代官山UNITでSIONアコースティックLive 2009~SION with Bun Matsuda~最終日。
「水のなかにいるようだ」で始まったライブ、序盤はブルーズ風味だった文さんのギターも次第にエレジーへ変わっていく。
2009年がSIONにとってどんな年だったのか。ブルーズになり切っていないのはまだそれが生々しくSIONに残っているからだろう。
「鬼は外」で<彼女は何にも悪くない>と歌いながらブロウしたアンプリファイドハープは完全に泣いていた。それも胸が締め付けられるような号泣という感じだ。
そして夏の野音で最後に流れた「金色のライオン」では本当に泣きながら歌うSION。
去年、今年と彼のもとを去っていった何人かの人たちへのレクイエムの一夜。とても個人的で、とても特別なライブになったと思う。酒飲みのアニキのいつもながらの歳末ライブというよりも、ひとりのミュージシャンの生々しいドキュメントだった。
恵比寿駅前で煙草を吸いながら、SIONの最後の言葉を思いだしつつ、宝くじ売り場の赤い看板をぼんやり見ていたら、ものすごく年末という気分になった。
吉祥寺で一彦のギターも聴きたかったなあ…。
「水のなかにいるようだ」で始まったライブ、序盤はブルーズ風味だった文さんのギターも次第にエレジーへ変わっていく。
2009年がSIONにとってどんな年だったのか。ブルーズになり切っていないのはまだそれが生々しくSIONに残っているからだろう。
「鬼は外」で<彼女は何にも悪くない>と歌いながらブロウしたアンプリファイドハープは完全に泣いていた。それも胸が締め付けられるような号泣という感じだ。
そして夏の野音で最後に流れた「金色のライオン」では本当に泣きながら歌うSION。
去年、今年と彼のもとを去っていった何人かの人たちへのレクイエムの一夜。とても個人的で、とても特別なライブになったと思う。酒飲みのアニキのいつもながらの歳末ライブというよりも、ひとりのミュージシャンの生々しいドキュメントだった。
恵比寿駅前で煙草を吸いながら、SIONの最後の言葉を思いだしつつ、宝くじ売り場の赤い看板をぼんやり見ていたら、ものすごく年末という気分になった。
吉祥寺で一彦のギターも聴きたかったなあ…。