーショナルだ。ライブのタイトルが「the best of best」という「四の五の言わずに俺の歌を聴け!」というくらいの勢いのタイトルなので、聴かなきゃ損です。
8月2日は渋谷のDUO music exchange、フルバンドでレコ発ライブ。

明日は、ライブアルバムにも収録されているけれども、ハシケンさんとも共演したジャズピアニストの板橋文夫さんを取材。