日本平でナビスコカップ予選第2節マリノス戦。
シーチケのご近所さんは相手チームや審判よりも、自分のチームの批判がすぐ口に出てしまうという、保守的な人間によくありがちなタイプのおじさんなのだが、この人はいつも疲れた帽子を被っている。清水の選手がミスをすると、チッと舌打ちし、帽子を掴んで叩きつけるでもなく、一言どうでもいい罵声を吐き、また帽子を被る。
このおじさんにとって帽子は意志表示の道具なのだ。まるでダチョウ倶楽部の竜ちゃんのように。
今日のゲームでは前半はよく耐えていたようだったが、この動作が後半によく見られた。
まあ気持ちはわからないでもない。
またしても序盤は悪くなく、前半のうちに先制し「さすがに解任秒読みの早野マリノスには勝てるか」と思ったものの、あっという間に逆転され、終盤何とか追いついたものの2-2のドローで終わってしまった。これでここ3戦は2敗1引き分け。後半は健太も立ちっ放しで、その様子を見ているだけで結果が出ない苛立ちを感じる。
31日の大宮戦こそは結果が求められる一戦になる。
ただ90分間、途切れることなくひとつのチャントを歌い続けたマリノスゴール裏は状況が状況だけにちょっと感動的ですらあった。ひとつのチャントを歌い続けることを批判する人もいるかもしれないけれども、意志表示というのはそういうもので、そうすることでしか伝わらない「意志」というものもある。
帽子を脱ぐという意志表示は、やはりどう贔屓目に見ても何の力にもならないようだ。
シーチケのご近所さんは相手チームや審判よりも、自分のチームの批判がすぐ口に出てしまうという、保守的な人間によくありがちなタイプのおじさんなのだが、この人はいつも疲れた帽子を被っている。清水の選手がミスをすると、チッと舌打ちし、帽子を掴んで叩きつけるでもなく、一言どうでもいい罵声を吐き、また帽子を被る。
このおじさんにとって帽子は意志表示の道具なのだ。まるでダチョウ倶楽部の竜ちゃんのように。
今日のゲームでは前半はよく耐えていたようだったが、この動作が後半によく見られた。
まあ気持ちはわからないでもない。
またしても序盤は悪くなく、前半のうちに先制し「さすがに解任秒読みの早野マリノスには勝てるか」と思ったものの、あっという間に逆転され、終盤何とか追いついたものの2-2のドローで終わってしまった。これでここ3戦は2敗1引き分け。後半は健太も立ちっ放しで、その様子を見ているだけで結果が出ない苛立ちを感じる。
31日の大宮戦こそは結果が求められる一戦になる。
ただ90分間、途切れることなくひとつのチャントを歌い続けたマリノスゴール裏は状況が状況だけにちょっと感動的ですらあった。ひとつのチャントを歌い続けることを批判する人もいるかもしれないけれども、意志表示というのはそういうもので、そうすることでしか伝わらない「意志」というものもある。
帽子を脱ぐという意志表示は、やはりどう贔屓目に見ても何の力にもならないようだ。