味スタでナビスコカップ準決勝第二戦、
東京対清水。
2時間前にスタジアムに着くと、アウエイ入場口には長蛇の列。何だかよくわからないがキックオフの1時間30分前に開門だと言う。去年のナビスコカップ決勝を思い出すような光景。何とか勝てるんじゃないかというような淡い期待。
実に嫌な予感がした。
第一戦後に健太は「疲労のピーク」と言っていたわけだが、そのわずか3日後に「疲労のピーク」が抜けるわけがなく、やはりこの日も動きの重さが気になった。
そして早い時間に平山らしい、見事なヘディングで先制される。こういう展開になると苦しい。1点取れば展開は大きく変わるとゴール裏の誰もが思っただろうが、焦燥感からか細かいミスが目立つようになり、ゴール前でも慎重になりすぎた。
戦術的な理由で
永井が前半終了間際に交代、後半に入ってアオが相手選手と交錯して負傷交代(右膝前十字靱帯損傷等の疑い)と、踏んだり蹴ったりの展開で時間だけがただ過ぎていく。今季はすでに東京とはウンザリするほど対戦してきたわけだが、たいがい出来の悪い審判がのこのこやって来て、文字通り荒れるゲームになる。第一戦では岩下がハメられて、第二戦では青山が壊された。
だが、愚痴はここまで。
リーグはまだいろんな可能性を残している。このショッキングな敗戦を糧にして、いかに切り替えていけるか。これまでも敗戦から学んできたチームなのだから、彼らにできないことはない。喪失感は大きいが、もっとでかいタイトルを狙いにいこう。
宏介「まず目標を失わないことっていうか、やっぱり目標はタイトル取ることだし、全員が同じ気持ちを持って日々の練習からそれに向かって取り組むことが大事だと思います……下向かないで」(
Sの極み 9月6日付)
笹塚で斎藤君と酒。始発で帰る。