徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

「主権回復の日」の主権の在り処/米軍横田基地空域図

2013-04-30 03:42:34 | News Map

■米軍横田基地の空域
<サンフランシスコ条約が発効した4月28日は、安倍政権が定めた「主権回復の日」であると同時に日米安全保障条約(旧)が発効し、米軍の駐留が正式に認められた日でもある。(中略)上空を自由に使う目的で米軍が設定した横田ラプコン(空域)は民間航空機にとっての障害物だ。広大な空域が一都八県の上空に広がり、羽田空港から西日本や韓国へ向かう民間機は横田空域を飛び越える飛行を余儀なくされる。航空路が過密になり、航空機同士が異常接近するニアミスも起きている。首都に主権が及ばない米軍基地と米軍が管理する空域が広がる日本は、まともな国といえるだろうか。(中略)日本防衛という名分のもと、米軍の「やりたい放題」はとめどなく広がっている。>
(東京新聞2013年4月29日付 不平等な日米地位協定「主権」米軍意のまま/空域拡大、娯楽でも高速無料/騒音、深夜飛行やまず)

将来の目標、60チーム/サッカーJ3候補地図

2013-04-30 03:35:17 | News Map

■主なJ3候補マップ
<Jリーグは2008年に、「各都道府県に2つずつ全国に100クラブ」を将来の目標に設定した。関係者によると、現在のJ1(18)、J2(22)の40チームに、J3を60チーム加えて100チームにするオプランがあるという。J3の初年度は10か12チームで始め、その後、時間をかけてチーム数を増やしていく予定だ。>
(東京新聞2013年4月29日付 ニュースがわかるAtoZ サッカーJ3新設/狙いは?裾野拡大の切り札/課題は?クラブ運営の支援)

4月の「YESの革命」

2013-04-30 02:51:51 | News


日曜日は渋谷・原宿で行われたTokyo Rainbow Prideにちと参加。まあ参加というか、思いっきり出遅れてしまったので、原宿駅前の陸橋の上からパトリックのプラカードを掲げただけなんですが(パレード参加には申し込みが必要なのだ…)。
イベント、パレードのコンセプトはこんな感じ。

<プライドパレードはレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー(LGBT)をはじめとするセクシュアルマイノリティーの存在をアピールし、その文化を祝うお祭りです。セクシュアリティーに関わらず、イベント趣旨に賛同する方は誰でも参加できます。2012年の初めての東京レインボープライドは4500人以上の参加者を集めて開催され、2016年までにアジアで最大規模のプライドパレードとなることを目標にしています。>

「セクシャルマイノリティ」の中心に、全方位にマルチなテーマを扱うイベントであり、祝祭性の強いパレードである。
普段参加しているのがシングルイシューの抗議やデモなので叩きつけるような「NO」には慣れているし、自分の性分としてはそちらの方が向いていると思うのだけれどもw…これもまたタイジが提唱する「YESの革命」の流れにあるものなんだろうなあ。ソーラー武道館も参加すれば良かったのに、と思った。
天気も最高に良かったし。

主催者さんは勿論混乱は望んでいないんだろうけれども、もっと沿道からの参加者が増えれば祝祭感が拡がると思うんだけどな。
あれほど沿道から応援やポジティブな反応があるのならば、その方が美しいし、楽しいと思うのだ。


誰一人逃げることなく/第8節 浦和戦

2013-04-30 00:40:44 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14


アフシン「我々にはJリーグでの経験が浅い選手が多い。これだけ脅威があり、素晴らしいスタジアムで試合することもあまりない。前半はそういった心理的な問題もあったのだろう。(中略)スタジアムの雰囲気に飲まれてしまったのかも知れない。だから、彼らを励まし、勇気を与え、自信を持たせて後半に送り出した。それが勝利の鍵となると思っていた」(エスパルス公式 4月27日付

土曜日は埼スタで浦和戦
ゴール裏上段は声を出す人も少なく、コールやチャントよりも野次の方が声が出ているような有様だったが、それでも声を上げなきゃ始まらない。しかし埼スタのビジターゴール裏の構造上の問題なのか、ここほどコールリーダーのリードやサンバ隊、ドラムが聞こえづらいゴール裏もない。火曜日のナビ大宮戦では少数ながらかなりハイテンションなサポートができていたと思っていただけにゲーム内容同様、粘り強く声を上げ続けるしかなかった。
それでも後半、そしてバレーの先制ゴール以降はゴール裏全体がスパークした。
打ち合いが楽しいのは確かだが、ウノゼロこそゴール裏の醍醐味だと思うんだな、やっぱり。

レポートでは「圧倒的に攻め込んだ」とも書かれるし、レッズのプレーヤーからは「あの一本」を連呼されているわけだが、それは本当だろうか。数字上は確かにそう言えなくもないだろう。シュート数は12対3だし、ポゼッションも清水は30%台でしかない。しかしゲームプランという意味では「圧倒的に攻め込まれ」ようが「あの一本」と揶揄されようが、清水にはまったく「ブレ」がなかったと言わざるを得ない。所謂「戦術バレー」であったり、単純に「引きこもり」と言われるような類の戦い方ではなかったのは確かだったと思う。レッズも我慢だったかもしれないが、エスパルスだってまだまだ本調子でない中で粘り強く戦っていた。
それでも、レッズの圧倒的なホームゲームで、あの3月の戦いを乗り越えて、「ここ」まで辿り着いたのだからオレたちは胸を張って帰ればいいのである。
3月30日にどん底まで落ちたチームが「逃げることなく」4月は結果的に負けなしで終わることができた。本当に、それだけでも胸熱である。
次節は今週末、5月3日にアイスタで新潟戦。

浩太「3月の苦しい時期に誰一人として逃げることなく、みんなで信じてやろうと誓った結果だと思う。(中略)この結果に甘えずにやっていきたし、5月も気を緩めることなくやっていきたい」(エスパルス公式 4月27日付




さてゲーム終了後にまた“事件”が起こった。
今回はコア衆が4時間以上に渡ってレッズサポーターに出口を封鎖され"軟禁状態"になってしまったという。勿論オレがまだゴール裏にいた時点でもレッズの若い衆が煽りに来ていて、不穏な雰囲気があったのは事実。ネット上にはいくつかの“原因”が挙げられているが、それは所詮は後付の屁理屈というもので、昨年のエコパでの一件などを考えれば要するに遺恨、私怨の類としか言えないものだろう。
煽り合いはサポーターの習い性である。それはそれで仕方がないもので止めることなどできないと思うのだが、一線を越えてしまったときにクラブや協会はどう対応するのか。
遺恨(私怨)の連鎖はヒルズボロへと繋がっている。それはあながち大げさなことではないと思うのだ。

このゲームは山田暢久の20周年記念ゲームだった。キックオフ前の選手紹介で彼の名前が告げられたとき、オレはブーイングよりも拍手をした。周囲の人たちも同調して拍手していた。
遺恨は遺恨として、そういうスタンスは大事にしたい。
ゲームの遺恨はゲームで、サポートの遺恨はサポートで返すしかないんだよ。