ももすけの日記

化粧水のほのとかをりて初化粧
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

目が見えない不自由

2004年12月08日 01時34分00秒 | 日記
ぼくのおかあさんは小さい時から近視が強くて、目が見えなくなったらどうしようという不安を持っていました。

朗読のボランティアを続けているのも、声がきれいだとか、声を出して本を読むのが好きだとかいった理由からでは決してありません。

ただ、自分がもしそうなったらつらいだろうなぁということだけはよく想像できるからでした。

コンタクトレンズで矯正できるので、ちゃんと車の運転もできますが、裸眼だと新聞の字なんか10cmくらいに近づけないと見えないのです。

二,三日前から左目が痛くて、昨日眼科で診てもらうと角膜に傷がついているから、しばらくは眼鏡を使用したほうがよい、と目薬をもらいました。

コンタクトレンズで角膜の傷がついたことは何度も経験済みなので、すぐ治るだろうと思っていました。

でも、まだ治りません*(涙)*
その数日前にほっぺのおでき(にきびではない*(ウインク)*)を爪でつぶしてそのままにしてたら化膿してきたので、あわててマイシンを塗ったら一日で治ったのに。

でも、きょうはどうしても山に登りたくなって行って来たんだよ。

標高はそれほど高くないんだけど、”自衛隊コース”と言われるほどきついの。
時々は危ういところで眼鏡をかけたけれど、登りはほとんで眼鏡なしで。

一歩、一歩踏みしめて、時々は景色も見ながら、それがとてもきれいなんだ。

いつもとは違う景色を見ているようなんだよ。
階段状の急な登りは最初は不安だったけど、息を整えて頑張りました。

尾根まで来ると右手に大和盆地、畝傍・耳成・香具山、左手には河内平野が広がっていて、空は真っ青だし、杉木立から漏れる冬の日差しはやさしいし、とても幸せな気分になりました*(ハート)*

ぼくのおかあさんは、ほんとはしんどいことが嫌いなんだよ。
でも、なんでだろう、どうしても行きたいと思ったんだ。こんな目の見えないときにね*(びっくり2)*

でも、目に見えない何かを見つけたような気がするんだ。
いつもは、何を見ていたんだろう、って。

山はやさしく眠っていました~とさ*(山)*