ももすけの日記

化粧水のほのとかをりて初化粧
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

清めの塩

2004年12月18日 23時21分00秒 | 日記
お葬式に行くと会葬御礼の品といっしょに塩の小袋が入っている。
そういえば、最近、気にもとめなくなったのはそれが無くなってきているからかもしれないね。

<仏教では死を穢れとうけとめることはありません。「死もまた我等なり」生死するいのちを精いっぱい生きていく事こそ人間としての生き方であると示しています>

明治に生きた清沢満之という仏教学者、といっていいのかな、僧侶であり先生でもあった人だそう。

最近になって、死を問い直し清めの塩の廃止に仏教会が取り組み始めたそうです。

この方のことははじめて今朝の新聞の記事で知ったのだけれど、ぼくも前から「塩」のことは疑問に思っていたんだ。
第一、清めの塩を使ったことはない。

その清沢さんは若くして病気で死と向き合っておられ、30代終で亡くなっているそうです。
今ぼくは生死に関わる病気でもないけれど、やはり、いつも「死」のことは頭にあるんだ。

年のせいかもしれないね。
ところで、飲み屋さんの塩は今でもあるのかしら*(はてな)*