健太「ホントに今この流れというところが結果にそのまま結び付いてしまったような感じだという風に思ってます。(中略)『何とか気持ちを見せて頑張れ』という声援を送ってくれて、やっぱそういう気持ちに応えるためにですね、我々もやってるんですが、なかなかそのサポーターの気持ちに応えられずにですね、ズルズルとここまで来てしまった現状ではあるという風に思ってます。」
(Sの極み 11月29日付)
中澤佑二「オグ(小椋)と(栗原)勇蔵の(中略)ゴールも、年に1回あるかないかのすごいシュートだった(笑)。チームとしての形から生まれたゴールではない」
(J'sGOA 11月29日付)
山瀬功治「オグのゴール? やっている選手としては、とりあえず決まれば何でもいいです」
(横浜マリノス公式 11月29日付)
日産スタジアムで横浜マリノス対清水。
昨日の“つぶやき”にも書いたけれども、どう考えてもマリノスのラッキーゴールというよりも清水のアンラッキーゴール。この期に及んで、とてつもないアンラッキー力。内容で圧倒していたのは明らかなのだから、これではもうどうしようもない。
これまでも幾度とあった苦難のときに何をしたか、するべきなのか、思い出して欲しい。
シュートを打つこと。
打たなきゃ何にも始まらないし、何にも変わりゃしないぜ。
ゲーム終了後、ブーイングもないし、拍手もほとんどない前節とほとんど変わらないゴール裏。コールリーダーは意図的に最後のリバイブを封印したのかもしれないけれども、こういうときにゴール裏を表現するチャントが、それか野次を飛ばすかしかないのがエスパルスの難しいところだね。
野次を飛ばすか歌うか、このふたつにひとつなら、それしかないなら歌うしかねえだろうな、と思う。
サポーターのやることなんて、それを歌い続けることしかねえだろう、と思う。
苦笑いしながら帰り支度するよりも、野次るよりも、そっちの方が格好いいと思うよ。
まあ、確かにゲームが終わったあとはしばらく愕然とした。
ちょっと、チーム自体に充分に手応えのある、復調気配があっただけに連敗地獄というアンラッキー力を呪わざるを得ないのだけどね。
イベントでマリノス、ゴール裏に今季で解任される木村浩吉監督への熱い弾幕が掲げられた。
<木村浩吉一生トリコロール>。
この期に及んで健太の去就が取り沙汰されないのは、わざわざ弾幕を出さなくても彼自身が<一生オレンジ>を背負っていることの証明だ。それは清水、静岡という場所の持つ幸福であり、宿命である。
木村浩吉「……またどこかで(笑)」
(Sの極み 11月29日付)
まあ天皇杯でリバイブしていこうよ。
あと一ヶ月、楽しめるぜ。
次はいよいよリーグ最終戦、土曜日にアウスタで名古屋戦。
天皇杯に向けて、マリノス戦のように(結果は別として)手応えを感じさせる戦いを見せて欲しい。