アウスタで清水対神戸。13時キックオフということで、まだ暑いっす。
確か記憶では健太は「打ち合いになる」とコメントしていたように思うが、やはり予想通りの肉弾戦。ゲームはなかなか動かない。
しかし後半10分、キムナミル(金南一)の退場で、状況としてはいつ先制点を奪うかという展開になった。10人になった神戸はゴール前に2つのラインで強固なディフェンスを敷く。これがなかなか崩せない。こうなると最終兵器はミドルシュートかセットプレイ……ということで、淳吾のCKからGKの弾いたボールを引いていたイチが叩き込むという、これしかない流れから先制した。対神戸戦というのは、どこまで行っても先制点勝負なので、ゴールの瞬間、残り時間が10分以上あるにもかかわらず「勝ったあああああああああああああああああァ!」と叫んだのは言うまでもない。マジです。
ついに単独2位、鹿島との勝ち点差1ポイント。
そして残りゲームは7。
大宮、山形、そして神戸と、対堅守速攻3連戦を3連勝で凌いだ清水。
スカパー!の解説で山野さんも言っていたけれども、この3戦“苦しみながら”も連勝してきた経験はプレッシャー、もしくは過信を持たずに広島戦に向かえる良いステップだったんじゃないかと思える。
神戸戦も、意外にも観ていて胃が痛くなるようなことはなかった。アウスタ=日本平の力を再認識することができたし、プレーヤーも多少の硬さはあったものの、幻想を持たずに自分たちの闘い方が出来ているってのが素晴らしい。まあ、イチが言うようにこれから一戦一戦、ゲームの重みが増してくることも間違いないだろうけれども。
それにしてもこの週末は、いい週末だった。
次は来週10月3日、再びアウスタで広島戦。
大一番には違いないのだけれども、これからの7戦はすべて大一番なのであります。
駅南酒場で祝杯をあげてから帰京。
今年の残り三ヶ月はいろんな意味で激動になりそうだな…。