徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

はい、全く/ナビスコカップ準々決勝第1戦 浦和戦

2009-07-16 20:49:07 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
埼スタでナビスコカップ準々決勝第1戦「浦和対清水」
アウエイで相手をリスペクトしすぎてしまった感が強い前半。ガンバ戦圧勝を受けてウィニング・チーム・ネバー・チェンジはある程度仕方がないにしてもパウロ、イチのマッチアップは相手のスピードと勢いに気圧されてかなり自由にやられた。健太もレッズのスカウティングを認めているように右サイドが狙われていたのは間違いないところ。
というかですね、エジ、高原や闘莉王あたりをリスペクト(警戒)するのは当たり前だとして、エコパで散々好きなようにやられた若いのまで同じように対応してどうすんのよ。去年までのレッズならともかく、今のレッズは果敢なチャレンジャーであって、疲れたチャンピオンでも何でもないんだよ? そんな認識のねじれが奇妙なリスペクトとギャップを生む。あれが本当にPKなのかどうかは置いておいて、実にバカバカしいPKであった。
とはいえ埼スタで連発となったエダの背中越しのボレーは美しかったし、清水のゴールをこじ開けるにはミドルしかない局面できっちり狙い通りのシュートを打ってきた闘莉王からエジのゴールの力強さもさすがだった。

Q今の話に重なるんですがね、前半は完全にもう……ホーム&アウェイで2試合で勝負だと、あれはもう長谷川健太監督はですね、ああいう風に選手に指示したに違いないと誰もが思ったと思うんだけども、あれが自然発生的だったとしたら何が……で全然それでリカバーできなかったでしょ?中盤。枝村とかね、リーダーシップ持ってるやつが、これじゃマズイからもっと前にとか、外側全然使ってなかったじゃないですか。カウンターのチャンスなのに外使えないとこれは致命的なんだけども、そういう風なことは何かやっぱり背景には、これはもう絶対0ー0で行くぞっていうようなことがあったんじゃないかってやっぱそれは想像するんだけど、やっぱ違うんですか?
健太「はい、全く」(キッパリ)
Sの極み 7月15日付より)

1-2というスコアも、健太に喝を入れられた後半の出来を見る限り内容的にもまったく悲観的になる必要はなし。“若い”レッズは日本平で返り討ちにする。
第二戦は2週間後の29日にアウスタ……の前に、18日土曜日、アウスタで大一番の鹿島戦。